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看護師の「安定」にしがみついて、失っていたもの

看護師は、よく「安定した仕事」と言われます。

資格がある。
全国どこでも働ける。
大きく仕事に困ることも少ない。

実際、看護師という資格はかなり強いと思います。

だからこそ、

「辞めるのはもったいない」
「せっかく資格を取ったんだから」
「今より条件が悪くなったらどうしよう」

と考えて、今の職場から動けなくなる人もいます。

でも、安定を守ることばかり考えているうちに、別のものを失っていることもあります。

安定しているのに、毎日がしんどい


給料は毎月入る。

ボーナスもある。

仕事がなくなる心配も少ない。

それでも、

朝起きると仕事に行きたくない。
休みの日も仕事のことを考える。
帰宅すると何もする気が起きない。

そんな状態で働いている人もいます。

外から見れば安定しています。

でも本人の生活まで安定しているとは限りません。

収入は安定していても、気持ちはずっと不安定。

そんな働き方もあります。

「辞めないこと」が目的になってしまう


つらい職場でも長く働いていると、

「ここを辞めたら逃げになる」
「もう少し頑張れば何とかなる」
「転職して失敗する方が怖い」

と考えるようになります。

もちろん、勢いだけで辞める必要はありません。

ただ、本当は今の働き方を変えたいのに、辞めない理由ばかり探している状態なら、一度立ち止まって考えてもいいと思います。

その職場に残ることは、本当に自分が選んでいることなのか。

それとも、変化が怖くて動けないだけなのか。

似ているようで、かなり違います。

失っていたのは、お金では買えないものかもしれない


安定を優先することで失うものは、人によって違います。

家族との時間。

友人と会う余裕。

趣味を楽しむ気力。

新しいことを始める体力。

仕事以外の自分。

看護師として働くことに生活の大部分を使いすぎて、

「自分は何が好きだったんだろう」

と分からなくなることもあります。

年収が少し高くても、毎日疲れ切っている。

反対に、収入が少し下がっても、生活に余裕ができる。

どちらが正解かは人によって違います。

ただ、給与明細には載らないものにも価値はあります。

看護師の資格があるからこそ、動ける


皮肉なことですが、

「看護師は安定しているから辞められない」

ではなく、

看護師は資格があるからこそ、比較的動きやすい仕事でもあります。

病棟だけが看護師の働く場所ではありません。

クリニック、訪問看護、美容、健診、企業など、働き方はいくつもあります。

今の職場を辞めることは、看護師を辞めることではありません。

自分に合わない場所から移動するだけです。

一度選んだ働き方を、一生続ける必要もありません。

本当の安定は、動かないことではない


以前の僕は、安定という言葉を、

「同じ場所に居続けること」

に近いものだと思っていました。

でも今は少し違います。

環境が変わっても働けること。

合わなければ別の選択肢を探せること。

自分で生活を立て直せること。

そういう力も、安定の一つだと思います。

今の職場に残ることが悪いわけではありません。

ただ、

「安定しているから」

という理由だけで、自分の時間や気持ちを削り続けているなら、その安定は本当に守る価値があるのか。

一度考えてみてもいいと思います。

失うのが怖くて動けない間にも、少しずつ失っているものはある。

だからこそ、守りたいものが何なのかは、自分で決める必要があります。

看護師転職の流れやコツが気になる方は、私のブログで詳しく説明しています。

看護師の転職方法と求人探しの流れ|失敗しないための準備を解説

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