【不登校】こころを深掘りする前に、周りを固めよ
あなたと共にうたいたい。
元高校教師(国語)の
枝瀬 泰です🐙
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教育は
自分が変わらないと
他人を変えることなんてできない。
=「主体変容」
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親として、子どもに何をすればいいのかがわかります。
読んでいくうちに、
常識や固定観念にしばられない見方、
考え方が身について、
こころも身体も軽くなりますよ(˶˙๏˙˶)♡
渋谷駅周辺の変貌ぶり
昨日、
noteのオフ会に
参加してきました。
場所は、
東京の渋谷。
いずれオフ会の様子も
書きたいと思いつつ、
印象的だったのは渋谷の街の変貌ぶり。
渋谷の街は、
20年前の私が、学生だった頃とは
まるで別世界で、
2000年代初頭の雑多で
カオスな雰囲気はどこへやら、
近代的なビル群が立ち並び、
まるで未来都市のようでした。
それもそのはず、
2012年の渋谷ヒカリエ開業を皮切りに、
渋谷ストリーム(2018年)、
渋谷スクランブルスクエア(2019年)、
桜丘再開発(2023年)と、
次々に新しいランドマークが誕生。
そして、
2034年のハチ公広場再整備完了まで続く
100年に一度の、
長大なプロジェクトの真っ只中なんですね。
不安定な地盤
渋谷駅周辺の地形は、独特です。
タモリさんが上京したばかりの頃、
「地下」鉄銀座線が「地上」を走っているのを見て
「東京は地下鉄が地上にある!」と
驚いたエピソードは有名で、
渋谷川が刻んだ谷底低地に位置し、
宮益坂、道玄坂、桜丘といった坂に囲まれた、
すり鉢のような地形。
この谷底は、地下水位が高く、
土壌が軟弱な場合が多いそうです。
たとえば、
地下鉄副都心線の建設時には、
掘削中に地下水が大量に湧き出し、
工事が難航したのだとか。
高層ビルを建てるにしても、
地下を掘るにしても、
地盤が不安定だとリスクが伴います。
地盤沈下や崩壊を防ぐためには、
事前の地盤調査と補強が欠かせません。
それを怠れば、
建物は傾き、
周辺の地盤が崩壊しかねない。
だから、
渋谷の再開発にあたっては、
地盤を固めることは、
必須の「仕込み」なんですね。
周りを固める
この「周りを固める」という考え方は、
不登校のお子さんを支える親御さんにとっても、
非常に重要な視点です。
お子さんの「こころ」を
深掘りしようとする前には、
まず、その土台を
しっかりと固める必要があるからです。
不登校に悩むお子さんの多くは、
自己肯定感が低下している状態にあります。
「自分はダメだ」
「こんな自分は受け入れられない」という
強い思い込みが、
心の奥深くに
根付いていることが
少なくありません。
そんな状態で、
いきなり
「本当はどう思ってるの?」
「なぜ学校に行けないの?」と
核心に迫ろうとすると、
かえって心の地盤を崩してしまう
リスクがあります。
軟弱な地盤に
無理やりビルを建てようとしたり、
深く掘り進めたりすれば、
建物が傾き、
周辺も巻き込んで崩壊するのと
原理は一緒。
心の地盤が不安定なまま深掘りすると、
お子さんの自己肯定感はさらに傷つき、
親御さん自身も
共倒れしてしまうかもしれません。
この人なら大丈夫!という信頼感
では、どうすればいいのか。
まずは「地盤を固める」ことから始めましょう。
具体的には、
お子さんとの間に信頼関係を築き、
揺るぎない自己肯定感を育むことです。
お子さんが
「何を話しても大丈夫」
「決して私のことを否定しない」と
心から感じられる関係性を作ることが、
最初のステップです。
たとえば、
日常の小さな会話から始めましょう。
「今日、どんな気分?」
「何か面白いことあった?」と
軽い話題で対話を重ね、
否定や批判を避ける。
学校の話題を無理に持ち出さず、
お子さんが好きなゲームやアニメ、
趣味の話に耳を傾ける。
こうした積み重ねが、
信頼の土台を少しずつ固めていきます。
私も、親御さんに
「否定しない会話を意識してください」と
お伝えすることがあります。
たとえば、
「宿題やってないの?」と言う代わりに、
「最近、どんなことにハマってる?」と聞く。
これだけで、
お子さんの心の警戒レベルが下がります。
自己肯定感を育むには、
「そのままのあなたでいい」というメッセージを、
言葉と態度で伝え続けることが重要です。
たとえば、
お子さんが「自分、勉強できないからダメだ」と
ポロッと言ったとき、
「そんなことないよ、
〇〇は絵を描くのが上手だよね」と
具体的に褒める。
あるいは、
「ダメだと思う気持ちも、
ちゃんと話してくれるから嬉しい」と、
気持ちを口に出したことを認める。
このプロセスは、時間がかかります。
心の地盤は、一朝一夕では固まりません。
焦って深掘りしようとすると、
地下水のように感情が溢れ出し、
収拾がつかなくなることもあります。
実際、私が支援したある親子では、
お母さんが「学校に行かない理由を教えて!」と
詰め寄った結果、
お子さんが部屋に閉じこもってしまったケースがありました。
そこから半年、
ゆっくり信頼を築き直し、
お子さんが
「実は数学の授業の時間に嫌なことがあって…」と
少しずつ本音を話し始めるまで、
根気強く「否定しない時間」を重ねました。
信頼関係という地盤が固まり、
自己肯定感という杭がしっかりと
打ち込まれたとき、
初めてお子さんの「こころ」の
深い部分に踏み込む準備が整います。
たとえば、
「学校に行きたくない理由」を聞くにしても、
「この人は私の話をちゃんと聞いてくれる」と
いう安心感があれば、
お子さんは自分のペースで
本音を話しやすくなります。
この段階では、
親御さんが「聞き役」に徹することが大切。
解決策を急いで提案するのではなく、
「そうか、それはつらかったね」と共感する。
これが、
心の地下を安全に掘り進めるための
「土留め」のような役割を果たします。
逆に、
この順番を間違えると危険です。
心の地盤が弱いまま深掘りすれば、
お子さんの心はさらに不安定になり、
親子関係にも亀裂が入りかねません。
渋谷のビル建設で
地盤補強を怠れば
建物が崩れるように、
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心の支援でも事前準備を怠れば、
親子ともに傷ついてしまいます。
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不登校のお子さんを支えるのは、
簡単なことではありません。
心はナイーブで、
ちょっとした言葉や態度で
大きく揺れ動きます。
だからこそ、まずは地盤調査
——お子さんの今の心の状態を丁寧に見極めること。
そして、地盤補強
——信頼と自己肯定感をじっくり育むこと。
この2つを丁寧に行うことで、
初めて心の深いところに
安全に踏み込むことができるのです。
渋谷の街が、
軟弱な谷底の地盤を固めながら高層ビルを建て、
未来を切り開いてきたように、
親御さんもお子さんの心の地盤を固めながら、
共に未来を築いていくことができます。
焦らず、じっくり、
周りを固めることから始めてみませんか?
その一歩が、
お子さんの心に
新しい可能性を拓くはずです。
今日はここまで。
最後までお読みくださり、
ありがとうございました。
嬉しくてタコ吹いちゃいます(˶˙๏˙˶)♡
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学校も家庭も地域も直面している
「不登校」問題。
ふとした「気づき」の
きっかけになればと思って
書いています。
