教え子が高校生向けサマースクールを立ち上げた話【OAcamp 2026】第1回
「先生、僕たち高校生向けのイベントをやります」
そう連絡をくれたのは、
かつての教え子でした。
彼の名前は安井君。
高2で私のクラスに来た彼は、
陸上部でハンマー投げをやって県を勝ち抜いてブロック大会に出場、
英語も堪能で、ネイティブの先生と普通に会話し、
冗談を飛ばし合うレベル。
そして、
学校のPR動画を自分で企画して撮影し、
生徒募集用動画として採用。
級長として文化祭企画を仕切って実行。
とにかくバイタリティの塊でした。
「医学部に行きたいです」
進路希望を聞いたとき、
正直ピンときませんでした。
「医学部っぽくないな⋯」
人を巻き込んで、場をつくって、
大きなことを動かしていくタイプです。
医師というより、イベントクリエイター。
この生徒の可能性は、もっと別の場所にある。
創造性を豊かに発揮できる仕事が彼には合っている。
担任として、そう感じていました。
ちょうどそのとき、
ある高校生向けサマースクールのチラシが目に入りました。
小松サマースクール(KSS)。
石川県小松市で毎年夏に開催されていた、
全国の高校生が集まる合宿型プログラムです。
「これは君のためのイベントだから、行ってくると良いよ!」
そう言って送り出しました。
帰ってきた彼は、別人でした
KSSから帰ってきた彼は大満足!
目の色が変わっていました。
そして、医学部志望を辞めて文転⋯。
あの5日間で、
彼は自分の「らしさ」、自分の「強み」
に気づいたのだと思います。
あれから数年⋯。
彼は今、国内の大手一流企業で働きながら、
あのとき自分の人生を変えたKSSの志を引き継いで、
新しいサマースクールを立ち上げました。
その名前は、OAcamp。
OAとは「On Authenticity」。
自分らしさ、本当の自分、という意味です。

かつてサマースクールで人生が変わった高校生が、
今度は届ける側に回りました。
教え子のそんな姿を見られるのは、
元教員として、本当にうれしいです。
明日はこのOAcampについて詳しく紹介します。
Instagram:https://www.instagram.com/oacamp_info/
