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パワハラ問題と上手に向き合うために知っておきたいこと

こんにちは!えひめITラボのせいけです。

日々の仕事の中で、「これって指導なのかな?それともハラスメントなのかな?」とモヤモヤした経験はありませんか。

ハラスメントに対する意識は年々高まっていますが、具体的にどのような行為がパワハラに該当するのか、その境界線は意外と分かりにくいものです。今回は、職場で健やかに働くために、パワハラの基本や意外な事例、そして万が一のときの対処法について、分かりやすくお伝えします。少しでも皆さんのお役に立てば幸いです。

(今日の一言: 梅雨をすっ飛ばして夏来て欲しいです)

パワハラってそもそも何?3つの判断基準

職場での厳しい指導がすべてパワハラになるわけではありません。一般的に、次の3つの条件がすべて重なったときにパワハラと判断されます。

・優越的な関係を背景にしていること
これは「上司から部下へ」という関係だけではありません。業務に必要な知識を持っている同僚や、ITスキルに長けた部下からの言動、グループ全員で一人を標的にする行為なども含まれます。拒絶するのが難しい関係性を利用しているかどうかがポイントです。

・業務の上で必要がない、またはやり方が不適切であること
仕事を進める上で明らかに必要のないことや、やり方が社会の常識から外れている場合です。目的から大きく外れた言動や、手段として不適切なものがこれに当たります。

・働く人の環境が脅かされていること
精神的、または肉体的な苦痛を与えられ、働くことが苦痛になって能力を十分に発揮できなくなるような状態を指します。

なお、客観的に見て「業務上、必要かつ適切な指導」であれば、たとえ厳しい内容であってもパワハラには該当しません。この境界線を正しく理解することが大切です。

知っておきたいパワハラの代表的なパターン

パワハラは、大きく分けるといくつかの典型的な形に分類されます。

・体への直接的な攻撃
叩く、蹴る、物を投げつける、胸ぐらを掴むといった、体に直接危害を加える行為です。これはハラスメントであると同時に、犯罪行為にも繋がりかねない明白な問題です。

・言葉や心への攻撃
人格を否定するような言葉を浴びせる、他の社員の前で大声で怒鳴りつける、個人の特性を馬鹿にするような発言などが該当します。言葉の暴力は、目に見えない深い傷を残します。

・人間関係からの切り離し
一人だけ別室に席を移す、集団で無視をする、社内の行事や連絡網からあえて外すといった仲間外れの行為です。職場での孤立を招く精神的な揺さぶりです。

・無理難題を押し付ける(過大な要求)
新入社員に対して明らかに終わらない量の仕事を無理やり押し付けたり、プライベートな買い物などの雑用を強要したりすることです。

・仕事を与えない(過小な要求)
能力や経験があるにもかかわらず、誰にでもできるような単純作業しか与えない、あるいは全く仕事を与えずに放置することです。やりが奪われ、精神的に追い詰められます。

・プライベートへの過度な立ち入り(個の侵害)
休日の過ごし方をしつこく聞き出す、本人の許可なく病気やプライベートな情報を周囲に言いふらすなど、個人の領域に踏み込みすぎる行為です。

実はこれもハラスメント?現代ならではの落とし穴

最近では、働き方の変化に伴って新しい形のハラスメントも増えています。悪気なくやってしまいがちな事例にも注意が必要です。

テレワークならではの「テレハラ」

リモートワークが進む中で増えているのが、オンライン上のハラスメントです。Web会議で常に部屋の様子を映すよう強要したり、画面に映った家族について必要以上にからかったりすることです。また、チャットツールを使って深夜や休日に業務指示を送り、すぐに返信するよう求めることも、相手のプライベートな時間を奪う行為になります。

部下から上司への「逆パワハラ」

ハラスメントは上から下へのものだけではありません。上司の指示に対して「それ、パワハラですよ」と過剰に反発して言うことを聞かなかったり、ITツールに疎い上司を「こんなこともできないんですか」と小馬鹿にして業務を滞らせたりする行為(テクニカルハラスメント)も、立派なハラスメントになり得ます。

無自覚なプライバシー侵害

有給休暇を申請した部下に対して、「どこに行くの?誰と行くの?」としつこく問い詰める行為や、デスクに置いてあるスマートフォンやロッカーを勝手に覗き見る行為も、プライバシーの侵害にあたる可能性があります。

もし「これってパワハラ?」と悩んだら

もし自分や周りの人が悩んでいる場合、一人で抱え込まずに次のようなステップで動いてみることをお勧めします。

1. 客観的な証拠を集める

ハラスメントがあったことを証明するためには、客観的な事実が必要です。
・記録を残す:いつ、どこで、誰に、何を言われた(された)のか、そのとき周囲に誰がいたのかを、感情を交えずに事実だけを詳しくメモに書いておきます。
・データや音声を保存する:威圧的なメールやチャットのやり取りはスクリーンショットを撮って保存します。ひどい暴言がある場合は、スマートフォンのボイスレコーダーなどで音声を録音することも有効な手段です。
・診断書をもらう:もし心身に不調が出ている場合は、早めに医療機関を受診して診断書を作ってもらいましょう。

2. 相談窓口を利用する

まずは社内のハラスメント相談窓口や人事部、労働組合に相談してみてください。
もし社内で解決するのが難しい場合や、会社に相談しづらい状況であれば、外の公的な相談窓口を利用するのも一つの方法です。都道府県の労働局にある「総合労働相談コーナー」では、専門の相談員が無料で相談に乗ってくれます。また、法律的な解決を考えたい場合は「法テラス」を頼ることもできます。

心身の健康が何よりも第一です。みんながお互いを尊重し合い、気持ちよく働ける環境を少しずつでも作っていけたらいいですね!

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