【メンバー限定】月影の彩花 ~閉店後の約束~
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時間停止・状態変化(マネキン化)を含む不思議系フィクションです。
18歳未満の方や苦手な方は閲覧をお控えください。
登場する人物・団体・場面・出来事などは、すべて作者の創作による架空のものです。
実在の人物、団体、事件などとは一切関係ありません。
本作品に描かれる内容は、現実のいかなる事象も模倣・推奨するものではありません。
前作『月影の彩花』に続く、閉店後の静かな時間をお届けします。月光に包まれた彩花の止まった美しさを、ゆっくりとお楽しみください。
バーの看板が消え、店内の照明が一つずつ落ちていく。
最後に残ったのは、カウンターの奥に差し込む淡い月光だけだった。
彩花はそこに、完璧な微笑みを浮かべて立っていた。
時間は止まったまま。
彼女の瞳は優しく細められ、唇にはほのかな艶が残っている。
白いブラウスは肌に薄く張りつき、息を止めた胸の優しい起伏を静かに浮かび上がらせていた。
首筋から鎖骨へかけて、細い汗の粒が一つ、また一つと、まるで凍りついた露のように光っている。

細かな汗の粒が、凍りついた露のように静かに輝いていた。
「あの夜以来、君の影だけじゃ足りなかった」
深夜零時を過ぎ、鍵の音が静かに響いた。
入ってきたのは、あの客だった。影がほしいと言った男。
彼はカウンターの椅子に腰を下ろし、彩花のすぐ前に立った。
息を潜め、彼女の全身を、ゆっくりと見上げる。
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