ちょいと、わらび餅欲しさにいざ鎌倉
昼に近い朝に思い立ち、やって来ました鎌倉。
平日だというのに、駅改札を出るとそれなりの人混みだ。
少ないながらもやはりそこは観光地。
インバウンド含め、それなりに多目の人の流れ。
若宮大通りを鶴岡八幡宮方向へ向かっていく。
昼時間を回っているので恐らくどこに入っても並ばずに食事出来るだろうという甘い考えのもと、いくつかお店を見て回るうちに手頃なお店が見つからず。
ならばどうせわらび餅を買いに行くのならば、いつもは混んでいて入れない「こ寿々」でおそばを食べることにしようと気持ちは固まっていった。
なんでまた、急に鎌倉に来てしまったのか?
この日はまったくのフリーday。
前日から何処へ出かけようか思案していたその時、こちらの記事を見てはたと気がついた。
まさに頭にヒントのランプがパチンとスイッチが入り、灯った瞬間だ。
これぞ、「ありがた山の寒烏」!
なんと、紫陽花さん、6月に静岡経由で鎌倉行きを計画しているというではないですか?
そこで、こんなコメントさせてもらった。
鎌倉来られるんですね。
インバウンド含めて人の数多いと思いますよー。
お気をつけて!
今日はフリーday、夕べから今日何処行こうか考えていて中々行く先見当たらず。
そうだ、鎌倉へと気づかせてくれました。
もうすぐ出かけます。😅
鎌倉土産は、こ寿々のわらび餅がお薦めですよ。
http://kosuzu.sun.bindcloud.jp/index.html
2店舗ありますけど、お土産はお蕎麦をやってない海寄りの方のお店で買ってます。
こう自分で書きながら、無性にわらび餅が食べたくなって鎌倉に向かったのであった。
思い立ったら吉日、ブレーキが利かないのが私の良いところでもあり、ダメなところでもある。
❖ 段葛こ寿々
以前から気になっていたが、店構えといい、提灯といい、老舗の匂いがぷんぷんする佇まいである。
確認したところ、築90年くらいの古民家を利用して現在の地にお店を開いたのは今から30年前の1995年。
これは意外である。ずっとここにあったお店と認識していたのだ。
元々は北鎌倉にかつてあった京都の漬物屋「近為」の店舗内で営業をスタートしたそうである。
ところで、段葛ってご存知ですか?

鶴岡八幡宮の参道である若宮大路。
その参道の中央に一段高く造られたのが段葛。
何故に段葛と呼ばれるのか?
段葛の「段」は、道路を一段高く盛り土で造成した様子を指し、「葛」は、道路中央に敷かれた葛石を指します。
それでは、何の目的に作られたのだろうか?
鶴岡八幡宮に向かって近づくほどに狭くなる遠近法を利用して、軍事上長い道と錯覚させる為、というのが定説です。
頼朝もなかなかやるではないか!
大したもんだ、と偉そうに語る。(笑)
こちらのお店はいつも混んでいて入店しずらいので、これまでは由比ガ浜方面のお店でわらび餅を買って帰っていたので、実はずっと敬遠していたのだ。
ところが、平日、ランチタイムも終わる午後2時近くということもあり、幸運にも待つことなくすんなり入店できた。




浅草並木藪を思わせるシンプルな店内、そしてメニューだ。
日本酒は菊正宗オンリー、蕎麦前のアテは焼き海苔、いたわさ、だし巻きたまご、たたみいわしなど全7品くらいある。
ぬる燗と焼き海苔、だし巻きたまご、シメに「胡麻だれそば」を所望、家内は迷った挙句「こ寿々そば」を注文。
ぬる燗が早速登場、いや到着した。

ちょんとついている
蕎麦味噌を舐め舐めしながら、辛口の菊正宗をちびちびやっていたら、続いて焼き海苔が到着。
嬉しいことに焼き海苔専用箱で下から温められての到着だ。

実に年季が入っている

海苔が登場した
そして、だし巻きたまご。

当たり前かも知れないが、焼き立て熱々でトゥルッとした食感で食欲促進、あっという間に平らげてしまった。

ピンぼけ御免
初めて見る薬味だったのでお店の方に尋ねたら、ボウフウという名前で海の浜で採れるもので、香りいいですよね、との回答あり。
初めて口にしたが、さっぱりしていて香りがよく身体に良さそうな風味で好きな味である。
調べたところ、海に生えるのはハマボウフウと呼ばれているようだ。
サラダガレットのトッピングにそれこそ、スクランブルエッグと合わせたら良いかもしれない。
かなり良い気持ちになって来たところで、シメのおそばをお願いした。

そば麺は少しごつっとした感じの食感でコシのあるタイプだ。
胡麻だれは関東風に醤油ベースの辛口タイプで呑んだ後のそばを流し込む喉越しには良く合っていると感じた。
因みにこちらでは、信州産の玄蕎麦を自家製粉し二八蕎麦として提供している。

家内の方は、三つ葉、大葉、天かす、海苔がトッピングされ、タレは濃い目ではなく、さっぱり食べられる中庸な味である。
和風サラダそば風とでも呼べるおそばである。
食後にお決まりのそば湯をいただく。
正直、胡麻だれがおそばを食べるだけでなくなってしまい、そば湯を飲むには少し足りない感じがした。
ルチン摂取少な目で終了!

お店でわらび餅を土産にとお願いしたところ、隣りの売店での販売になるとのことなので、会計済ませてから念願のわらび餅購入に漕ぎ着けた。
E:「以前は由比ガ浜方向のお店でいつも買っていたんですよ。」
店員さん:「あ~、あのお店なくなってしまったんですよ。さっき来た方も同じこと言ってました。すみません、閉店してしまったんです。」
と申し訳なさそうに告げられた。
E:「鎌倉へ来ると、こちらのわらび餅が楽しみでいつも買って帰ってたんですよ。とろっとした感じが他のと全く違うんですよね。」
店員さん:「そうなんですねぇ〜、ありがとうございます。」
こんな他愛もない会話をしながら、大箱14切れ入りを購入。
あとで確認したところ、閉店したのは鎌倉駅に隣接するCIAL内にあった売店が3月末を以って閉店したとのことだった。
店員さん何か勘違いしていたけど、まあ目的の品が買えたからヨシとしよう。(笑)

明月院に寄って紫陽花をとも思っていたが、時期的にまだ早いのとお酒を呑んでしまったこともあり既に戦意喪失状態。
最低限、鶴岡八幡宮と小町通りだけはブラついていこうと軌道修正した。
❖ 鶴岡八幡宮

歩道を渡ると良い景観が目の前に。

更に一歩前へ進むと、八幡宮がぐっと近づいた。

サラッと見て行きます。









ぼたん庭園も観たかったけど、既にシーズン終わってしまいクローズ。
❖ 小町通り
混雑時は、原宿の竹下通り並みに人が押し寄せ、ゆっくりとお店で品定めをする余裕がないが、本日はゆるっとお店を見て回ることが出来た。

あっちふらふら、こっちふらふらとお店を覗いては、サンプル試食したりして最後まで結局、決定打が出ず仕舞い。
土産追加は不発に終わる。

この幟の標語は、この高さでは誰も気がつかないのでは?
今日は混んでないけど、こう書きたい気持ちは良くわかります。
左端のは、鳥?それともドローン?

おや、こんな路地があったんだ。
i-ZA鎌倉とは、中々シャレが利いてて良いネーミングだと思ったら「イザ」ではなく「アイザ」と呼ぶそうだ。
しかし、混みあっていて入店せず。
それより、大型提灯が気になる~
一枚収めておこう。

満員電車となる前にいざ、帰還!
❖ わらび餅

わらび粉はワラビの地下茎から得られるデンプンだが、高価なので芋やタピオカや葛などのデンプンを混ぜたものを用いる場合も多い。
確かにわらびの地下茎からだといくらも採れない代物である。
こちらでは希少な本わらび粉を使って毎日製造しているとある。
ありがたや~。

はてさて、箱開封!
中身はこうなっています。

上左:黒蜜
上右:きなこ
まずは、わらび餅を切り分けますが、相変わらず粘り気強めで結構苦戦。

蜜ときなこをまぶして、さあ頂きましょう!

う〜ん、相変わらずトロッと、トゥルっとしていて黒蜜の濃厚な甘味とにきな粉が混ざりあって、なんとも幸せな時間だ。
合わせるのは、いつもお世話になっているいしだ園さんの「おはなちゃん」。
抹茶入り玄米茶ですが、石臼で挽いた京都上林春松本店の宇治抹茶を玄米茶にブレンドしているオリジナル商品です。
玄米にはこしひかりを使い、白いのは玄米がはぜた物で「おはなちゃん」の名前の由来となっています。

濃い目にして、わらび餅の余韻を少しずつ洗いながしながら、抹茶の渋味と香りをほんのり味わいました。

鎌倉行きを気づかせてくれた紫陽花さんには感謝を込めて、下記をお伝えします。
何度か行かれて知っていることばかりとは思いますが、念の為記します。
お土産には、「こ寿々」のわらび餅がイチオシですが、ポピュラーなのは「鳩サブレ」が恐らくナンバーワンでしょう。
近年は、紅谷の「クルミっ子」も人気を二分するくらいになっているし、「鎌倉半月」ゴーフレットも送って喜ばれ自分で食べても美味しいと思います。
しかしながら、お住まいの関西では奈良がわらび粉の名産地ということもあって、奈良から京都にかけてはわらび餅の名店がたくさんあるでしょうから、お口が肥えてらっしゃるかと思います。
是非、本場の味と比べてみてくださいね。
そば屋さんで行きたいお店は、「からすみ蕎麦月と松」ですが、この日は急だったので行けず、必ず攻略してみたいと思っているおそば屋さんです。
以前、行ったお店では、「千花庵」が美味しかったですけど、激混みでかなり待たされた記憶があります。
神社仏閣はたくさんありますので、無責任ですがお好みで行かれてください。(笑)
ハンドルネームのお名前の通りの紫陽花の名所 明月院は恐らく行かれる頃には見ごろを迎えている頃かと思いますので、たっぷりと楽しんで来てくださいね。
何処に行くにも兎に角、土日祭日を避け、平日お出かけがいいですね。
以上、サクっと出掛け、「余計なお世話」のつもりが、実は自分を満たすお話でした。(笑)
おしまい
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