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『学んだことが活かされなくても落ち込まなくて大丈夫。』

つくづく思う。
国家試験の勉強で学んだことと、仕事で求められることは全く違う

学校で学んだ知識の多くは、現場ではそのまま活かせないことが多い。
患者さん相手になると、理論だけでは通用せず、初めて責任を感じ、そこで初めてエキスパートとしての感覚が芽生える。

シンさん(上司)も、若いころは今とは全く別の部署にいたそうだ。

見逃してしまうことの重大さや、勉強の必要性を痛感し、その分野だけを深めてきた。

他の分野は忘れてしまうこともあるが、検査に責任を持ち、見逃しを防ぐためにその分野を深める――それが臨床検査技師として働くことだと学んだそうだ。

先日、心エコーの検査中、患者さんがしきりに大声で質問してきた

「心臓になにか入れるの?手術しなきゃいけないの?赤いのなにー?」

循環器のユウ先生は、その一つひとつに親切に、安心するように答えていた

私はその日、初めて自分が映した心エコーの画像がユウ先生に認められた。

この感覚を忘れない

知識だけではなく、現場で責任を持ち、患者さんと関わる中でしか得られない学びが、ここにある。


【今日の学びポイント】
✔︎現場で知識は“経験”とセットで機能する。

国家試験で得た知識は、あくまで“地図”にすぎない。
実際の患者さんを前にして初めて、知識が“現場で使える知恵”へと変わっていく。
✔︎責任感が成長を生む。
「自分の判断が誰かの命に関わる」と感じた瞬間に、初めて本当の専門性が芽生える。責任感こそがエキスパートへの第一歩。
✔︎知識を超える“関わり”の力。
技術に“人間性”が加わることで、仕事が本当の意味で自分のものになる。




※登場する人物や会話は、心の記録をもとにした創作です。


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