『患者さんの前で“練習”という言葉は使わない。』
患者さんの心エコー検査をした。
患者さんによって写り方は全然違うし、
教科書のように映る方は
むしろ少ないのではないのかなと思った。
シン(上司)さんはユウ先生(循環器の先生)には
どんどん質問していっていいと言っていた意味がわかった。
今日、ユウ先生が
「一つの像にこだわらないで、
映らないと思ったら短軸、四腔像と
一通りやってみる。この像では大動脈弁は
映らなかったけど、この像では映るとかあるからさ。」
と言った。
私が
「その、、映らないというのは、
私の技術的にだめで映らないだけで、
練習すれば本当は映るんじゃないのかなと
思ってしまうんです」と聞いたら、
ユウ先生は
「あのね、技術とかそういうことではなくて、
"私が映らないものはみんな写せない"
って気持ちでやって。もう絶対写せるものは
写せるから。だから最初に長軸から短軸から
ばーっとみて、できそうな検査からやっていく。
そういう感じでいくんだよ。それとね、
患者さんの前で"練習"って言葉使っちゃだめだ。
練習じゃないだろ?本番だろ?」
と教えてもらった。
ユウ先生はちょっとビシッときびしいことを
いうけど勇気付けてくれるからとってもいい先生だと思う。
今度は二画面の仕方など操作キーボードについても
勉強する必要がある。
シンさんと頑張る。
▼当時のリアルメモ
・患者一人の検査時間は10〜15分
・患者さんの前で、「練習」という言葉は使わない。
・呼吸によってみにくい場合は、呼吸をしてもらう。事前に、「これから吸って吐いて止めてというので、止めてと言ったら楽にしてくださいと声をかけるまで止めててください。」と説明をしておく。急に息を止めろと言われると、戸惑う患者さんもいる
・出にくい場合はあきらめて、次の像にうつる(テストでいうとわからない問題は飛ばす感じ)。
※登場する人物や会話は、心の記録をもとにした創作です。
