『"漠然とした不安"を取り除くには?』
初めて患者さんに脳波の電極をつけた。

電極をつけるのは難しく、
特に中点の電極と前頭部が付けにくかった。
シンさん(上司)は検査の前に必ず患者さんに
「検査を受けられそうか?」
「不安じゃないか?」と聞き、
「痛くない検査だからね」と安心させる。
検査をするときも
「体勢が辛くないですか?」
「辛そうだったらこうした方がいい?」
とか声をかけて
患者さんが楽に検査を受けられるように
しているのがすごいし、
私もできるようになりたいなと思った。
肺機能検査の練習も行った。

シンさんにみてもらったが、
頭の中でシミュレーションするのと
実際に声をかけながらやってみるのとでは
ギャップがあり、戸惑ってしまって
思うようにできなかった。
患者さんの中には説明の理解が難しかったり、
検査で使うマウスピースを咥えたとたん、
口呼吸ができず、鼻呼吸をしようと
苦しそうにする患者さんがいるそうで、
そういった方には、
私も一緒になってやるようなつもりで
いかなきゃいけないと思った。
そのためにもまず
手順がしっかり身につくまで
練習することが大事だと思った。
【今日の学びポイント】
✔︎「声をかける」は技術。
患者さんの不安は
“こちらが先に気づく姿勢”があると自然にほどける。
✔︎安心を与えるには、
自分の基礎が固まっていることが前提。
手順が体に入るほど、
相手の表情・動作に気づける“余白”が生まれる。
✔︎技術の習得は、自分のためだけでなく、
患者さんが安全に検査を受けるための
“心のインフラ”になる。
※登場する人物や会話は、心の記録をもとにした創作です。
