人生は、道化だった。(前編)
仮面をかぶるまでの話
みなさん、はろろん🤡✨
仮面のまま寄り添う道化
エル・ダムズでございます。
noteを始めてからそろそろ2ヶ月経とうとしています。
ぼくは、これまで自分の過去を、面白おかしく劇的に語ってきました。
親友のことや妻の出会いのこと。
好きなものやハマっていること、食べ物に関してもダムズ劇場でお送りしてきました。
でも今回の記事は、ちょっとだけ違います。
踏ん切りがつかずに出せずにいた、
ぼくの「はじまり」の話をしようと思います。
なぜ仮面のまま寄り添う道化と名乗っているのか。
その理由を、ちゃんと届けたくて。
どうぞ、よろぴく🎪
︎︎︎✡︎
【冒頭】昔の話を
「いま、楽しいですか?」
そう聞かれたら、ちゃんと答えられる。
いまのぼくは、メイセ(妻)と暮らしていて、親友たちにも恵まれていて、
毎日のどこかに、笑える瞬間がある。
でも、
かつてのぼくは笑うしかなかった。
それが、ぼくが仮面をつけた理由。
道化として生きてきた、もう一つの顔の話。
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[第一幕]母がいなくなった日
ぼくが1歳半のとき。
母は、知らない男の人と一緒に蒸発した。
物心がつく頃には、
母親という言葉を感じたことがなかった。
周りの子が「ママに会いたい」と泣く中で、
ぼくは「それ、どんな人?」としか思えなかった。
代わりにそばにいたのは、祖母と祖父。
一緒に置いてかれた兄と姉。
父は、ずっと働いていた。
✡︎
[第二幕] 増えていく家族、でも混沌。
5歳のとき、父がいつの間にか再婚して弟ができた。
さらに妹、そしてもう一人弟が生まれた。
一見するとにぎやかな家庭。
でもその中で、ぼくの心は複雑だった。
新しく出来た母には甘えることなんては出来なかった。
何か欲しいものがあれば、祖母か祖父にねだるのが、いつもの流れだった。
父は当時、よく叫んでいたため恐怖の対象としか見れなかった。
兄に対しての当たりがとくに強く、ぼくはよく泣きながら周りに助けを求めたこともあった。
兄と姉は小さい頃から優しく、ぼくが寂しくならないようにゲームをしたり一緒に遊んでくれた。
弟達とは喧嘩もしたけど、可愛くて良く遊んでいた。
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[第三幕]祖父の死、そしてバラバラになった家族
中学生のとき、祖父が自ら命を絶った。
あの優しかった祖父が、
黙って、誰にも告げずに。
定年退職して仕事の生き甲斐が無くなったこと。
父や祖母との仲が良くなかったこと。
叔父の借金の連帯保証人になっていたこと。
いろんな要因が重なっていたんだと思う。
葬式で、
父や祖母、叔父に兄弟達が泣く中、
ぼくだけは泣けなかった。
たぶん、理解が追いついてなかったんだと思う。
その後、家は売られることになり、
高校に上がった夏の頃には、家族はバラバラになった。
ぼくは祖母と兄について行った。姉は上京。
父と母は弟達と引っ越した。
引っ越しの途中でまだ小さかったいとこに、
「なんで引っ越しちゃうの?」と聞かれたとき、
返答に困った。
本当、辛かった。

✡︎
[第四幕]高校生活の裏側
高校のときに、
「親となんで暮らしてないの?」と聞かれ、
「両親と祖母が仲悪くてさー」とか、
「親と暮らしたくなくて」と嘘をついていた。
叔父の借金が原因で家が取られたなんて言えなかった。
それと冬はバスで通学しないといけないため、祖母の手伝いや飲食のバイトをしてお金を稼いでいた。
進路希望はどうするかと担任に聞かれ、
「進学は、経済的にも難しいので地元で就職することにします」と答えた。
やりたいことなんて全然見つけられなかった。
それに、
これ以上、家族や友達と離れるのが、ただ怖かったんだと思う。
✡︎
[第五幕]仮面で、生き延びた
言えなかった。
頼れなかった。
傷つきたくなかった。
だから、仮面をかぶった。
嘘をついた。
明るいキャラ、頼まれたら断れない、冗談ばっかりで変なヤツ。
それが、ぼくのキャラクターになった。
本音を言わなければ、壊れない。
冗談にしてしまえば、傷つかない。
仮面をつけた道化として、ぼくは生き延びた。
後編につづく。
✡︎
🎪あとがき(前編)
ここまで読んでくれた方、本当にありがとうございます。
過去の出来事を誰かに話すことは、
今の自分が揺らぐような、そんな怖さもあります。
でも、「道化だった」と笑って言える今があるから、
ようやく向き合うことができました。
家族がバラバラになったこと。
居場所がわからなかったこと。
黙って笑うしかなかったこと。
それでも、ぼくは仮面をかぶって生きてきた。
そして、この仮面のまま、今は笑うことができています。
もし、同じように
いま「うまく笑えない」夜を過ごしている人がいたら、
この話で少しでも寄り添えたら嬉しいです。
📚この記事はマガジン
「道化の秘密」 に収録しています。
なぜぼくは、仮面をかぶったのか。
その秘密と向き合う場所です。
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次回、後編では
「仮面のまま、誰かとつながれた話」を綴ります。
また、お会いしましょう。
それでは、にゃは⭐️
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最後まで読んでくださって、本当にありがとうございます。
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仮面のまま、でも確かに書いていきます──。