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【Tales】『星のおじ〜さま』 〜原作のオマージュとして〜

こんにちは、にちよう村です。
いつも応援していただき、ありがとうございます。

拙作『星のおじ〜さま』の執筆作業が完了いたしましたので、今夜(12/8)から投稿のペースを早め、1日2話ずつ公開していきたいと思います。
最終話の公開は12/19となります。

ぜひお読みになっていただき、コメント等いただけると嬉しいです😊



〜原作のオマージュとして〜


さて、今回はこの作品を「原作のオマージュとして」の視点から解説させていただきます。


もしも、あの「星の王子さま」が、再び地球にやってきたら?


本作『星のおじ〜さま』は、サン=テグジュペリの不朽の名作を、現代日本の「社畜社会」に大胆に移植した、笑いあり涙ありのオマージュ・ファンタジーです。

原作ファンなら思わずニヤリとしてしまう、「現代版・星の王子さま」のユニークな変換ポイントを、少しだけご紹介します!

1.舞台は「サハラ砂漠」から「東京」へ


原作では、飛行士が不時着したサハラ砂漠で王子さまと出会います。
本作の舞台は、現代の東京。
ある意味、砂漠よりも乾ききっているかもしれない「コンクリートジャングル」です。

疲れ切った社畜サラリーマン・翔太が、深夜の公園で「謎の老人」と出会うところから物語は始まります。

「ヒツジの絵を描いて」という名セリフは、本作ではどうなるのか?
冒頭から、シュールで生活感あふれるアレンジが炸裂します。

2.あの「変な大人たち」が、あなたの会社にもいるかも?


かつて王子さまが旅した小惑星には、権威を振りかざす王様や、賞賛を求める自惚れ屋など、奇妙な大人たちが住んでいました。
本作では、彼らが「ブラック企業?の困った社員たち」として登場します。

「王様」⇒「絶対君主のパワハラ部長」

「理にかなった命令しかしない」と言いつつ、誰もいない場所で威張り散らしていた王様。
本作では、仕事に命をかける、声のデカいパワハラ部長となって君臨しています。
おじ〜さまは、この現代の暴君にどう立ち向かうのか?

「うぬぼれ屋」⇒「承認欲求モンスターの同僚」

「私を崇拝しろ」と帽子を脱ぐ男は、現代ではスマホを片時も離さない、SNSの「いいね!」に飢えた先輩社員として登場。
彼にとっての「称賛」とは何か? その痛々しい姿は、現代人の風刺画そのものです。

「点灯夫」⇒「???」

1分ごとにガス灯を点けたり消したりする、あの忙しい点灯夫。
現代において「休むことなく、ランプの光を監視し続ける職業」とは……?
おじ〜さまが彼にかける言葉は、全社会人の胸に刺さるかも。


3.「キツネ」と「バラ」の新たなカタチ


原作では、「絆(飼いならすこと)」を教えてくれた賢者キツネ。
しかし、現代の日本で「言葉巧みに近づいてくるキツネ」といえば……。

インターホンが鳴った時、そこに立っていたのは?
じいさんと「現代のキツネ」との、とんちんかんな化かし合いにご注目ください。

そして、王子さまを翻弄した、トゲのある美しいバラ。
本作では、公園を支配する「孤高の野良猫」がその役を担います。

簡単には懐かない、プライドの高い彼女を、じいさんはどうやって「飼いならす」のか?
そのプロセスは、まさに原作が描いた愛の哲学そのものです。


4.「ウワバミの絵」が見えなくなった大人たちへ


「ゾウを飲み込んだウワバミの絵」が、ただの「帽子」に見えてしまう。
それは、大人になり、数字や常識にとらわれてしまった証拠だと原作は語ります。

本作の主人公・翔太もまた、いつしか「ウワバミ」が見えなくなった大人の一人です。
そんな彼の目に、おじ〜さまは、ただの「お騒がせ老人」と映るのか、それとも「本物の王子さま」と映るのか。

「いちばん大切なことは、目に見えない」

コンビニのプリン、激安スーパーの寿司、狭いアパート。
ありふれた日常の中に隠された「キラキラしたもの」を、おじ〜さまは次々と見つけ出していきます。

果たして、この老人の真の正体は?
そして、彼が最後に脱ぎ捨てる「重たい殻」の意味とは――。

読み終えた後、きっとあなたも夜空を見上げたくなる。
懐かしくて新しい、大人のためのファンタジー。
『星のおじ〜さま』の世界へ、ようこそ!


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