#7【健康・生活】布団の中でスマホ見てたら、もう朝やねん…
(ピアノとサックスによる、ジャズ風の落ち着いたBGM)
どうも!
身長10cm、青ジャージがトレードマーク!
小さいおっさんやで!
(キレッキレのブレイクダンスで登場!ウィンドミルからのフリーズ!)
プハーッ!
いやあ、しかしアレやな。
最近、夜中でもちょっとムシっとする日ぃが増えてきたなあ。
ワシみたいな10cmサイズになると、アスファルトの照り返しがエグいねん。
夏場はもう、下からじりじり焼かれるベーコンみたいな気持ちやで。
夜、寝苦しいからいうて、ついついスマホに手が伸びてまう気持ちもわかるけどな。
あれ、夜中に見てて、ウトウトして顔面に落としたことあるか?
ワシ、一回あんねん。
スマホいうても、ワシにとっては巨大な鉄板や。
直撃したら、マジで三途の川が見えるで。
君らも気ぃつけや。
物理的にも、精神的にもな。
さーて、今夜も始めていきましょか!
(♪~『小さいおっさんの、心を軽くする人生相談~!』~♪ ←おっさん本人が歌っている、ちょっと音程が外れたジングル)
(BGMがフェードイン)
はい、今夜もワシ、小さいおっさんが、君らの心にそっと寄り添っていくで。
早速、お便り紹介しよか。
ラジオネーム「まぶたの裏にX(エックス)」さんや!
(ブッ!と吹き出す音)
なんやその名前!
もう目ぇつぶったら、タイムラインが流れてくるんかいな!
夢の中でも「#今日の晩ごはん」とか呟いとんちゃうか!?
おもろい名前、ありがとうな。
えーっと、プロフィールは…
20代の男性、やな。
ワシの若い頃を思い出すわぁ。
(※おっさんは妖精なので、年齢不詳)
ほな、早速お悩み、読ませてもらうで。
(少し真剣なトーンで)
「小さいおっさん、こんばんは。
いつも楽しく拝聴しています。
僕の悩みは、寝る前のスマホがやめられないことです。
『少しだけSNSをチェックして、動画を1本見たら寝よう』
そう思って布団に入るのですが、気づけば次から次へとおもしろい動画が出てきて、あっという間に深夜2時を回っています。
『明日も仕事で朝早いのに…』と後悔しながら眠りにつくので、朝はめちゃくちゃつらいです。
どうすれば、この無限ループから抜け出せるでしょうか?」
…なるほどなあ。
(効果音:チーン…)
わかる。
わかるでぇ…!
その気持ち、痛いほどわかるわ!
「あと1個だけ」が命取りやねん。
その“あと1個”が、気づいたら10個にも20個にもなっとる。
あれはもう、魔法や。
スマホの中に、ちっさい魔物が住んどるんや。
指が勝手に次の動画をスクロールしとるもんな。
ちゃうねん、ワシは寝たいねん。
でもな、この親指くんが言うこと聞かんのや!
『もっとおもろいもん見せたる!』言うて、勝手に動くんや!
…みたいなこと、あるやろ?
そんで朝、「うわっ、ワシの貴重な睡眠時間を…!なんて無駄なことを…!」て、ものすごい自己嫌悪に陥るんや。
でもな、不思議なことに、夜になったらケロッとその反省を忘れとる。
人間て、ほんまアホでおもろい生き物やで。
(BGMが少しボリュームダウン)
…なんてのは、まあ、半分冗談でな。
笑い話で済んどったらええけど、毎日続くと体も心も削られていくからな。
しんどいやろ。
ちっと、真面目な話をさしてもらうで。
まずな、「まぶたの裏にX」くんが特別に意志が弱いわけやない、いうことを知っといてほしい。
なんでスマホがあんなにやめられへんか、知っとるか?
あれはな、「次は何が出てくるんやろ?」っていう、予測できひんワクワク感が、君の脳みそから“ご褒美汁”をドバドバ出させとるからやねん。
このご褒美汁が出ると、人間は「気持ちええ!」って感じるようにできとる。
せやから、「もっと汁を!もっと快感を!」いうて、指が止まらんようになる。
これが、いわゆる“無限ループ”の正体や。
スマホを作った世界一の天才たちが、君を夢中にさせるために、あらゆる知恵を絞って作った最高傑作やねんから。
そら、なかなか勝てへんで。
ほんでな、もう一つ厄介なんが、スマホの画面から出とる「ブルーライト」っちゅう“青い光”や。
人間の体はな、太陽の光を浴びたら「朝や!起きろ!」ってなって、夜になったら「暗いな…そろそろ寝るか」って、自然に眠りの準備を始めるようにできとる。
せやけど、寝る前にスマホの強い光、特にあの“青い光”を目ぇに入れてまうと、脳みそが「あれ!?まだ昼間やんけ!寝たらアカンで!」って、盛大に勘違いしてまうねん。
眠気を誘うホルモンがストップして、体は起きてるモードになる。
そら、寝つきも悪なるし、眠りも浅なるわな。
朝、ゾンビみたいになるんは当たり前や。
じゃあ、どうしたらええねん、って話やろ。
大丈夫や。ちゃんと対策はある。
意志の力で「やめる!」て気合入れるんは、だいたい失敗する。
さっきも言うたけど、相手は天才集団やからな。
気合やのうて、「仕組み」で解決するんが一番や。
今日は、3つほど具体的な作戦を授けるわ。
物理的隔離作戦、これが一番、効果テキメンや。
単純な話、「寝室にスマホを持ち込まない」。
これに尽きる。
充電器をリビングとか、寝室以外の場所に置くんや。
で、「寝る前になったら、スマホはここで充電しておやすみ」ってルールを決める。
布団の中から手が届かんかったら、さすがに諦めつくやろ。
わざわざ布団から出て、リビングまで取りに行くのは面倒くさいやん。
その「面倒くさい」が、君を誘惑から守ってくれる最強のバリアになるんやで。
もし、どうしても寝室にスマホを置かなアカン事情があるなら、儀式すり替え作戦や。
スマホをいじる代わりに、なんか別の“寝る前の儀式”を作るんや。
人間の脳はな、空白を嫌うねん。
「スマホやめるぞ!」だけやと、「ほな、その空いた時間どないすんねん!」てなって、結局またスマホに手が伸びる。
せやから、代わりにやることを決めとくんや。
例えば…
・5分だけ、リラックスできる音楽を聴く
・簡単なストレッチをする
・アロマを焚いてみる
・(絶対面白くないであろう)難しい本を読む
なんでもええ。
「スマホ見たい!」っていう欲求が湧いてきたら、「おっと、ちゃうちゃう。ワシの儀式はこっちやった」って、別の行動に意識をすり替えるんや。
強制終了タイマー作戦 、これも有効やで。
スマホのアラーム機能やタイマー機能を使うんや。
例えば、「夜23時になったらスマホは終わり!」って、自分の中でデッドラインを決める。
そんで、23時にアラームが鳴るようにセットしとくんや。
アラームが鳴ったら、問答無用でスマホの電源を切る。
SNSの途中でも、動画のええとこでも、そこでおしまい。
最初は「うわー!」てなるかもしれん。
でも、それを繰り返すうちに、「アラームが鳴ったら終わり」っていうのが、新しいルールとして体に染み付いてくる。
自分との約束を守る練習やな。
(BGMが元の明るい曲調に戻る)
どうやろか?
「まぶたの裏にX」くん。
いきなり全部やろうとせんでええで。
まずは一個、「これならできそうやな」ってやつから、遊び感覚で試してみてくれ。
一つできたら、自分をめちゃくちゃ褒めたってな。
「ワシ、えらい!ようやった!」てな。
ちょっとずつ、ほんのちょっとずつ変えていけば、体も心もちゃんと慣れてくるもんやから。
夜の時間はな、スマホの中の誰かも知らん人の時間に捧げるんやない。
明日の、未来の、元気な自分のために使うてやるんやで。
ぐっすり眠れた朝は、ホンマに世界がちょっとだけキラキラして見えるもんや。
空気も美味しく感じるし、仕事もちょっとだけ頑張れる気がする。
その“ちょっとだけ”を、積み重ねていこや。
ほな、今夜はスマホを枕元から遠ざけて、ええ夢見ぃや!
おやすみ!
(BGMがフェードアウト)
この番組は、あなたの心のスキマを埋める、にちよう村(公認心理師)の提供でお送りしました。
【今回の話のタネ】
〇ドーパミン・ループ
SNSやゲームなどで、次から次へと新しい情報や報酬(「いいね!」など)が不規則に得られると、脳内で快感物質であるドーパミンが放出され続けます。
この快感がさらなる行動を促し、やめられなくなる状態を「ドーパミン・ループ」または「報酬系ループ」と呼びます。
〇 習慣形成
人間の行動の多くは習慣によって成り立っています。習慣は「きっかけ→ルーチン→報酬」というサイクルで形成されると言われています。
寝る前のスマホで言えば、「布団に入る(きっかけ)→スマホを見る(ルーチン)→楽しい・面白い(報酬)」というサイクルです。
このサイクルを断ち切るか、別の健全なサイクルに置き換えることが改善の鍵となります。
〇 ブルーライトの影響
スマートフォンやPCの画面から発せられるブルーライトは、可視光線の中でも特にエネルギーが強い光です。
夜間にこの光を浴びると、睡眠を促進するホルモン「メラトニン」の分泌が抑制され、体内時計が乱れる原因となります。
これにより、寝つきが悪くなる、睡眠の質が低下するなどの影響が出ることが知られています。
☆最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
☆この番組が、あなたの心に何かを残せたら幸いです。
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