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ちょっとお願い、と言える未来へ(vol.23)

大変なことを
人にお願いしなければならないと思うから、

助けを求めることを
ためらってしまうのかもしれません。

そして、

ひとりで何とかしようとして、
少しずつ孤立していく。

けれど、

手伝う人と手伝われる人が、
重力と感覚機能を使いながら、
動きのコミュニケーションを取ることができれば、

人を助けることは、
もっと軽やかなものになります。

「大変なことをお願いします」ではなく、
「ちょっとお願い」
と、軽く頼める。

頼まれた人も、
「それならできるよ」
と、無理なく引き受けられる。

そんなふうに、
人助けをお願いしたり、
引き受けたりできる未来につながるお世話を、
私は広げたいと思っています。

私の学びの場には、
家族の介護で役に立ちたいと、
小学校低学年の子どもたちが
学びに来ることもあります。

その子たちは、
柔らかいからだと、
柔らかい頭で、
実に大人よりもよい学びをします。

相手を力で動かそうとせず、
よく見て、
よく感じて、
相手と一緒に動こうとする。

そして、
大人たちによい見本を見せて、
帰っていきます。

その姿は、
小学生の頃の私が、
そうなりたいと
ずっと望んでいた姿です。

子どもだから、
介護はできない。

力がないから、
人を助けられない。

そうではありません。

人を助けるために必要なのは、
大きな力だけではなく、
人のからだのしくみを理解し
相手の動きを感じること。

待つこと。

一緒に動くこと。

そして、

助けることを
特別で大変なことにしない知識です。

「ちょっとお願い」

「ちょっと手伝うよ」

そんな言葉が、
自然に交わされる地域をつくること。

それが、

誰かを孤立させず、
自分自身も孤立しないための、

これからのお世話の形だと思っています。

ここまで読んで、

「こんな助け方なら、自分にもできるかもしれない」

と思ったことがあれば、

コメントや質問で教えてください。

ここまで読んでくださり、
ありがとうございました。

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