見出し画像

研究者の結婚、名前問題

研究者の名前

私は哲学で博士までいき、今は大学などで講師をしつつ研究をしている。

研究の論文は、名前が大事だ。
名前が変わってしまったら、違う研究者だと思われかねないし、海外での学会、パスポートの問題等様々ある。
論文等を旧姓のままにしても、本人の正式な名前が異なってしまうと、それはそれでまた問題があるのだ。

なので、そうした名前問題も私が結婚に困ってた要因の一つだ。
夫婦別姓が認められていない以上、私に婿入りしてくれる人を探すしかなくなる。

しかし、私は女である。
よって、結婚相手である男性が名字を変えてくれる確率は低めである。
統計だと90%女性の方が名前を変えているらしい。絶望。

夫婦別姓

夫婦別姓はいまだに認められていない。
何度も議論にはなるのに、法律は変わらない。

婚活をするにあたって、名前を変えてくれる男性という条件もつけなくてはいけなくなる。
それは、さっきの統計から考えれば、婚活市場にいる男性の9割はその条件を満たさないことになる。

保留からの逆転

それでも人生最後だと思って、一旦そこは考えずに婚活した。

そして今の夫と出会って結婚したのだけれど、夫との結婚がスムーズだった理由の一つが名前である。

本当に全く意図してたわけではないのだが、夫が外国籍だったのだ。

出会いはアプリだが、最初会うまで外国人だと思ってなかった。

出会って、結婚もいいなーって思ってから、外国籍の人との結婚の場合、お互い名字を変えなくていいことを知った!

こんな裏ルート(?)があるなんて!

そしてその裏ルートを意図せず引き当てるなんて、超ラッキーだ。そりゃあ結婚するしかない。

(もちろん国際結婚となるので、それに伴う他の困難などもあるが、それはまた別のお話だ。)

ということで、研究者として名前問題をミラクルに解決できたので、それが後押しし結婚できたとも言える。

私の場合、たまたま偶然なので、この名前問題に困ってる研究者の人へのアドバイスや解決法にはならないんだけど…

名前を変える

確かに結婚したのに名前が変わらないので、他の人たちよりも結婚した実感は少ないのかもしれない。
でも名前を変えるって、本当に大変なことなのだ。

何十年もその名前で暮らしてきて、その名前は私と結びついてる。それを引き剥がさなきゃいけない感覚だ。

もちろんもっとかっこいい名前がよかったなとかあるけれど、結婚相手も名前で選ぶわけじゃないし、それは結局選べないに等しい。

それならばずっと自分のものだった名前の方がいいなと思う。

名前を変えなきゃいけないことは、結婚が進まない大きな要因の一つに十分になり得るのだ。

どうか、このことで悩んで困ってる人たちが困らなくて済むようになることを願わんばかりである。

いいなと思ったら応援しよう!