・第一話のスタート版・第一話から連載をまとめたマガジン ・第二十一話「彷徨う落とし物」 「ティリー!」 会社の廊下で突然、同期のカノオ君がわたしを呼び止めた。 面倒くさい、という気持ちが真っ先に来た。 おととい、出張先で契約ボードを無くしたカノオ君を手伝ったら「俺とつきあってくれ」と告白された。 それを断っ…