FE 50-150mm F2 GM。全部この1本で撮った日。
FE 50-150mm F2 GMを手に入れて、焦点距離ごとに試し撮りしてみました。
レンズを変えずに、50・85・135mmを一気に撮れるって、想像以上に気持ちいい。
撮る自分も、ちょっと変わった気がします。
📷 50mmも、85mmも、135mmも。全部、この1本で。
箱から出したとき、最初の感想はシンプルに「でっか!」でした。
これまで使っていたレンズと比べても、明らかに“撮る道具感”が強くて、ちょっと背筋が伸びるような、そんな存在感。
FE 50-150mm F2.0 GM。
ズームレンズでありながら、単焦点のあのキレと雰囲気が、すでに手の中にある安心感とともに詰まっている──そんな1本です。
これまでも、明るめのレンズをいくつか使ってきました。
でも、「F2通しのズーム」という選択肢は、自分の中にはあまりなかった気がします。
むしろ、“F2って何が変わるの?”くらいの感覚で手に取ったのが正直なところです。
でも、実際に撮ってみて、「あ、F2ってこういうことだったのか」と腑に落ちました。
被写体の周囲が、すっと消えていくような感覚。
距離が近づいたというより、背景の存在感が静かに引いていく。
それによって、写っている人の空気だけがそっと浮かび上がってくるような。
ちなみに、開放だけでなく、F4〜5.6あたりでも描写はしっかりしていて、隅から隅までキレイに整った写りになります。
“ただ明るいだけじゃない”、描写の芯のようなものを感じました。
✨ 単焦点3本を、1本で
50mm、85mm、135mmと、これまでは焦点距離ごとにレンズを変えて撮っていたシーンが、この1本で全部まかなえてしまう。
その便利さももちろんあるけれど、“変えなくていい”ことで生まれるリズムや集中力の持続に、想像以上の気持ちよさがありました。
撮るときの自分の動きも変わったし、撮れた写真もどこか柔らかい気がする。
あとは、なんとなく──カメラを構える自分の姿も、ちょっとだけ好きになれた気がしています。
🔍 焦点距離ごとの写りの違い
今回はテストとして、50mm/70mm/84mm/100mm/134mm/150mmでそれぞれ撮ってみました。
カメラとの距離はおおよそ2.2m。同じ位置から、焦点距離だけを変えて、それぞれの“写りの表情”を比べています。
焦点距離が変わるだけで、印象も空気もガラッと変わるのが、使っていて本当に面白い。
それぞれの画像には、あえて大きな補正を入れていません。
「この距離感で、F2で、どう写るのか」をそのまま載せています。

📸 50mm
少し引き気味の画角。背景の空気ごと撮れる感じが気に入っています。

📸 70mm
すっと寄って、目線がまっすぐ入ってくる。いい距離感。

📸 84mm
「王道ポートレート」に近い焦点距離。柔らかくて品がある。

📸 100mm
肌の写りにぐっとリアルさが出てきて、ちょっと緊張します。

📸 134mm
目に寄れる。ピントの面が狭くなる分、集中力が必要。

📸 150mm
ここまで寄っても、怖くならないのがすごい。絵として成立してしまう。
✂️ トリミングしても崩れない
トリミング耐性も見ていただけるよう、生のデータも添えてあります。
ここまで寄られると、毛穴も産毛もバッチリで……ちょっと写りすぎかも?
📝 この1本と、ちゃんと付き合ってみたい
レンズが変わると、世界の見え方が変わる──なんて、ちょっと言い古された言葉かもしれないけれど、このFE 50-150mm F2 GMに関しては、それが本当に自然に起こる感覚がありました。
単焦点の良さも知っているし、ズームの便利さも実感してきた今、このレンズは、私にとってちょっとした“ごほうび”みたいな存在になりそうです。
しばらくこの1本と過ごして、また気づいたことがあれば書いてみようと思います。
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