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知識より、実は“これ”。選ばれ続ける人の共通点

同じ仕事ができる二人がいたとします。違うのは、たった一つだけ。
ひとりは、”無表情で、聞かれたことに淡々と答える人”。もうひとりは、”こちらの話をよく聞いて、「なるほど、そうですよね」と共感しながら、これからの見通しを「できますよ、大丈夫です」と、安心できる言葉で伝えてくれる人”。
——あなたが仕事を任せる側なら、どちらと組みたいでしょうか。たいてい、後者だと思います。
二人の実力は同じ。それでも、選ばれ方が変わります。その差は、知識でも経験でもありませんでした。
「そんなこと?」と思われるかもしれません。でも、初めて組む相手と“一緒に仕事をするかどうか”を決める場面では、これは「知識や経験以上に大きい」——私自身がそう感じるだけでなく、採用する側にいると、合否を決める各部門の担当者から、そういったフィードバックを聞くことも、本当に多いんです。
私自身も、計画的にいろいろな経験を積むことを意識してきたので経験は“わりとある方”だとは思います。でも、「私より知識も経験も豊富な優秀な人はたくさんいる。」それは間違いありません。
それでも、バックオフィス・管理部門やDXまわりで、時間換算6,000円以上のお仕事をリファラルで継続していただけたり、求人への面談でも、面談を進める中で当初掲載されている金額以上の単価や広げた業務内容で提案して受注できているのは——知識や経験“以外”の部分が大きいと感じています。

それは、コミュニケーションです。
相手の話を、よく聞く。いま何に困っていて、どこへ向かいたいのか。それを理解したうえで、「こういうスケジュール感で、こうプロセスを踏んでいけば、こういう形にできます」と、わかりやすく伝える。話す内容だけでなく、口調やトーン、表情で、“安定”と“安心感”を届ける。
相手が本当に求めていることを理解して、自分の経験と知識から提案する。これが、私がいちばん必要とされている理由だと思っています。
そして——ここが大事なのですが、これは「少し意識するだけで、大きく変わる」部分です。誰にでも変えられる。特別な才能はいりません。
意識するだけで、双方のやり取りがぐっと円滑になります。
そして、経験を一つずつ積むと、「できます」と言える小さな自信が少しづつついてきます。その自信は、そのまま相手の“安心感”になります。
さらに、その人の“人となり”や人柄は、大きな武器になります。「この人はちゃんとしている」「安心して任せられそう」「リードして進めてくれそう」——そんな空気は、スキルの一覧より先に、相手に伝わっている。
少しの意識が、評価と安心感に、まっすぐつながっていきます。

「私には無理かも」と思った方へ

大丈夫。いきなり、6,000円や10,000円のような単価を目指さなくていいんです。
正直に言うと、私は20代から30代前半まで、かなりの仕事人間でした。海外の子会社を複数担当していた頃は、例えばニューヨークの時間に合わせて朝から夜まで、土日も動いていることが多かった。同じ1年でも人の何倍も経験を積みたくて、やりすぎなくらい、いくつもの仕事を兼任していました。
フリーランスになってからも、ありがたいことに半年で法人化した方がいい水準まで報酬をいただけるようになり、結婚し子どもを授かるまでの数年はまだ自社採用はしていなかったので、数十社、いろいろな業界・業種のバックオフィスを横断して、ほぼ一人で走り続けていました。
でも——今、子育てや介護をしている人が、そこまで目指す必要は全くないと思っています。そこまで、しなくていい。
いま私たち子育て・介護世代に必要なのは、たぶんこういうことです。

  • 働く時間に、自由度のある働き方

  • 限られた時間の中で、安定した収入/適正な対価

  • 無理のない働き方

  • 自分の知識・経験を、活かせること

そして、それを叶えるために必要なのは——

  • 自分の経験を“活かせます”と伝える提案力

  • コミュニケーションの意識

  • あと少し、周辺の部門にも興味を持ってキャッチアップできれば、需要としてはさらに◎

特別なスキルの上乗せより、“伝え方”と“少しの意識”。そこから、無理のない範囲で「安定して選ばれる」を、育てていけます。
例えば、「単価3,000円って、具体的に何ができればいいの?」——それを、受け取る側の視点だけでなく、"クライアントにどんな価値を提供できるか"という角度から。私自身の経験と、採用する側として見てきた数十社の事例をもとに、近いうちに別の記事にまとめられたらと思っています。)


——あなたが最近「安心して任せられそう」と感じた人は、どんな人でしたか。よかったら、聞かせてください。

こういう“採用する側から見た本音”を、これからも書いています。よかったらフォローを🍀

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