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15の私へ〜夢は叶わないけれど〜

15の私、元気?
こっちの私はすごく元気だよ

これから伝える話は、沢山の壁に激突するあなたへの応援の声だと思って読んで欲しいなと思って書いてます
壁が本当に沢山あったんだよ
でも大丈夫
まずは話を聞いてね


15歳のあなたがTVで偶然観て一瞬で虜になったファッション通信

興味が湧いたのは服ではなくド派手なメイク

刺激的な赤いマスカラに黒い口紅や
黄色い眉毛に顔面もくちびるも真っ白な妖精のような姿

地方在住の女の子には全く理解不能な世界観で彩られた、服よりもモデルさんの顔に釘付けになったよね

父親はまさに“昭和の父”で、中高校生が化粧するなんて言語道断

こっそり塗ってたペディキュアがばれて1時間正座させられたりしたよね

それでもその世界観の中に入りたい!!って一年かけて親を説得するけど、認めてもらえ無いのは薄々気づいてるでしょ?

『高校3年間経っても考えが変わらなかったらそういう学校に行かせてやる』

その言葉を信じてたいして面白くも無い高校生活を我慢して過ごすけど、残念ながらその言葉は嘘でした

うん。
どれだけ暴れるようにもがいても、この約束は守られなかったよ

残念のひと言では言い表せないし
この時の気持ちは悔しすぎて、正直言って大人になった今でも深い傷として残ってはいる

それでもね、意外な高校の先生が私を見てくれてたんだよ

当時ゲームできるっていう理由で選択した情報処理のクラブ活動
ゲームをプログラムして遊ぶのが楽しかっただけだけど、先生はその道の才能があるって思ってくれたみたい

夢に見ていた世界に行けないことで自暴自棄になって、危うく引きこもりになりそうだった私の進むべき道として、情報処理学科のある専門学校を特待生枠で推薦してくれるよ

美容の専門学校に行けないの?!ってショックだと思うけど、行った専門学校は悪くなかった

先生の見立ては正しかったらしく、おかげでその後はSEって言う職業にもつけて10年はバリバリに働いて結構稼ぐ人になるよ

でもね、SEって言う仕事は想像以上に結構キツイ

時代的にも“24時間働けますか?“がキーワードになってたし、徹夜なんて当たり前

丸10年限界以上に働いた影響で、出社すると体が震えてきたりと、パニック障害っぽい症状が続いて引退する事にはなったけど、SEって言う仕事は好きな仕事だったって言えるよ。大変だけど楽しいのも間違いない。性格的にも合ってる。
だから臆せず頑張って!

その後は結婚出産を経てまたSEでは無いけどコンピューターの世界に戻るんだよ
そこでまた沢山壁にぶち当たるし、そのせいで無理もする

限界以上に無理をするのは、私の良いところでもあり悪いところでもあるね

色んなことが重なってまた体を壊して、右腕が動かない症状に悩まされるけど心配しないで大丈夫!
この事が人生を大きく変えるから

右腕のリハビリを続けている時に知った“ジャイロキネシス”と“ジャイロトニック”って言うエクササイズ

聞いたことも無いと思うけど、あなたはそのエクササイズのトレーナーになります

メイクアップアーティストになりたくてなれなかった女の子が、聞いたこともないエクササイズのトレーナーに??

うん。不思議だよね
とっても不思議だけど、メイクが人を幸せに変えるのと同じように、ジャイロキネシスもジャイロトニックもやった人を幸せにするエクササイズなんだよ

ええ?胡散臭い?
そうだね〜、そう思う気持ちもわかる!

でもね、体が思うように動かない時にリハビリ目的で初めてジャイロキネシスを経験した時、ステージを闊歩するモデルの顔が浮かんだんだよ

奇抜なメイクだけどステージを堂々と歩く姿は解放感に溢れてて、体全体で自由を表現しているのと同じように、ジャイロキネシスをやった時には体の痛みなんてすっかり忘れて、心の底から解放感を味わえたんだよ!

そう。
多分なんだけどね、あなたがメイクアップアーティストとして表現したいのって“自由”なんじゃないかな?

地方の閉鎖的な環境や、厳しい親元からの解放や自由を表現するために知った初めてのツールがメイクで、だからメイクアップアーティストになりたいんじゃ無いかな?

残念ながらその夢は叶わないけれど大丈夫!
別の方法でそれは叶えることができたよ

今あなたが夢に描いているメイクの世界には行けないけれど、数十年後、エクササイズでお客様を解放して自分も自由に生きていけてる

未来のあなた
今の私はとても幸せです



猿荻レオンさんの企画に参加させていただきました。

#15歳のわたしへ
遠い未来から当時の私へ語りかけることで何か心の浄化になるかな?と思い書き記してみました。

猿荻レオンさん、素敵な企画ありがとうございました!

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