見出し画像

デートは会う前が一番楽しいのと、余韻に浸って幸せに包まれたいという話

デートって、始まるまでが一番楽しくありませんか?どこに行こう、何しよう、何着て行こう、どんな顔して会おう、何時にどこで待ち合わせよう、当日のお天気どうだろうって。

小学生の時の遠足の気分です。会えるまでの日数、指折り数えていく。たとえば3週間後に会えることになったとします。お仕事をこなしながら、毎日を過ごしていきます。それまでのLINEやメッセージのやりとりも欠かしません。「はやく会いたい、抱きしめたい」って言ってもらえるの、すごく嬉しいし、「わたしも早く会いたい、抱きしめてほしい」って返すの、すごく幸せです。

でもだんだん、会える日が近づいてくると、会ったあとの「終わっちゃった」感を味わうのが嫌で、「会いたいんだけど会いたくない」みたいな気持ちにもなるんです。特にいつでも会える相手じゃなかったり、次に会える予定が決まってない好きな人とのデートの場合。

会う日の前日が一番ドキドキしてます。「寝て起きたら明日は会えるんだ」「あと◯時間後にはあの人の腕の中にいるんだ」って。

いざ会える日。いつもより早めに起きちゃって、なんだかソワソワしちゃって落ち着きません。ちょっと早いけど、もうおうち出ちゃおうかな、電車乗り過ごすよりマシだし、などと考えながら家を出ます。彼も少し早くに来てくれるかなぁ、そしたら待ち合わせ時間より早く会えるかなぁなどと考えてみたり。

会ってる間って幸せすぎて言葉になりません。「この人になら何されてもいい」って思って過ごしてます。一挙手一投足が愛おしい。一分一秒がもったいない。もちろん「何されてもかまわない」って思ってるのは、「いやなことされない」ってわかってるからなんだけど、仮に何があったって今日この日に「会えてる」という事実は幸せとして心に刻みたいです。帰りの電車が事故に遭ったって、途中で帰れなくなったって、翌日の仕事に響いたって、「会えて幸せだった」って思いたいです。だって大好きな人に会えてるんだもん。そばにいられてるんだもん。笑顔を間近で見られるんだもん。視線を交わせるんだもん。「好き」って、抱きついて耳元で囁けるんだもん。

本当は帰りたくないし、ずっとそばにいたいです。でも帰らなくちゃいけない。わたしだって「帰るべき家」があるし、相手にだって「帰るべき家」があります。やらなくちゃならない仕事だってお互いにあります。気分はシンデレラです。せめて片方の靴を落として帰りたい。「わたしを忘れないでいてほしい」って思います。また会うための口実を作りたいから、なんだっていい、何がしかは持っています。生きてる限り、お互いが会おうと思えば会えるんだもん。

会えた後、抱きしめてもらったあととかって、本当は、家に帰ってもお風呂に入りたくないです。なんか残り香が消えちゃう気がするから。さすがにメイクは落とすけど、シャワー浴びたくないなって思う時もあります。触れられた場所を洗い流したくない、みたいな感覚。なんだろう、たとえばすごくアイドルオタクの人が、お気に入りのアイドルの握手会に行ったあと、「手を洗いたくない」っていう感覚に似ているのかもしれません。

翌日までにはさすがにお風呂に入るのですが、「残り香、消えちゃった」とかって考えてます。昨日は残ってたのにな、昨日は抱きしめられた感覚も残ってたのにな、夢に出てきてくれなかったな、昨日会ったのは夢だったのかな、とかって思ったりします。でも昨日会ったのは現実。それを証拠に、彼から今日、メッセージは一通もこない。きっとわたしに会ってたことを引きずらないようにお仕事頑張ろうって気持ち切り替えてるからわたしに連絡してこないんだ、って勝手に思ってます。だからわたしからも連絡はしません。「おうちにつきました」までは連絡するけれど、それ以降、連絡はしたいけど、相手から連絡が来るまで、わたしからは連絡しないの。きっとわたしが引きずっている以上に、相手も引きずってくれていると信じているから。引きずっているから連絡が来ないんだって思えば、連絡がこないことだって愛おしくなるじゃない?

あなたがわたしにくれた温もりも言葉も、全部現実にあったものだから、かけがえのない幸せの記憶としてわたしの心に刻まれていく。次いつ会えるかもわからないとしても、必ずまた会える日は来ます。だってわたしと彼との絆は、きっと本物だから。そんな簡単になくなって消えるような想いじゃないから。これまでもこれからも、あなたを愛してるわたしの気持ちも、あなたがわたしを一生大切な人だと言ってくれた気持ちも、本物だと信じているから。

あなたはわたしと会えて幸せでしたか?あの日をずっと覚えていてくれますか?何年経っても思い出してくれますか?あなたに見せたわたしの表情を忘れずにいてくれますか?あなただけに見せたわたしの姿を、胸に刻み込んでくれますか?

わたしはずっと忘れません。何年もずっと紡いできたあなたへの想いは確かなものだし、どんなに離れていても、あなたのことを心から愛しています。人生で、あなたという人に出会えてよかった。あなたを好きになれて、本当によかった。わたしの人生は、これでよかった。この広い世界で、あなたという人にめぐり逢えてわたしは幸せです。いつか生まれ変わっても、またわたしと出会ってください。どんな形でもいいから、あなたを好きなわたしでいさせてください。

そんな余韻に浸れるのが、わたしはとても幸せです。


あなたの元に、わたしの想いは残してきました。何度だって読み返してください。わたしは本音しか書いていません。わたしもあなたからもらったお手紙、一生大切にします。あなたが心を込めてわたしのために紡いでくれた手書きの文章、あなたと共に過ごした日々の記憶と共に、一生の宝物にします。

「これからもたくさん話そう」って言ってくれたあなたとの未来も、ずっと大切にしていきます。

わたしは「もう離れない」って決めたし、そう伝えたからね。あなたも「もう離れるな」って言ってくれた。もう絶対に離れないし離さない。わたしが一番大切にすべきは夫だし、あなたが一番大切にすべき人も奥様だけど、そこは守ってね。お互いのパートナーに胸を張っていられるように。

やっぱり、好きなものは好きなんです。大好きなんです。この世界にあなたという人がいてくれて、わたしと出会ってくれて、好きでいられることが、わたしにはたまらなく幸せなんです。あなたを好きな自分が好きなんです。

あなたを好きになって、本当によかった。あなたと出会えたのはわたしの人生においてきっと運命だったんだと思ってる。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集