「サッカー」という開けてはいけない箱日本人は “パンドーラ” なのだろうか
【 2026.06.30 am3:50 】
日本1 - 1ブラジル
アディショナルタイム6分 残り1分
誰もが「延長戦」を頭に描いていただろうその時。
ギマランイスのパスが日本DFの菅原と富安の間に入ってきた
ブラジルの22番 マルティネッリに通り、コントロールショット。


「サッカー」という「ゲーム」は
“時間” と “空間” のマネジメントを競う競技。
【 箱の奥隅に震えながら光るものが… 】
「まだ、終わってない!」


【 余談① 】
2025年10月14日に東京スタジアムで開催された「キリンチャレンジ
カップ」で日本代表はブラジル代表に初めて3対2で逆転勝ちを収めた。
その時のブラジルの得点者の一人が「マルティネッリ」だった。
【 見せつけられた埋めがたい差 】
《 日本代表スターティングメンバー 》
GK 1 鈴木彩艶、DF 3 谷口彰悟、DF 21 伊藤洋輝、DF 22 冨安健洋
MF 10 堂安律(Cap)、MF 11 前田大然、MF 13 中村敬斗、MF 14 伊東純也
MF 15 鎌田大地、MF 24 佐野海舟、FW 18 上田綺世
現有リソースの最大火力の布陣でゲームに入っている。
1点、あわよくば2点先取して、失点を1点以内に抑える。
前半はその目論見が当たっていた。しかしアンチェロッティは
ハーフタイムに戦術の修正を的確に加えてきた・・・
ヴィニシウスを左に貼り付け、パケタに代えてFWエンドリックを投入
またクーニャに代えてFWガブリエル・マルティネッリを投入。
より攻撃的な布陣で左右に幅を取る形に修正し、ブロックで守る日本の
守備陣を動かし、両ウィングと2シャドーも守備に追われるようにした。
その結果、攻撃機会は増え、逆に日本のカウンターは上がれなくなり
ひたすら攻撃に耐えてクリアするだけの状態に追い込まれていく。
せっかく奪ったボールもパスの精度を欠き、すぐに相手に渡ってしまう。
2022年のカタールで見せたような「戦術カタール」を行うための
経験豊富な後詰のウィンガーやストライカーはもう手札にはない。
町野を入れた時点で「延長戦」~「PK戦」を見据えていたのだろう。
しかし、最終防衛ラインは破られた・・・
自称サッカーフリーク曰く
“三苫” がいたら、“南野” がいたら、“遠藤” がいたら、“久保” がいたら、
“町野” ではなくてボランチに “藤田” を呼んでいたら、“守田” だったら、
代表戦を観戦したサッカーファン曰く
「みんなよくやった。ありがとう!」
「田中碧は悪くない!誰も悪くない!」
「勇気をもらった。ブラジルと互角に渡り合った」
「森保監督は素晴らしいチームを作り上げた。」
DF冨安健洋の見解
「悪く言うと、個で負担する部分を数で対処しないといけないチームと
いうか、まだそのレベル。もちろん世界トップのクラブや国を見てみると、
そんなことはないわけで。味方を助ける動きや、ちょっとずつ気を使って
みたいなところはもちろん本当にいい面だと思うしポジティブに働くことの方が多いけれど、果たして将来的に見た時にいいものなのか。数に頼らない
守備を練り上げるには、やはり個々が常に自分に矢印を向け続けて1歩、1秒
のところを突き詰めていくしかない。だからこそ、より厳しい環境に身を
置かないといけない」
プールサイドウォッチャーの言葉はふわふわと軽く
戦場に身を置いていた者の言葉はどこまでも重い
この敗戦から何を学ぶのか。次のステージにどう繋げていくのか。
きっと当事者は “負けた” という事実を受け止めているだろう。
自分たちが身を以て知った紛れもない “敗戦” という事実を。
体感したことや見聞きした一つ一つが個々の財産になったはずだ。
また現場スタッフも同様に行ったことの結果を目の当たりにした。
そして目指しているものとの厳然たる差が存在することを知った。
自身によるレビューと第三者からの “批判” をしっかりと受け止めて
どうすればPot1のチームに高確率で勝てるようになるかを再検討し
4年後に向けてチーム・組織を立て直し欲しいと思う。
“優勝” を本気で目指すなら「くじ運が悪かった」と嘆くのではなく
本大会の組み合わせを有利に進めるためにPot1に入る必要がある。
そのラインは開催国枠を除けば常時上位9位以内だ。
日本代表は強くなった。それはFIFAランクの推移を見ても確かだ。
しかし、抜本的な “弱点” の改善は進んでいるとは言えない。
・WB裏へのロングボール対策
・高身長チームのコーナーキック対策
・左右のペナ角からのカットイン対策
いつもこれでやられている。
下を向き、膝をついている暇はない。
「W杯優勝」が入っている箱を開けようとしているのかもしれない。
実力差、おごり、批判、苦痛、後悔、無念、挫折、侮蔑・・・
蓋の隙間から様々な邪悪が勢いよく飛び出してくる。
神話によれば最後にほのかに光を放っている “希望” が
弱々しくとも箱の奥から飛んで出てきたのだとか。
21番と3番の姿にそんな “希望” が見えた気がした。
【 余談② 】
《決勝トーナメント6/30結果》
・ドイツ1(3) - (4)1パラグアイ
・オランダ1(2) - (3)1モロッコ
・コートジボワール1 - 2ノルウェー
ワールドカップは難しい、だから面白い

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