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“アート”の本質が「問題提起」ならば この映画はトラウマ級の“アート”だ  《 THE SUBSTANCE 》

【 平日あさイチのシネコン  SCREEN3】

開演10分前。貸し切りかと思った。

キャパ115人  最後列センターの席で観ます

【 11 a.m. 】

「THE  SUBSTANCE」は第97回アカデミー賞でも
かなり話題になっていた作品の一つだ。
なにやら「やばそう」な映画であることは聞いていた。
主演が“デミ・ムーア”であることも興味をそそった。
今日実際に目にしたのだが、想像のはるか上を行っていた。
スクリーン中に「狂気」が飛び散っていた。
何という142分
正直「恐ろしくて怖かった」

【 この映画のジャンルはいったい何だ? 】

 各シーンで個人的に頭をよぎった映画は・・・
 ・地獄の黙示録
 ・シャイニング
 ・ザ・フライ
 ・ズーランダー
 ・フェイブルマンズ
 ・ジョーカー
 ・エレファントマン
 ・遊星からの物体X
 ・エイリアン
 ・キャリー
 ・ロボコップ

ルッキズムをテーマとしたボディホラーであることは
間違いないが、“ザ・フライ”などともまた異なる。
“エイリアン”ぽくもあるが寄生されてるわけではない。
「若さ」という魔法が解けそうになるところは
シンデレラっぽいが、そんな美しい話ではない。
“人は見た目が9割”と言われる 現代社会の現実として
見た目は売買され、原価償却され、劣化すれば廃棄される。
“セブン”じゃないが「七つの大罪(傲慢、嫉妬、怒り、強欲、
怠惰、暴食、色欲)」に蝕まれた人間の末路の話であり
映し出されるのは承認欲求に振り回される哀れな人間の姿だ。
どのみちヒトは年老いてゆき、いずれは死ぬ。
その摂理を受け入れられないと必ず不幸になるということだ。

用法を守らないととんでもないことになる…

【 最近観た“怖い”と思った映画 】

  1. 関心領域

  2. シビル・ウォー

  3. サブスタンス

結局、人間が一番怖いってことを悟らされる映画たちだ。
それにしてもデミ・ムーアとマーガレット・クアリーの
体当たりの演技には脱帽する。
人間の狂気の様と暴力性を目いっぱい見せてくれる。
そしてこの3本に共通するのは
そのサウンド・デザインの素晴らしさだ。
3本ともその音響効果によって恐怖感を3倍増させている。
そういう意味でもこの「THE  SUBSTANCE」は
ぜひ映画館で全身で体感してもらいたい1本だ。

鏡を覗くのが怖くなるかもしれない…

【 困ったときの焼きそば 】

本日は塩味で






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