【GEEKOM A6】小さいボディの高性能&ロマン構成のミニミニモンスターPC

こんにちは、Emuです。
当記事をご覧くださり、ありがとうございます!

今回は、GEEKOM様から『GEEKOM A6』の製品提供をしていただけました😊
一言で言うなら…「ミニミニモンスターPC」。どこまで使えるのか、少しハードなテストをしてみました。その実力をじっくり検証してまとめたので、ミニPCに興味がある方はぜひチェックしてみてください。
GEEKOMとは?
GEEKOMは、ミニPC(小型デスクトップPC)を専門に扱うグローバルブランド。深センジテンネットワーク技術有限公司(中国・広東省)研究開発・生産・販売を一貫して手がけている企業。深圳は世界的に有名なテック企業が拠点としている都市です。(ファーウェイ、DJI、Insta360など)
本社・主要拠点は中国・深センですが、台湾にもR&Dチームを構えていて、150以上の国と地域で展開されているとのこと。
GEEKOM A6

✅スペック
CPU:AMD Ryzen 7 6800H
グラボ:AMD Radeon 680M
RAM:DDR5 32GB
ストレージ:1TB(PCIe 4.0x4 M.2 SSD)
OS:Window 11 Pro 64ビット
Wi-Fi:Wi-Fi 6E
Bluetooth:Bluetooth 5.2
インターフェース:USB 4 x1(USB C)、USB 3.2 Gen 2 x1(USB C)、USB 3.2 Gen 2 x3(USB A)USB 2.0 x1、HDMI 2.0 x2、2.5Gb有線LAN3.5mm 4極ヘッドセットジャック x1
サイズ:約112.4 x 112.4 x 37mm
重量:約450g
パッケージ内容

GEEKOM A6本体
ACアダプタ
電源ケーブル
HDMIケーブル
VESA対応ブラケット
ネジ×6本
ユーザーマニュアル(日本語対応)
Thank youカード
ファーストインプレッション


ち、小さすぎる🤭
外箱の感じで、Mac miniくらいのサイズを想像していましたが、小さ過ぎました(笑)「え?、何コレ大丈夫なん?」と思いました。きっと、購入された方はそう思うでしょう。
✅1.小型筐体に詰め込まれた高性能&ロマン構成
小型PCで、Ryzen 7 6800H + DDR5 32GBメモリ + PCIe 4.0 M.2 SSD 1TB構成はロマンがありすぎる。「詰め込みゃいい!」というものではありませんが、このサイズでこの性能は際立っています。ちなみに、M4 Mac miniよりも小さいです。(RAMメモリは最大64GB、ストレージは最大2TBまで拡張可能)
✅2.拡張性・入出力ポートが充実
USB4(USB C)×1、USB 3.2 Gen 2 ×1(USB C)、USB 3.2 Gen 2 ×3(USB A)、HDMI 2.0×2、2.5Gbイーサネット、ワイヤレス対応(Wi-Fi 6E/Bluetooth 5.2)、3.5mm4極イヤホンジャックなど、マルチディスプレイや高速回線にも対応、拡張性が高いデザインになっています。
✅3.高い冷却性能と静音性能
GEEKOM独自の、「IceBlast」冷却システムにより高い冷却性能を実現。筐体内部を層構造で空気流を制御し、熱を背面へ排出する方式を採用しているとのこと。Ryzen 7 6800H(TDP最大45W)の放熱をしっかりサポートしています。
✅4.普段使いからライトなゲーム・クリエイティブ用途まで対応
ブラウジング、オフィス作業、プログラミング、ライトな写真・動画編集、DTM、マルチディスプレイ構成など、比較的高負荷な用途までカバーできるポテンシャルを持っています。ただし、「中〜高負荷のゲーム」や「長時間&高ビットレート4K動画編集」などは限界がある。
✅5.コストパフォーマンスの高さ
高性能、拡張性・汎用性に優れている点でコスパ高めだと思います。購入するとしたら、セール期間中がいいでしょう。
少しだけハードな耐久テストを実施

一通り、初期設定やデータ移行、ゲームなどのインストールを終えたので耐久テスト開始。100時間の連続負荷に耐えられるかチェックしました。
✅ゲーム耐久テスト

デッドバイデイライトを1日8時間以上プレイ。
クオリティー:LOW
画面サイズ:1920×1080
FPS制限:90fps
スクリーンモード:ウインドウ
垂直同期:オン
FSR:オン
アンチエイリアシング:TAA
デッドバイデイライトの場合、上記の設定でフレームレートを平均90fpsを維持しつつ、高画質でプレイできました。一応、ホラーゲームなので雰囲気も大事に。MEDIUMは平均75fps、HIGHでは55fpsでした。XESSモードのパフォーマンスに設定したところ、高画質で60fps以上を維持しながら、快適にプレイできました。
《💡XESSとは》
XESSモードは、高画質と高フレームレートを両立を実現するための、インテルのアップスケーリング技術。Intel XeSS(Xe Super Sampling)のことです。低解像度でレンダリングされた画像を、AIによって高解像度に変換。これにより、パフォーマンスが向上し、高いフレームレートでも快適にゲームをプレイできます。

ゲーム中、一度だけクラッシュしました。(ゲームが突然ダウン)PC本体以外の問題も考えられるので、今のところスルーで。(自前のPCでもありました)
✅ゲーム実況動画作成


DaVici Resolve 20で作成。PS5のゲームをHDMIキャプチャーボードを使用して、OBSで収録しました。(約30分くらいの動画)フルHDの動画は快適に編集できました。後ほど、YouTubeにアップします。30分ほどの動画(1080p)の書き出しにかかった時間は約40分ほど。
✅GEEKOM A6で作成したゲーム実況動画▼
お時間ある方は少し見てやってください。チャプター別に投稿予定です。全部で20本になる予定。最後まで投稿できるように頑張りますので、チャンネル登録と高評価もよろしくお願いします。
✅4K高画質のSlog3の動画編集

Slog3フォーマットの動画をDaVinci Resolveでテスト編集。SONY α UniverseのRyo Ichikawa氏の素材を使用しました。
カメラ:Sony FX3
フォーマット:Slog3
解像度:3840 x 2160
フレームレート:23.98
ビットレート:約785Mbps
動画のプロパティはこんな感じ。動画単体のサイズは小さいですが、プロジェクト全体では約8GBの容量になりました。プロレベルの編集は難しいですが、初心者がLogフォーマットの動画編集にチャレンジ、自家製短編動画の作成なら応えてくれそうです。(ちなみに、バックグラウンドでゲームが動いてます)
✅ファンの騒音レベルをチェック

右:負荷時70cmほど離れたところから収音
左は負荷時のファン音をゼロ距離で収音。右は座っている位置から収音しました。(約70cm)アップデート、ベンチマークテスト、ゲーミング、動画編集、RAW編集など負荷がかかる作業ではこんなもんだと思います。あとは設置場所にもよるかもしれません。ゲーム中、動画編集時などヘッドホンを装着していれば、気にならなかったです。

アイドル時は平均35dB以下で静かです。
DTMなどで音声収録をする場合、間違いなくファンノイズを拾うので、単一指向性のマイクの使用、PCの設置場所を変更、仕切り板の設置などの対策をした方がいいです。
✅冷却性能をチェック

アルミボディと空冷システムは相性良いと思います。冷却性能はAMD Adrenalin Editonでモニターしました。負荷時のCPU/GPUの温度は平均80℃。ハイパフォーマンスCPUのため、このくらいは普通です。アイドル時は48℃前後で推移。負荷時からアイドルまでは、約30秒で55℃まで冷却されました。
筐体はアルミボディのため熱くなりますが、触れるレベル。左右に吸気口、背面に排気口があります。これらが冷却の要なので、定期的なメンテナンスが必要になると思われます。(排熱処理ができないとPC全体に悪影響が出るので要注意!)
ベンチマークテスト
✅Cinebench R23

マルチコア:11,281pts
シングルコア:1,423pts
CPU性能は高め。
Ryzen 7 6800Hの8コア16スレッドをしっかり活かせていて、動画編集・画像処理・3Dモデリング・仮想環境などのマルチスレッドを活用する作業にも十分対応可能。ミニPCとしてはトップクラスの処理力です。
ブラウジング・オフィス作業・プログラミング・音楽再生などのシングルスレッド依存のタスクも快適に動作します。また、ゲームのCPU負荷が高いタイトルでも、一定のパフォーマンスを発揮できる水準です。
✅モンスターハンターワイルズ




わかっていましたが、モンハンは全然ダメでした。PS5の足元にも及ばない。最高画質ウルトラではPS5の1/3以下のパフォーマンス。ちなみに、パフォーマンス優先にした設定でも快適にプレイできそうにありません。
無難かつ、しっかりゲームプレイをされたい方はPS5の方が良いゲーム体験ができるかもしれません。25万円台の自作ゲーミングPCでも、PS5の方がパフォーマンスが良いタイトルもあるとのこと。
気になる点
ゲーム用途には限界がある
Officeは別売り
メーカーとのやり取り
✅ゲーム用途には限界がある
GEEKOM A6に搭載されているグラフィックチップ(Radeon 680M)は統合型GPU。ゲーム用途でもテストしましたが、高画質&ハイパフォーマンスを重視する方は選びにくい。高画質設定では、性能不足を感じます。
✅Officeは別売り
Officeは付属していません。
✅メーカーとのやり取り
不具合や修理が必要になった場合、メールとのやりとりになります。GEEKOMは修理部門がなく、基本的には返金・交換対応になるとのこと。また、海外メーカーのため、対応に時間がかかることもありそう。「海外メーカーに抵抗がある」、「サポートが心配」という方は控えた方がいいかもしれません。
現在、修理部門を準備中とのことです。
《⚠️注意点⚠️》
どのデバイスを使用する場合も同様のことが言えますが、データバックアップをしておく事をオススメします。
✅製品保証に関するポリシーはこちら▼
こんな人にオススメ
省スペースにこだわりたい
ゲームをカジュアルにプレイしたい
拡張性の高い小型PCを探している
普段使いでも仕事でも使いたい
サブマシン用にコスパ高めPCを探している
クリエイティブ初心者~中級者
マルチディスプレイで使用したい
長期保証がある製品を選びたい
海外メーカー製品に抵抗がない
PC初心者にもオススメしたいコスパ高め&ロマン構成ですが、PCの操作や扱いに慣れている中級者以上の方向けのミニPCと言えそうです。ただ、ChatGPTなどにトラブルシューティングしてもらうのも、最近のやり方もあるため、以前よりはハードルが下がっているかも。
外観・デザイン








あると便利だと思ったガジェット
✅USBハブ/ドッキングステーション

キーボード・マウスなどの入力デバイスはBluetoothに統一している方は気にならないと思いますが、2.4GHz無線や有線デバイスを使う方はUSBハブやドッキングステーションがあった方が、使い勝手がいいかもしれません。USB 2.0ポートは一つだけなので、USB 3.2 Gen 2やUSB 4 Gen 2ポートをUSB 2.0のデバイスで占有してしまうのは勿体ない。
✅外付けグラフィックボード
これは限定解除的な裏ワザなので参考までに。USB 4/Thunderbolt 4以上のUSB Cポートを備えたPCは外付けグラボが使えたりします。「いや、普通にゲーミングPC買えよ(笑)」と言われそうですが、小型PC + 外付けグラボもロマンがあります。興味&余裕がある方はぜひ試してほしい…
最後に


使い始めの印象は良い感じ😊
可能な限り、多様な使い方、少し厳しめのテストを実施。マルチタスク作業、ライトなゲームやクリエイティブで良いパフォーマンスを発揮できるミニPCだと思います。サクサク動作しますし、懸念だった熱処理も大丈夫そう。
負荷をかけ続けたテストで、煙が出ないか心配でした(笑)今後も使い続けて、長期使用レビュー、本体の分解や魔改造などもやっていきたいと思います。不満な点などが出てきた場合は追記レビューもしていきます。
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