人生を変えたい人ほど、「何をするか」を考えてはいけない。
「人生を変えたい」
そう思っているのに、
何をしたらいいのか分からない。
転職した方がいいのかな。
副業を始めた方がいいのかな。
資格を取った方がいいのかな。
独立した方がいいのかな。
いろいろ調べているのに、結局決められない。
そして気づけば、
「自分って行動力がないな……」
と自分を責めてしまう。
でも、ライフコーチとしていろいろな方とお話ししていて思うことがあります。
もしかすると、
あなたに足りないのは、行動力ではないかもしれません。
そもそも、
「どこへ向かいたいのか」が曖昧なままだから、何を選べばいいのか分からないだけなのかもしれません。
人生を変えたい人ほど「何をするか」を考えすぎている
転職・副業・起業は、すべて「手段」
人生を変えたいと思ったとき、多くの人は最初に、
「何をすればいい?」
と考えます。
転職する。
副業する。
資格を取る。
SNSを始める。
起業する。
もちろん、どれも素晴らしい選択肢です。
でも、ここで一つ大切なことがあります。
これらは全部、
人生を変えるための“手段”
なんですよね。
手段を決める前に、本当は決めたいことがあります。
それが、
「自分は、どんな人生を送りたいのか」
です。
行動できないのは「目的地」が決まっていないからかもしれない
カーナビに目的地を入れずに走れと言われても困る
たとえば車に乗って、
「とにかく走ってください」
と言われたら困りますよね。
右へ行く?
左へ行く?
高速に乗る?
一般道を走る?
目的地が決まっていなければ、正しいルートも決められません。
人生も同じだと思います。
「もっと行動しなきゃ」
「早く何か始めなきゃ」
と思っても、
自分がどんな毎日を望んでいるのかが分からなければ、何を選べばいいのか分かりません。
だから迷っている人に、
「とにかく行動しましょう!」
だけでは、少し足りないと思っています。
その前に、
「あなたは、どこへ行きたい?」
を考える必要があります。
「何の仕事をしたい?」より「どんな毎日を送りたい?」
やりたいことを職業名だけで探さなくていい
「やりたいことが分かりません」
という相談をいただいたとき、
いきなり、
「では何の仕事をしたいですか?」
と考えると、答えが出ないことがあります。
だから僕は、もっと生活に近いところから考えるのが好きです。
たとえば、
朝は何時くらいに起きたい?
通勤はしたい?したくない?
一日何時間くらい働きたい?
家族との時間はどれくらい欲しい?
どんな人たちと関わりたい?
どこで暮らしたい?
休日は何をしていたい?
どんなときに「今日楽しかったな」と思いたい?
こういう問いです。
仕事だけで人生を決めようとすると、
「向いている職業は何?」
「稼げる仕事は何?」
に偏りやすくなります。
でも、
人生から仕事を考える
と、選び方が変わります。
私自身も「どう生きたいか」を考えてから人生が変わった
「この仕事を続けるか」だけを考えていた頃は苦しかった
私自身、会社員時代は仕事が本当につらい時期がありました。
毎日のように頭痛があり、最終的には職場で倒れて救急搬送されました。
それでも、会社を辞めることは怖かったです。
収入はどうする?
次の仕事は?
将来大丈夫?
いろいろ考えました。
でも、あるとき、
「次に何の仕事をするか」
ではなく、
「これから、どんな人生を生きたい?」
と考えるようになりました。
もっと自由に働きたい。
大切な人との時間を増やしたい。
自然のある場所で暮らしたい。
自分が楽しいと思える仕事がしたい。
人の人生に希望を届けられる仕事がしたい。
そうやって、自分が望む人生を少しずつ言葉にしていったことで、
「では、その人生に近づくために何を選ぶ?」
と考えられるようになりました。
会社を辞めることも、移住することも、今のライフコーチという仕事も、
最初から全部見えていたわけではありません。
でも、
望む方向が見えてきたから、次の一歩を選べるようになった
のだと思います。
人生の目標は「年収〇〇〇万円」?
本当に欲しいのは、その先にある感情かもしれない
目標というと、
「年収1000万円」
「独立する」
「フォロワー1万人」
のような数字を考える人もいます。
もちろん、それもいいと思います。
でも、その先も考えてみてください。
なぜ年収を増やしたい?
なぜ独立したい?
なぜフォロワーを増やしたい?
もしかすると、
自由な時間が欲しい。
好きな場所で働きたい。
家族と旅行したい。
仕事に追われない生活がしたい。
人に喜ばれる仕事がしたい。
そんな望みがあるのかもしれません。
数字そのものではなく、
その数字によって実現したい人生
を見る。
そうすると、本当に必要なものが見えやすくなります。
やりたいことが分からなくても「望む人生」は考えられる
最初から明確な答えがなくても大丈夫
「でも、どんな人生にしたいのかも分かりません」
という人もいると思います。
大丈夫です。
いきなり人生の答えを出す必要はありません。
まずは、
「これは嫌だな」
でもいい。
毎朝満員電車は嫌。
休日まで仕事のことを考えたくない。
人間関係で消耗したくない。
もっと自分の時間が欲しい。
そこから、
「では、反対は?」
と考えてみる。
満員電車が嫌
→ 家で働けたら嬉しい。
時間に追われるのが嫌
→ 自分でスケジュールを決めたい。
人間関係に疲れる
→ 好きな人と働きたい。
「嫌」を知ることも、望む人生を知るヒントになります。
目標が見えると「やるべきこと」が自然に絞られてくる
行動力より、方向性
たとえば、
「場所に縛られず働きたい」
という望みが見えてきた。
それなら、
リモートワークについて調べる。
在宅でできる副業を試す。
オンラインでできる仕事を学ぶ。
という行動が見えてきます。
「人の相談に乗る仕事がしたい」
なら、
コーチングを学ぶ。
実際に誰かの話を聞いてみる。
発信してみる。
という選択肢が出てきます。
つまり、
目的地が見えると、行動は後から決めやすくなる。
逆に目的地がないまま、
「行動しなきゃ!」
と焦るから苦しくなるのだと思います。
人生を変えたいなら「何をする?」を一度やめてみる
もし今、
人生を変えたい。
仕事を辞めたい。
何か新しいことを始めたい。
でも、何をしたらいいのか分からない。
そんな状態なら、一度、
「何をすればいい?」
という問いを横に置いてみてください。
そして代わりに、
「私は、どんな毎日を送りたい?」
と聞いてみる。
どんな朝を迎えたい?
誰と過ごしたい?
どこで働きたい?
何に時間を使いたい?
どんな仕事なら楽しい?
何をしている自分を好きでいられそう?
そこからでいいと思います。
人生が動き始めるのは「自分の望み」を知ったとき
やりたいことが決まっていない。
明確な目標もまだない。
それでも大丈夫です。
自分の望みは、最初から完璧に言葉にできるものではありません。
考えて。
少し動いて。
経験して。
また考える。
その繰り返しで、だんだん輪郭が見えてきます。
大切なのは、
他人の正解を探すことではなく、
「自分は本当はどうしたい?」
という問いを持ち続けること。
人生を変えるために必要なのは、誰よりもたくさん行動することではないのかもしれません。
まず、
自分がどこへ行きたいのかを知ること。
そこから、行動は始まります。
だからもし、
「人生を変えたいのに動けない」
と悩んでいるなら、自分を責めないでください。
あなたに行動力がないのではなく、
まだ心から行きたい目的地が見えていないだけ
かもしれません。
そして、その目的地はこれから見つけていけばいい。
私がライフコーチとして届けたいのは、
誰かが決めた「正しい人生」ではありません。
あなた自身が「この人生、楽しいな」と思える生き方。
自由に。
自分らしく。
やりたいことで生きる。
そんな未来を、一緒に考えていけたら嬉しいです。
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