PEファンド実務|ICメモ|LBO、リターン分析【文例付き】
PEファンドの投資委員会(IC)向けメモや、PEファンドの選考でよくあるICメモ作成課題ので重要かつ面接官の評価が分かれるのがLBOのリターン分析や結果を記載したセクションである。
事業の魅力や競争優位はどのファンドの候補者でもそれなりに書ける。しかし、Sources & Uses、レバレッジの組み方、リターン試算といったLBO特有のセクションになると、書き手の実務経験の差が少し出る。
本記事はLBOセクションの型と記載のポイントを、架空の案件を用いて実際の選考や実務に耐えうるレベルで解説する。
LBOセクションの全体像
一般的なバイアウトファンドのICメモにおいて、LBOセクションは概ね以下の順序で構成される。
・ Sources & Uses(資金調達構成)
・ Financing(レバレッジ水準)
・ 価格形成ロジック(バリュエーション/オファー価格の考え方)
・ Structure(出資比率・ロールオーバー・段階取得等)
・ Financials / Business Plan(Sponsorケースとマネジメントケース)
・ Returns & Sensitivities(リターン試算+感応度分析)
・ エグジット想定
重要なのは、この順序が読み手(ICメンバー)の意思決定の順序と一致していることである。
まずいくら、どう調達するかを示し、次に「なぜその価格・その仮定が妥当か」を正当化し、最後にリターンを示すという順である。
Sources & Uses
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