見出し画像

戦闘後の体にはやはりバナナパウンドケーキ

全身が熱を持っている

EXILEのライブ終わりみたいに

氷の水に飛び込まなければ筋肉疲労がとれない

そう確信しつつ、

キックボクシングジムからの帰路をトボトボ

トボトボというと落ち込んでいるように聞こえるかもしれないが

気分は至って爽やか

むしろ自分を追い込んだ爽快感と、

達成感に満ちている

筋肉の形がわかるように

各所の痛みが脈づいてくる

こんな体にやってあげられることといえば

やはり

バナナパウンドケーキ

休みの日に自ら焼いておいた

バナナパウンドケーキがある

バナナパウンドケーキ

あれを食べれば必ずや筋肉も喜び

エネルギー源として機能するだろう

サイヤ人の回復の水で埋め尽くされた丸い機械ほどではないが

相当体力回復することは間違いない

だがバナナパウンドケーキだけを

ただひたすらに口に運ぶなんて

そんな趣がなく粋ではない行為はしない

そのようには育てられていない

バナナパウンドケーキには、

相棒が必要だ

そのためにもまず

湯を沸かす

その隙を見て一瞬で風呂に入る

烏の行水の如き入浴

上がる頃にはメモリは100度を示している

全身を保湿し、髪にもオイルを塗りたくる

そして服を着る頃には

ちょうど85度を示している

他の人からしたら、

85は「ちょうど」ではないかもしれないが

私にとっては「ちょうど」85度だ

棚からまずは測りをだす

そしてスターバックスのディカフェ豆

カフェインがなく睡眠の邪魔をしない優れもの

ありがとうスターバックス

そしてオリガミのドリッパー

オリガミのドリッパー

続けてブルーボトルのタンブラー

ブルーボトルのタンブラー

縦に合体させる

そして湯を注ぐ

明らかに存在感のある香りを漂わせてくる

部屋を蹂躙する

出来上がり、ブルーボトルへ注ぐ

こいつの保温性は半端ない

この前映画を見た時もエンディング時でも

まだほかほかと湯気を出していた

ホカホカ

主役のパウンドケーキを冷蔵庫から出し

少々チン

お気に入りの出西窯のお皿にチョコンと乗せる

バナナパウンドケーキ

断面が美しい

いただきます

一口食べる

甘さと酸味が黄金比でダンス

口の中でタップダンスを繰り広げる

そして直後に

冷めることを知らないコーヒーをゴクリ

タップダンスを引き立てる暗転

もう一口パクリ

暗点に差し込むスポットライトアンドタップ

また暗転

この好循環に筋肉も喜んでいる

ご馳走様を言う頃には

体の痛みは消えていた

いいなと思ったら応援しよう!