報告 まんまカフェ グース
春の花たちが美しく咲き乱れる中で、無事に終了した音心コンサートの、演奏報告をさせていただきます。この日のえんじろうには、大きな目標がありました。その目標は何か、そして達成できたのかも含めて、報告してまいります。
曇り空と春の花
この日は出発するときから曇り空が広がっており、雨も降るかもしれないなと心配していました。なんとか会場に到着した時にも雨は降っておらず、今回は相方持参の電子ピアノも移動するので、ほっと一安心でした。
グースさんの玄関前には、色とりどりの春の花たちが咲き乱れています。これを見るのも、結構いつも楽しみなんですよね。

紫やピンクに黄色といった派手な色が多い、、春の花たち。そんな中にも白い花たちは清楚な雰囲気を漂わせ、それぞれが個性を光らせているのが素晴らしいなと思います。
AIが人類の統一規格のような、平均値を打ち出す時代です。多様性がいかに大切かということを教えてもらえる気がします。


マスコットのグース君は、今日も元気で奥の部屋からお客様を見守っているようでした。それにしても、見るたびに何か成長しているように見えるのですが、気のせいなんですよね。むしろ自分が、小さくなってきているのでしょうか?


セッティング
今回は、相方が電子ピアノを持ち込んでの演奏です。えんじろうは相変わらず、生音で演奏します。グースさんは、まさに生音で演奏するべくしてという会場なので、高い音は少し柔らかくして、低い音はしっかり増強してくれる素晴らしい空間です。響の時間こそ短めですが、この環境でなければ得られない響きがあります。
ピアノをこのように設置することで、お客様の方を向いて演奏できる、という利点もあります。


演奏開始
今回はS氏からご提供いただいた写真とともに、お届けします。
2人揃って、お客様の方をちゃんと向いた演奏ができるのは、実はありがたいことです。デジタルピアノは本体内蔵のスピーカーがないので、外部スピーカーを接続したのですが、それもお客様の方向を向けることができるので、割と良いバランスで演奏できたのではないかと感じました。

空気も暖かくなり、小鳥たちの声も厳しさが鎮まり、つぼみたちもゆるく開いている。そんな季節は、なんとなく全体的に、ゆる~い雰囲気になりますね。そんな中で、張りつめた音色は似合わない。そんなふうにして今回思い立った目標が、こちらです。
音程を低めに取る
これは別に、音を外すという話ではないのです。前回の報告記事でも書いたように、この頃の演奏では、若干音が高めになっていたのです。だからあえて、自分の耳では、やや低いのではないかと心配になるところらへんを狙う、という方法をとったのです。
音程の変動要素
オカリナは息の強さはもちろん、ちょっとした姿勢や持ち方の変化でも、音程が狂ってしまう楽器です。そもそも上下半音程度は簡単に動く楽器なので、奏でている音程の現在位置を、しっかりと耳でキャッチし続ける必要があるんですよね。
それは常に実現できているのですが、そのようにしてキャッチした音を、どのように修正するのかという部分については、いまだに正しい答えが見つかっていないというのが、正直なところなのです。
なぜなら、会場の空間や季節の影響によっても、自分が調整したつもりでいる結果が微妙に違うのです。あの場所では、少し高めに聴こえるように吹くとちょうどよかったのに、次の会場ではそれが逆効果になってしまう、なんてことがあります。正直訳が分からないんですけど、だからこそ夢中になります。いつかこの法則性のようなものを、見つけ出してやるぞ、と。

ゆったりした時間
さて、自分では「落ち着きがないやつだなぁ」とよく思うえんじろうですが、この日の選曲は、割と穏やかな曲で揃えました。やはりゆったりとした春の曲というのは、そういう気持ちになるものです。
新たに挑戦したクラシック、メンデルスゾーンさんが作ってくれた、春の名曲「春の歌」を演奏したのですが、音心のスローガンである「ピアノもオカリナも主役」という部分を意識した編曲を考えましたので、それが伝わっていたら嬉しいなと思いました。
良い音
今回の演奏は、比較的良い音色でやれたと感じました。別に調子に乗っているわけではなく、ちゃんと集中して本来の音色を出す、という一番大切な自分の目的が、ちゃんと達せられたと感じられたのです。
正直に申し上げれば、なかなか言いにくいことではあるのですが、毎回必ずそういった、納得できる音が出せていると、言い切ることができないのです。技術的な未熟さというのもあるかもしれませんが、それ以上に心の安定度の影響が大きいのだと思います。今回はそれがとても穏やかな気持ちで進められました。
だから出てくる音色も、穏やかで優しくて緩めの、まさに「春めいた音色」を出せたのだと思っています。
今回の目標は達成できた。ちゃんとそう思えたことが、とても良かったなあと言う理由です。本当は毎回、こうありたいです。だからぜひ、応援してください。
ご褒美
というわけで、そんなえんじろうのこの日のご褒美は、こちらでございます。実は朝から食べたいと思っていたのですが、伝丸の「赤味噌ラーメン」当然大盛り。
いつも、顔を覚えていてくれている店員さんには会えませんでしたが、えんじろうは不思議と、ラーメン屋で、店員さんに顔を覚えられる傾向にあるようです。

ただいまの楽器たち
今回は8本のオカリナが、活躍してくれました。
春になってから再び現れたのは、左上にある青いFocalinkオカリナのソプラノC管。低い音はちょっとやんちゃだけど、高い音は意外とどっしりしてまろやか。右隣の千葉さんのアルトG管や、その右の加藤さんのアルトF管も、それぞれ個性の異なる、低音の魅力を届けてくれました。


オカリナって本当に、良い楽器ですね。演奏が終わるたびに、そう思えるように生きて行きたいと、今回は特に強く感じました。だってもともとそこに感動して、それをみんなに伝えたくてやっていることですからね。
今回も聴いてくださった皆様に、感謝致します。会場をお貸しくださり、ドリンクを提供してくださったグースさんも、いつもありがとうございました。次回はまた、秋か冬あたりに企画したいと、相方が申しておりました。その時にはぜひ、また足をお運びいただければ幸いです。
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