報告 F-F浜松公演終了
まだ1週間と経っていない出来事なのに、遠い日のことのように感じる今日このごろ。今回は11月15日に行いました「Fifty-Fifs Ocarina Concert」のご報告をさせていただきます。
ただしまだ12月の千葉公演が控えておりますので、プログラムの中身や曲に関する報告は、控えさせていただきます。
写真の大半は、NCH氏のご提供です。ありがとうございます。
1年近くの計画
Fifty-Fifsには、今お互いに持っているものを半分ずつ出し合って良いものを作りましょうと言った意味合いも込められています。これは、2人の人間だから2倍もしくはそれ以上のものを作らなければならないのように「ねばならぬ」という負担にしたくないという気持ちも入っていると、僕は思っているんです。
5回目となる今回の計画は、約1年近く前から開始。そうすることで、無理なく編曲から進めて行けるというわけです。たった数時間のために1年近く準備しているので、思いはひとしおです。

初の前日入り
ところで今回の会場「みをつくし文化センター」のホールは、主催者として利用するのは初めてでした。受付の方が本当に丁寧に色々と教えてくださっていたので、とても助けられましたが、それでも初めての場所というのは、不安がたくさん。
欲しい設備が実際にあるのかどうか分からなかったり、特に音響面に関しては、この手ですべての接続が完了し、そして実際に音も出ない限り安心はできません。
というわけで、初めて前夜からホールを借り切って準備をするということをしました。予め作った図に従って、立ち位置を決めると、色々計画通りにならないところもあります。その辺をみんなの知恵で解決させながら、配線などを進めてゆきます。
音響と照明担当

客席に向かってステージ側から見ている写真ですが、ここの壁には照明と音響機器の操作系統が集約されています。このホールでは右側に音響、その左隣に照明系統が並んでいました。
音響と照明を担当するのも、浜松公演主催者側のえんじろうの役目。そしてこれは趣味としては結構好きなことです。ですが金銭を支払って見に来てくださるお客様にとっては、趣味でやられてはたまったものではないこと。それが当然わかりますから、気楽ではいられない複雑な気持ちでいました。
とにかく音が出るまでは気が気ではなかったのです。


お勉強タイム
写真は覚え書きとして撮影したものなのですが、実際は薄暗い中での操作ですし、ボタンに貼られた字はちっちゃくて読めないしで、覚えるしかありません。
メイン電源などの重要な部分は、ホールの方が教えてくださりますが、その先の使い方や入力をどこに挿せばよいかなどは、自分で学んで覚えるしかないという状況でした。
これがわかっていたから、当日リハまでの時間で済ませる勇気は持てませんでした。きっと焦って普段なら当たり前にできることを間違って、予想外のトラブルを引き起こして、頭が発狂するというストーリーが浮かびます。
説明書を読まない男
読めない男とも言いますが、えんじろうは昔からファミコンも家電製品も、説明書というものを経由しません。相当後まで勘違いしたままのものもありましたが、それでもたいてい目的を果たす使い方は見つけられていました。
そんな怪しい自信を駆使し、今回も独学で学びました。
ステレオ感
今回のセッティングでえんじろうが最もやりたかったことの1つに、えんじろうと千葉さんの音が聴こえる位置を、実際の立ち位置とリンクさせるというものがありました。自分がお客視点の時、割とこれを期待してしまうんです。だって音だけで立ち位置やどちらがどの演奏をしているのかが、見分ける(聴き分ける)ことが可能になりますからね。
ところが色々頑張っても、うまくいきません。自分のミキサーではほぼ左右に振り切っているのに、実際客席で聴くとそうならないのです。
結局これに関しては、この日解決することはなく、バランス調整だけ済ませて完了となりました。
当日
そして当日朝、9時台から準備の続きを進め、寝る前に思いついたステレオ化のアプローチを試みたら、なんとか実現できました。しかしあまり偏らせすぎると、お客様が座る位置で片方の奏者の音ばかり聴こえるという心配もあります。だから程々にしたのですが、色々訪ねてみると、ほとんどステレオ感は感じられなかったようでした。
私の人生はこんなことの繰り返しです。だからそこそこ無難に、そしてやりたいことはちゃっかりやりとげる、そんな生き方をさせてもらえているのだろうなって思います。

準備とリハーサル

なんか幻想的でよいですね。こういうシチュエーションで音だけに集中しやすい演奏会も、やってみたいんですけどね。
開演前


久しぶりに味わうことのできたこの光景。ホールコンサートそのものも随分ご無沙汰だったのですが、やはり嬉しいものですね。コロナ禍のコンサートでホールに十数人という体験をしたからこそ、描き続けた理想の光景が、実際に拝める瞬間というものは、素直にとっても嬉しかったです。
これもご来場くださった皆さまが、叶えてくださいました。ありがとうございます。

演奏の様子
キーボード2台とオカリナ2本、これが今回の基本構成で、キーボードは途中で場所の入れ替えなどもあり、オカリナは入れ替えこそありませんが、パートは頻繁に入れ替わります。



個別写真
こちらはそれぞれの写真です。H氏が様々な角度から撮影してくださるおかげで、自分の様子を客観視させていただけて助かります。






お辞儀

12月をお楽しみに
代表的なものにとどめておきましたが、12月の千葉公演のわくわくを奪ってもいけませんので、この辺にしておこうと思います。
演奏後
9月のCD発売以来、ようやくお客様にとってのサインの意味合いを理解し始めたえんじろう。今回は終演後急いで表に出て、サインに対応させていただきました。
サインは付加価値どころか、ちゃんとした製品を汚す行為のように思っていたえんじろうなので、真逆の切り替えができたことは、結構な進歩なのですよ(笑)


記念写真

最後に記念写真を撮っていただき、ここからはそそくさと片づけ!それでも最近はこういった記念写真を取る機会もあまりなかったので、ありがたい限りです。スタッフ総出の写真も取れればよかったなあと、後から反省でした。
まとめ
今回は準備についての内容が大部分になってしまいましたが、今回の経験により「みをつくし文化センター」も、安心して利用できる施設の1つという形で、えんじろうの中に刻み込むことができました。
駅やバス停からの便もよいですし、天竜浜名湖鉄道に乗り、旅行気分で楽しく行ってこられたというお客様からの声も頂くことができました。
11月15日という芸術の秋まっただ中で、あちこちで行事も行われたため、今回は新聞にも乗せていただけなかったのですが、そんな中お越しくださったお客様に、目一杯感謝致します。
本当にありがとうございました。次回の千葉公演は生音となります。どうぞよろしくお願い致します。
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