報告 カフェグース
外では朝から蝉時雨、そんな暑い夏の一コマ。グースさんでは音心の奏でる音楽が弾けていました。先日行いました音心コンサートの、報告記事でございます。
焼かれる暑さ
10時に食料調達のため、すぐ近く(のはずの)スーパーに出かけたのですね。日向に出た途端まとわりつく暑さが、まるでカイロが大量にくっついたコートでも身にまとったかのような印象でした。お店に入れば天国だけれど、一挙に引いてゆく汗はちょっと怖いものがあり、また外に出れば暖房コートが待っています。
こんな中でお店に来ていただくのは、なんだか申しわけないような。などと思いそうになっては踏みとどまるという午前中でした。
会場の雰囲気



今年は、お食事で伺ったりはしたものの、演奏で伺うのは今日が初めてでした。店内は程よく冷えており、入っただけで一安心できる空間です。
遠慮と演奏
ランチで来られたお客様で賑わっており、あとから来て帰られてゆく方もいたほどでした。この様子を見たおかげで、この暑い日に開催したことを悔やまずにすみました。皆大人なんだし、来たければ来るし嫌なら来ないだけのこと。
こういう気持ちひとつで、演奏に影響したりしますからね。どう考えるのかは大切です。
グースさんの計らい
演奏の時間が近づくと、グースさんが入口付近のものを移動してくださいました。おかげで演奏スペースがとても広がり、コンサートの雰囲気ができあがってゆきます。ピアノ周りもスッキリと仕上げてくださり、こういった計らいに、とてもありがたみを感じました。
演奏の様子

まずリハの時点で驚いたのが、いつものグースさんとの、音の響き加減の違いでした。
高めの天井と広くしてくださった空間に、オカリナの音色が心地よく飛び回ります。ピアノの音にも適度な余韻が加わり、全体として少ししっとりした雰囲気になりました。それでいて増幅した音が、後ろの方のお席までくっきりとした形を保ったまま、届けられたのではないかと感じます。

N氏ご提供の写真から、ステージ正面の雰囲気をお届けします。背後の扉のおかげで、ある程度響きをコントロールできる状態である事も、グースさんの素晴らしいところです。今回はすべて閉めてしまうと、さすがに響すぎるなと感じたので、中央だけ開けて逃がせる工夫も施しました。
1.季節のオカリナ

実は、えんじろうの持つオカリナには、それぞれ自分の得意な季節、というものが存在します。まったく吹けない季節は存在しませんが、この季節になると、そのオカリナは生き生きとする。そういったものが、楽器ごとに存在するんです。
この日連れてきたオカリナは6本。ピアノが生音である以上、つまみでの音量調節はできませんから、それと釣り合う音量が出せる楽器を選ぶようにしました。
グースさんの建物による響きの援助もあって、非常に良い、夏のバランスに仕上げることができました。
2.ベストマッチング

40年ほど前に買った人から10年以上前に譲り受けた、アケタオカリナ。つまりこのオカリナの推定年齢は50歳以上ということです。塗装ハゲなどもあり、見ため的には年齢を感じますが、ここから出てくる音は想像以上に太く逞しく、それでいてツヤもあるんです。
自分よりも年上のオカリナですが、その音色の心地よさに身を任せるような気持で吹くと、とても穏やかで落ち着いた音色が出ます。
グースさんの空間音響となかなかマッチする、心地よいひと時でした。
3.ソロ演奏コーナー

それぞれのソロ演奏コーナーも用意しました。えんじろうは、一番初めに出会ったオカリナ「Menaglio」との思い出話に始まり、当時大井川の河原で思いついたオリジナル曲を演奏。
続いて亮子さんは、大好きな小林真人氏のオリジナル曲を演奏しました。12月には小林さんのソロコンサートも、クリエート浜松で企画しております。


4.グースくん発見!

何気なく奥の待機部屋を見回していたら、そこにマスコットのグースくんの存在を確認。
思わず「そこで何してるの?」と言ってしまいました。
どうにもアクセサリーたちが気になるのでしょうか?なぜかとても表情豊かに見える、グースくんなのです。

5.新曲も
9月15日の発売に向け、順調に準備が進んでいる、新作オリジナルCDアルバム「かたちあるもの」に収録したオリジナル新曲も披露致しました。

ご褒美はラーメン
夏真っ最中だというのに、ご褒美としてこんなものを食べていました。もちろんグースさんのスムージーも大盛りでいただいたのですが、あまりにもすぐに飲みたくて撮影をサボってしまいました(笑)
涼しい場所で、そして気持ちのよい響きの環境で演奏させていただき、わざわざそれを聴きに足を運んでくださるお客様に囲まれ、感謝を込めていただいたお金を経由して、美味しいご馳走をいただくことができる。残ったお金も活動継続の資金として力を貸してもらうことができる。
こういった最高の循環があることに、本当に感謝しています。
そんな感謝の気持ちすら、練り上げる曲の題材になったりするのですから、幸せな生き方をさせていただいているんだなと思います。

感謝の楽器


夏のオカリナたちは、どれもくっきりとした声を持ち、それでいて夏場には滑らかな音色を放ってくれます。
人間と同じように、得意分野があり、苦手な部分もある。だからこそ愛おしくなるのです。これからもそんな一面を、えんじろうだからこそ届けられると思っている一面を、大切にしながら演奏して行きたいと思います。
お越しくださった皆様、暑い中本当にありがとうございました。またどこかの会場で、元気な姿でお会いできれば幸いです。自分も頑張ります。
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