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報告 オカリナとわたし

もう1週間以上昔の話になってしまいますが、希望された参加者に渡すための[記念DVD」の編集と作成が終わったので、発送した本日、その報告記事を書こうと思います。
と言っても、今回はおひとりずつのコメント付きはやめておき、全体としての報告となります。


計画は2月ころだっけ?

ちょっと昔のことが、すごく昔のことのように感じるのは、充実している証拠なのか、それとも中身がないということなのか。なんだかよくわからない今日この頃です。
確か今年の発表会に向けた計画が始まったのは、前回よりも少し遅かったような気がします。皆さんに空き状況の確認をして、施設が空いている日付をすり合わせた結果、いつになく早い、6月の開催となりました。

プログラムと楽器の写真

さまざまな準備

毎年のことではありますが、申し込みの書類の準備から、伴奏用のさまざまな音源の音量調整などを含め、チラシ作りやプログラム作り、ヤマハさんへの後援の申請など、やることは様々です。毎年やっているのだから、慣れるだろうと思うのですが、毎年忘れるのがえんじろうクオリティ。どうしようもないんです。
今年のゲスト演奏は、自分でやることになっていたので、そちらの準備も含めて、しっかり仕込んだ上で、当日を迎えました。

毎年そうですが、本番が迫る程に、生徒の皆さんのレッスン頻度が上がり、終わると途端に静まり返るんですよね。お祭り前の準備と同じく、その雰囲気自体を楽しみながら、準備をしてくれていればいいなと、いつも思っています。本番が近づくと、生徒の皆さんは、全体的にナイーブ。正直に申し上げると、発表会を準備することは、ただ生徒にストレスを与えるだけなのではないかと、開催することそのものに、疑問を覚えるときもあるんです。しかし、前の年に「もういやだ」のように言っていた人が、次の年にエントリーしないかといえば、そうではないというのが、救いであり答えなのだと信じるようにしています。

天気には恵まれた当日

梅雨のさなかの開催なので、お天気はどうかなと心配しておりました。しかしいつもながら、お天気はえんじろうの味方をしてくれるようです。

薄曇りの会場前の写真
会場入口の写真

この日に、スタッフとピアニストとして動いてくださる、りょうこさんと共に、会場に到着したのは午前10時。そこからとにかくテキパキと準備をして、11時には音が出せる状態を作ることができました。まずは自分のゲスト演奏のリハーサルを行ない、11時半から続々と集まった生徒の皆さんのリハーサル。
リハーサルの時間設定は、かなりゆとりを持っていたはずなのですが、けっこうきっちりと、予定通り進んでいったので、やはりゆとりを持つことは大事だなと思いました。
遠方から見える生徒さんも多く、電車のトラブルに、巻き込まれかけた方もいたのですが、皆さん時間にゆとりをもってくださっていたおかげで、全く問題なく進みました。
本当に事前の計画と準備は、大切だと思います。

13時になり、開場とともに、割と多くのお客様がお見えになりました。想定範囲を超える人数にはなりませんでしたが、これなら生徒の皆さんも、やりがいを感じられるだろうなと思いました。4月のえんじろうのコンサートより、多いんじゃないかと思いましたが、そこは内緒です。

生徒発表の部

今回は、8組の生徒さんがエントリーしてくださいましたので、発表の部そのものを、前後半に分けるという試みを行ないました。やってみると、結構メリハリにつながるので、ぶっ続けでダラダラとやるよりも、良いかもしれないなと感じました。出演者の組数にもよりますが、今回のこの作戦は成功だなと感じます。
生徒さんが毎回、色々な試みに挑戦されているのと同じように、えんじろうも、毎回のコンサートに際して、小さな進歩や実験を、色々と組み込んでいます。

コメントは漢字1文字

発表会の時にはなるべく、感想をお客様に伝えるようにしています。時にはその日の演奏の感想だったり、この日に向けて、生徒と頑張ってきたことだったり、今年はここまでの生徒との歩みを、漢字1文字で表現するという方法に挑戦しました。
発表会の結果というのは、生徒の頑張りはもちろんですが、講師がそれをどこまで支援してこられたのかと言う、講師の能力の発表の場でもあると思います。そしてその時の結果は、ただその時点での結果に過ぎません。喜ぶ人もいれば、悔しがる人もいます。

喜んだ挙句、次の練習に身が入らない人もいるかもしれませんし、逆に、更なる喜びを求めて、進化する人もいるでしょう。悔しがった挙句、本気で嫌になってしまう人もいるでしょうし、その推進力を利用して、それ以上のことを身につける人もいるでしょう。本人は望んでいるかどうかわかりませんが、どの道をゆくのかは、意識してか無意識かは問わず、本人が決めているのだと思います。だからこの部分は、えんじろうが、都合のいいようにコントロールすることはできないと思っています。

今回出揃った漢字は、出演順に次のようになりました。

温 彩 野 配
 真 純 共 源

会場の人々の心を温める音、鮮やかな色彩を届ける音、野原の風を感じる音、お客様へ心を配る音、真心をまっすぐ伝える音、音色に純粋に向かう音、共の存在で磨かれる音、そして人生の源となる音。
様々な方向から生まれ来る音の数々を、会場に響かせてくれました。これは本当に素敵なことだと思います。

ゲスト演奏の部

えんじろうMC中の写真

生徒の皆さんの発表に、なるべく寄り添うようなMCをしてきたつもりですが、こればかりはなにぶん、得意分野ではないので、毎回もっと「あんなふうに言えば良かったのに」と、後悔します。それでも笑顔でさえいれば、お客様にその雰囲気は届けられると信じて、やっているわけです。そんなMCの緊張から解き放たれたあとは、この日の目的はほとんど終えたくらいの気分で、リラックスしてゲスト演奏に挑めました。

アルトC管演奏中の写真
ソプラノC管演奏中の写真

楽器へのアプローチというテーマの元、楽器を始めるところから、慣れて行く工程をたどる様な選曲で、憧れから喜び、そしてちょっぴり慣れて行く雰囲気、そんなものを盛り込みながら進めていきました。

フィナーレ

ラストは、出演者の中から有志の皆さんで「ふるさと」の、えんじろうがアレンジした3重奏を演奏。とはいうものの、出演者全員が有志ということになり、結局全員合奏という形でした。えんじろうも演奏に加わろうと思っていましたが、皆さん安定していたのと、会場の皆さんへのハミングの誘導などをしたくなり、そちらに専念しました。
後からビデオの編集をしながら、フィナーレの時の皆さんの姿を見て、笑顔にちょっと嬉しくなりました。

気遣いに救われ

今回は今までになく、本番の前後に、生徒の皆さんからの、感謝と励ましの言葉をいただきました。先ほども少し触れたように、本番が近づくにしたがって「自分は本当に役に立つことをしているのだろうか?ただ単に、生徒にストレスを与える、嫌がらせみたいなことをしている、だけなのではないだろうか?」などと、結構真剣に考えてしまう時があるんですよね。
ですから励ましの言葉をいただき、そういった不穏な気持ちを吹き飛ばしてもらうことができ、本当に感謝しました。
これだけ長くやっているのに、まだまだ人と関わる際の精神は、すごく貧弱なままのえんじろうなのです。自分の演奏に関してはそうでもないのですが(笑)

まとめ

約半年かけて準備してきたお祭りが終わった後は、主催者である自分も割と力が抜けます。まさにオリジナル曲「The After of Carnival(祭の後)」の心境なわけです。これが入っている、音心のCDアルバム「空の調べ」は、こちらからどうぞ。

出演者の皆様、お疲れ様でした。そしてDVDを注文された皆様は、2台のカメラで撮影した画像と、CDのようにしっかりミックスした音が入った記念DVDを、ぜひ思い出の1助にしていただければと思います。
そしてまた来年に向けて、エントリーやレッスンを続けてくださることを、楽しみにしています。お疲れ様でした。



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