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地下アイドルという言葉の雑さについて

こんにちは、アイドル失格というアイドルグループのプロデューサーのえんじてゃと申します。プロデューサーですが、自分もゴリゴリメンバーなので、ちょっと仕事多めなリーダーぐらいの立ち位置です。

今回は「地下アイドル」という言葉について、自分の中でいろいろ考えていたので、頭の中の整理がてらお話ししていきたいと思います。前提として私はアイドル全般が好きです。

最近Yahoo!ニュースに載ったのですが、ヤフコメで想像外の叩かれ方をしていて驚きました。

私は2020年ぐらいにピークを迎えていた地下アイドルのビジネスモデルがすごく嫌いで、自分なりの正解だと思う道を模索しているという話をして、記事にしてもらいました。
ざっくり要約すると、「アイドル」という甘美な言葉の響きで、実態が伴っていないのに若くて無謀な希望を集めて、代替可能な所属アイドルを事務所内で増やすことで収益を得ている構造がすごく嫌だったということを語っています。

「さてどれくらい共感してくれてる人はいるかな〜でもヤフコメってそもそも治安悪目だからどんな叩かれ方してるんだろ〜甘えんなとか容姿ディスかなぁ」なんて呑気なことを考えながら、コメント欄をタップしてみるとなんと「地下アイドル」そのものへのディスがそこそこあるじゃありませんか。

もしかして、てかもしかしなくても、世間的な地下アイドルに対してのあたりって強かったりする感じ?ここ数年地下アイドルやってたので、すっかりその感覚忘れてたな〜。多様性への理解がゴリゴリに推進されている時代だから、地下アイドルも大丈夫になってたと勘違いしてたかも。エコーチェンバーだ。

以下Yahoo!ニュースのコメント欄からの抜粋。

「地下アイドルなんてもう搾取されに行ってる様なもん」
「地下アイドルは人にあらず」
「地下アイドルは形を変えたキャバクラ嬢でしかないよ」
「地下アイドルもメン地下も枕営業ありきだから」

地下アイドル業界は理不尽すぎる…現役地下アイドル・えんじてゃが訴えるファンビジネスの闇

わぁ
うーん流石にそんなことないよ。

こういったほぼ暴言に近いイメージが書き込まれるのは、書き込み主の品性の欠如もありますが、言葉自体の定義の曖昧さと偏見が混ざってしまっているのが理由なんじゃないかと思いました。

「地下アイドル」

そもそもうちらぐらいの規模感のアイドルはどんな形態をとっていても、一色単に「地下アイドル」としてくくられます。しかし地下アイドルという呼び名自体に明確な定義はなく、なんとなくAKB48みたいに国民的に知られているグループじゃなかったり、事務所が大手メディアと繋がってないところで活動してるアイドルがこう呼ばれます。その中での規模感とか、やってる内容とかは関係ないんです。

地下アイドルだからこその面白さもあります。地上ではやりにくいこと、できないことだけど面白いことをやっていたり、演者とよい関係性を築けたり、近くでパフォーマンスを見ることができるので迫力があったりとか。
それに地下アイドルと呼ばれる形態から、世間的に大売れするグループもあるし、一定の界隈内で勢いがあったり、独自性があるグループもいて、その分いろんな形で幸せになっている子やお客さんもいると思います。

ちなみにキャバ嬢みたいな(といっても私はあまりキャバ嬢がなにしてくれるのかわかってないが)サービスとかしているアイドルは、変わり者としてフィーチャーされることがありますが、かなり珍しいので騒動になって目立っているだけです。ほとんどのアイドルはそもそもさわれないです。
私が嫌悪しているビジネスモデルも、今は最盛期よりも衰退しているような気がします。いいことだ。

私自身は地下アイドルという呼び名に慣れているので、嫌悪感や偏見はないのですが、言葉の響きだけで嫌煙されてしまう風潮があることは悲しいので、ぜひ私たち「アイドル失格」の活動内容をここらで聞いてもらいたいと思います!
中身を知ってもらえれば、言葉の怪しさも晴れることを願います。

アイドル失格のメイン活動は、「月一の新作ライブを作って披露すること」です。

演者6人と運営お手伝いスタッフ2人の合計8人で、毎月0から作り上げています。その時に私たちが一番面白いと思っていることや興味のある題材を、新鮮な状態で且つじっくり準備して、月の下旬に単独公演で披露しています。

これはchat gptを中心に生成AIがでてきたときにやった公演
私がじぶんのAIと戦うライブ

その中でも共通しているライブの特徴は演出をインタラクティブにしていることです。横文字を使わないで説明すると、お客さんがなんらかの形で参加してライブが進行されていくライブをしています。FPSゲームライブver.みたいな。あなたがいてくれるだけで、ライブが変わります。

活動内容を私の大学院の担当教員に話したら「1960年代後半に誕生し流行した小劇場演劇というジャンルに似ているね」と言われました。たしかに。

単独ライブにしている理由は、好き勝手できるからです。
自分たちがやりたいことをやるためにライブをするには、他の人が主催しているライブ(いわゆる対バン)にでているだけでは難しいので、自分たちで会場費を払って、全責任を持って取り組む必要があります。だから本気です。本気な人間が間近で見られます。

アイドルって綺麗な人が、綺麗な衣装を身に纏って、すてきな歌を歌って踊っていて、みていて楽しいな〜。もちろんそれだけでも十分素敵なのですが、そこにさらにアイドル失格の公演を観にこないと得られない栄養があると思ってもらえるようなグループで居続けられるように、1ヶ月間という早めのスパンで、常に緊張感をもって活動しています。

そして今月分の気持ちがこもった一球入魂なライブは4/20()新宿planetplanetさんで開催します!

絶賛みんなで修行中。

新規の方は、お試し価格の1000円でライブが見られます。あなたの貴重な休日の1時間私たちにください!来てよかったなって思ってもらえる感動をお届けします。そしてあわよくば、あなたの居場所のひとつにしてもらえたら嬉しいです。

4/20まってるよー

私たちは、こんなふうに「地下アイドル」をやっています。あなたの想像する地下アイドルだったでしょうか。想像していたイメージと、どこか重なる部分や違うところがあればXやインスタで教えてくれると嬉しいです。

それではまた!



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