軽く扱われない方法
フリーランスになってはや5年半近く。
自由を謳歌する生活を送っている。こうしてnoteを気兼ねなく出せるのは、まさにその自由があるがゆえだ。
フリーランスの前、前職は、定期購読の皆様はご存じのように、連続医療事故、いわゆる「竹田くん」問題で有名になった赤穂市民病院だった。
赤穂市が持つ公立病院だったので、公務員としての職務専念義務の制約は大きく、Twitterでさえ開店休業の状態だった。
もちろん、その代わりといってはなんだが、公務員医師としての安定はあったわけで、文字通り職務に専念するという生き方もあった。
しかし…。

病理医という、自分では標本の数をコントロールできないバックヤード的仕事に成果主義を持ち込む病院の姿勢に不快感、強い疑問を感じ、退職を決意した。大学病院の常勤の職を捨てて地域医療に飛び込み、たった一人の病理医として、全ての標本を見てそれかよ…。
実際この裏では、連続医療事故が進行中だった。私は部署が違うので、医療事故のことは知らなかったのだが、医療事故と成果主義は、「安全」を軽視し儲けに走るという意味で、同根なのではないかと思っている。
この赤穂市民病院の姿勢に対する疑問がきっかけとなり、ほかの抑えていた気持ちも沸々と湧き上がってきた。
公務員医師としての安定より、自由のほうが重要なのではないか、という思いも大きくなったため、フリーランスで生きていくことを決意するに至った。
こうして、自由を選んだ。そこに後悔は一切ない。
ただ、自由と同時についてきたのは、「軽く扱われる」日々だった。
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