Photo by
rina_wan
今日の私、ちょっとかわいい
月曜の朝。
起きたての私の髪は大爆発している。
頭から水をかぶり、ドライヤーで乾かす。
ていねいに乾かすのが、この髪型と付き合っていくコツなのだと、最近わかった。
オシャレには疎く、今や美容関連は、大学生になった息子たちの方が詳しい。
化粧水のつけ方を私にレクチャーしたのは、次男だ。
鏡にうつるのは私だ。
でもたまに、そういう日がある。
あれ?今日の私、かわいい…?!
そこにいるのは、いい歳をしたおばさんである。
でもさ、たまに、ほんとにたまに、そういう日があるんだ。
え!?なんか、今日の私、ちょっとかわいい!
フンフンと、ちょっとごきげんになる。
髪を整え、軽いメイクをする。
朝からうれしくなって、リビングにいた三男に声をかけた。
「ねえ、今日の私、ちょっとかわいくない?」
彼はチラリとこちらを見、とても冷静に、いつもと同じだよ、と言った。
おかしいなー。
かわいい私は、ゴミ捨てにいき、洗濯物を干す。
さてさて、そろそろ行こうかな。
ふと、鏡を見る。
そこにいるのは、やや汗ばんだ、おばさんの私。
えーーー!!
なんでーーー!!
さっきいた、私はどこに行っちゃったの!?
かわいい私は、たいてい私しか見ることができない(笑)
洗面台の鏡の中に、たまにうつる、幻の存在だ。
でも、まあいっか。
外から見える私は、いつものおばさんの私なんだけれど、今日の私は「ちょっといつもよりかわいい私」で行こう。
今日も1日、暑くなりそうだ。
