制作過程を見せずに、どうやって集客するん?【キンコン西野】
このnoteは2025年9月13日のvoicyの音源、『CHIMNEY TOWN 公式BLOG』の内容をもとに作成したものです。
『魔法使いのパレード』の稽古場の様子がメチャクチャいい
今年の夏にあったミュージカル『えんとつ町のプペル』では「原作・脚本」以外に「製作総指揮」として参画していたので、日々のトラブル対応や、国内外からお越しになられる関係者の対応などで、毎日劇場に通いました。
初日の幕が開いたら、少しはスケジュールに余裕が出てくるかと思っていたのですが、結局、開幕前の忙しさが落ち着かないどころか、幕が開いてからは更に忙しくなるという予想外の展開となりました。
おかげで、夏の間にやろうと思っていた仕事が9月にもつれ込んでしまい、現在、スケジュールが完全にパンクしてしまい、豪快にハゲ散らかしています。
そんなこんなで10月2日からスタートする『魔法使いのパレード』という舞台(※原作・脚本を担当させていただきました!)の稽古場になかなか行けておりません。
舞台は演出家のものなので、原作者が足繁く現場に行くのも、それはそれで余計な気を使わせてしまうなぁと思いつつ、でも、「現場に来ないということは、私達の舞台は、西野さんの中では重要度が低いんだ」と思われるのも嫌で。
当たり前ですが、我が子に重要度や優先度など無く、僕はどの作品も本当に大切なんです。
『魔法使いのパレード』にいたっては、作り手としての自分の本音を「登場人物のセリフ」として多めに入れてしまったのもあって、やっぱり思い入れは大きいし、僕の言葉を他の人が発した時に、どんな色になるのか?は近くで見てみたい。
…というわけで、現在、アトリエに缶詰め状態になっている西野にかわって、CHIMNEY TOWNのスタッフが稽古場に行ってくれて、稽古場の様子を動画で送ってくれています。
昨日も、(すでに立ち稽古が始まっている)稽古場の様子が送られてきたのですが、これが、もう、メチャクチャいいんです!
「ここで音楽が流れたら、泣いちゃうなぁー」とか思いながら、送られてきた動画を見て、「はやく劇場で観たい!」という気持ちになったわけですが……ここからが本題。
稽古場の様子を観ていなかったら、劇場まで行っていない
主に、演劇関係者に向けてのメッセージです。
昨日、送られてきた稽古場の動画を観て、「はやく劇場で観たい!」と思ったわけですが、ふと我に返って考えた時に、こうして稽古場の様子を観ていなかったら、(お客さんとしての)自分は絶対に横浜の劇場まで行ってませんでした。
今回で言うと、仮に「原作・脚本」が違う人間で、だけど出演者はそのまま…つまり、昔から仲の良いインパルス堤下君と、飲み仲間の「おぶちゃ」の面々だった場合、その時、僕は観に行くのか?
それとも観に行かないのか?
僕は、どれだけ知っている人が出ていても、制作過程を観て、作品のおおよその形や規模を事前に確認できないかぎり観に行きません。
#志の輔師匠は例外
「制作過程を観ていない舞台を観に行かなくなっている自分」がいました。
(演劇のコアファンじゃない)皆さんもそうじゃないですか?
「にも関わらず、演劇関係者は、いつまで制作過程を隠すスタイルを続けるんだ」というのが今日の結論で、「ポスターやフライヤーでの集客に力を入れるぐらいなら、制作過程を出していきませんか?」という提案をして、今日の記事は終わりたいと思います。
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