カワニシカバンの本を読んだら、お寺の未来を考えていた。
川西功志さんの『仕事ゼロ、お金もコネもない――小さなカバン屋が自分たちのブランドをつくるまで』を読みました。
そして、感動しました。
有難うございます。
“あの”カワニシカバンの創業者です。
偶然立ち寄った本屋で、何だか気になって手に取った一冊でした。それが、素敵な出会いになりました。あっという間に読んでしまいました。
これは、何の本なんだろう。
読みながら、何度もそう思いました。
これは、何の本なんだろう
もちろん、カバン屋さんの本です。香川で生まれたカバン屋が、自分たちのブランドをつくっていく物語です。
でも、それだけではありませんでした。
ブランド論の本でもある。 より上位の問いを考える、思考法の本でもある。 クランボルツの計画的偶発性理論を思わせる、運と出会いの本でもある。 リーダーシップの本でもある。 財務やファイナンスの重要性を教えてくれる本でもある。 組織論の本でもある。
そして何より、人と組織の感動の物語でした。
経営者や、組織のトップに立つ人には、ぜひ読んでほしいです。
出会えて良かったと心から思える本でした。
ただの成功物語ではなかった
「こだわってカバンを作っています」 「そして成功しました」
もし、それだけの話だったら、ここまで心は動かなかったと思います。
この本にあるのは、もっと泥臭い物語でした。
お会いしたことはありません。それでも、川西さんのお人柄が文章から滲み出ているように感じました。それでいて、とても読みやすい。
下手な経営学の本を、頭を抱えながら読むよりも、よほど経営学の本だと思いました。
というか、多分、私がnoteで書きたいこと、そしてその前に、お寺でやっていきたいことは、こういうことなのかもしれない。そう思わせてくれる、ロールモデルのような方でした。
理論と実践は、つながっている
私はMBAで経営学を学びました。理論の大切さを感じました。
一方で、お寺という現場に戻ると、理論だけでは動かないこともたくさんあります。
どうしても、頭の中では分けて考えてしまいます。理論だとこう。実践だとこう。
でも、当たり前のことですが、理論と実践はつながっている。
理論と実践はつながっていて、その行き来が大事なのだと、改めて感じました。この本を読んで、あらためて教えていただきました。
手の届く本棚に、置いておきたい
この本は、手の届く本棚(私の好きな本だけ置いている場所)に置いて、これからも読み返していきたいと思います。
経営学の本として。 ブランドの本として。 人と組織の物語として。
これからのお寺の進むべき道。
やるべき方向性を教えていただきました。
勉強させていただきます!
そして、何より。
読み終わった今、カワニシカバンが欲しくなっています。
時間を見つけて行ってみたいと思います。
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