【障がい者活躍 社外イベント】共に創る未来への挑戦 エプソンが取り組むインクルーシブな障がい者活躍~発達障がいについて知る・学ぶ~
3月8日、松本市の信毎メディアガーデンでエプソンは障がい者活躍イベントを開催。社内外226名の方々にご来場いただきました。

エプソンでは、障がい者活躍を重要なDE&I課題の一つとして位置付け、「障がいの有無に関わらず個々の役割に応じたステップで挑戦し成長し続けることで成果創出に貢献している状態」を目指し推進しています。
精神障がい者数が大幅に増加している社会状況の中、社内だけではなく社外の方々も一緒に「発達障がい」における理解を深めていただくことを目的に本イベントを開催しました。地域における障がい者活躍を一歩先に進めるために、広く「知る機会」や「接点」を提供し、共に学ぶ環境づくりをリードすることは、我々エプソンの責任であると考えています。
イベント内容
各プログラムには多くの方々にご参加いただき、地域における「発達障がい」への関心の高さがうかがえました。また、当事者、企業、福祉関係者など、地域のさまざまな立場の方々と共に学び合う場として非常に意義深い機会となりました。
◆講演会:「個性・特性・多様性 みんなちがってココにいる」
小児科専門医 新美妙美先生

発達障がいとは、困難さが周囲に伝わりづらく、その困難度は「特性の強さ×これまでの経験・スキル×現在の環境」が影響します。当事者の置かれた環境や状況により変化していくものであり、自身の特性を理解することが鍵となります。やりたい仕事とは必ずしも一致しないこともありますが、特性を生かした働き方や適材適所の考え方が重要であることをお話しいただきました。当事者の方のみならず、ご家族の方々も真剣にメモを取りながらご聴講いただきました。
◆トークセッション:「共に創る未来への挑戦 企業におけるこれからの障がい者活躍とは」
登壇者:新美先生、エプソンミズベ㈱上條代表、DE&I戦略推進部 根村部長(当時)

特例子会社における障がい者活躍に関するノウハウは、エプソンの強みの1つです。得意を活かした仕事のマッチングや業務設計、活躍に必要な合理的配慮、成長を後押しするための各種トレーニングなど、働く一人ひとりが自分らしく力を発揮する環境づくりに努めています。これらの知見を生かしながら、オフィス補助業務を中心に業務の選択肢を増やしていくことが、さまざまな障がいのある方の活躍できる場の拡大につながっていくとエプソンは考えています。また、企業が障がい者活躍について積極的に取り組みを行うことの重要性と、その期待を新美先生よりお話しいただきました。発達障がいのある方が、自身の特性を理解し開示していくことが大切であり、その両輪として企業側も開示しても大丈夫だと思える環境づくりに取り組むことが重要との意見交換がなされました。
◆VR体験:「発達障がいを五感で知る」

「もし自分がその立場だったら、一体何を感じ、どのように思うのか」をVRで疑似体験しました。
~体験後のアンケートより~
「インターネットや文字情報からでは得られない経験が五感で体験でき良かった」
「想像するしかなかった世界を実際に体験することができ障がいの理解につながった」
枠を越えて広がる力:
イベントで見えた特例子会社の新たな可能性
当社の特例子会社の一つであるエプソンミズベ㈱は、障がいのあるメンバーが活躍できる場の拡大に向け、社内外で新規業務開拓を行っています。その一環として、本イベントではスタッフTシャツのデザインや制作、ブース運営を担当しました。日ごろ主に定型業務を行っているメンバーにとって、組織を越えたイベントという大きなプロジェクトに参加すること、社会と直に接することは初めての大きな挑戦でしたが、彼ら自身の自信や成長につながりました。また、普段の業務では気づかなかったメンバーの能力の発見により、今後の更なる活躍の可能性を感じる機会になりました。ご来場されたメンバーのご家族の方も、お子さんの活躍している姿をとても嬉しそうにご覧になっていました。

本イベントは、発達障がいの理解を深めるとともに、障がいのある方と一緒に働くことについて地域の方と共に考える機会となりました。企業としての取り組みを一方的に発信するのではなく、地域の方々やご家族、関係者の方と「共に学び、共に創る」姿勢を大切したことで、多くの共感を頂けました。
エプソンは、今後もインクルーシブな障がい者活躍の実現に向けさまざまな取り組みを通して挑戦し続けていきます。
以上
