【野球】ドラフト 2025
公式戦が終了したので、唯一の楽しみだったドラフト会議です。
昨年の感想もなかなか当たってると思う点と、全然はずれな部分があって読み返すと面白いですね。
今年の目玉は立石と石垣でしたが果たして!?
セ・リーグから順番に評価していきます。
阪神タイガース 90点

25年をぶっちぎりで優勝した阪神です。投打ともに安定しており、来年も簡単に倒せる相手ではないように思えますが、才木や佐藤輝のメジャー移籍も視野に入ってるはずなので、その辺を見据えたドラフトが必要です。
今年最大の目玉である立石を3球団競合で獲得。藤川監督最後にくじ引いたのに強運過ぎますよ。佐藤輝ほどの活躍をするかはわかりませんが、ドラ1トリオに割って入って欲しいという願いに相応しい選手ですね。とりあえず立石獲れただけで90点にしてます。
2位谷端は強打の三塁手という売りですが、個人的には火力不足な印象です。しっかり安定感のある打率が残せれば、守備では問題なさそうなので、まずはそこからではないでしょうか。
4位早瀬は能力はありそう。投手の育成がうまい阪神なら大きく育つ気がします。5位能登はイースタンで12勝、投手3冠ですから、実績は申し分なく、場合によってはすぐにチャンスをもらえそうな気がします。
DeNAベイスターズ 82点

昨年に続いて後半凄まじい勢いで勝ちまくって2位でした。投手は外国人頼みながらみんなフル回転し、打線は蝦名の覚醒と筒香の復活で宮崎・オースティンの不在を感じさせない打線でした。
まさかの佐々木麟太郎特攻でしたが、抽選に敗れて外れ1位で小田を獲得。外れで小田を競合なしで獲れるのはラッキーなぐらいの良い打者です。パ・リーグに多い振れる打者で、最近の強打者に共通している常にフルスイングができ、慣れれば早い段階で1軍定着できそうな感じです。
2位島田は球が速く即戦力の投手ですが、離脱が多そうな先発投手の中で、
制球力を維持できるかがポイントだと思われます。個人的にはプロではパワー系中継ぎなイメージですがどうなるか楽しみです。
中継ぎや抑えに不安のあるチームの割には、明確に補強出来てないのが気になります。ヤクルトも強い時そうでしたが、打ってる間は勝てるけど、少し低調になるとまったく勝てなくなるので、来年心配になります。
読売ジャイアンツ 86点

阪神との一騎うちを続けてたものの、岡本不在では戦力差は明白で、夏場以降の失速もあって終わってみれば3位。長年エースを張ってた戸郷の不調、坂本・丸の衰えに井上の計算外など課題は山積み。岡本のポスティングとグリフィンの退団が決まってどこから補強するのかという状態です。
事前公表で竹丸を1位と公言。そして競合なしで単独指名と予定通りでしたね。竹丸は左の本格派で、150km近いストレートにチェンジアップのコンビネーションが見事な投手です。ケガさえなければグリフィンに替わってローテの一角は堅いと思われます。
びっくりしたのが2位田和ですね。早稲田だと伊藤などが上位候補でしたので、それより先に呼ばれたのは意外でした。改めて見てみるとサイドからの伸びのあるストレートが良いですね。先発候補と言われてますが、まずは中継ぎで頭角を現しそうな気がします。ケラーも抜けるし、ちょうどハマりそうな印象です。
3位山城は元々注目の選手ですが、如何せん制球が安定しないのが難点だと思っています。力はありますが、この点が微妙なため☆としてロマン枠かなと思っています。ここが当たるかどうかが後々のこのドラフトの評価になる気がします。
そしてなかなか丸を超える外野手が出てこない中で、4位皆川はコンタクト率の高い中距離ヒッターです良いと思います。これを受けて現役ドラフトは岡田や萩尾が危険な気がしましたが果たして!?
更に驚かしてくれるのがたぶん日本中がノーマークの沖縄電力の小浜ですね。まずはどんな選手かわからないので、見てみたいと思います。最後の浦和学院の藤井は当たれば飛ぶ長距離砲で、ロマン枠ですね。ただリチャード系で、当たらないからここまで残っていたわけで、この選手を育てられるかが問われます。個人的にはソフトバンク5位の高橋獲っておけばよかったのではと思いましけどね。
中日ドラゴンズ 85点

長年打線が課題でしたが、岡林・上林・ボスラー・細川と上位陣が安定してきました。2桁本塁打も3人して、来年は狭くなるので本塁打も増えるでしょうから、やはり大事のは高齢化している先発投手というのがポイントかと思われます。
ここは下手に勝負せずに大学No.1投手の中西ですね。たぶん佐々木麟太郎がいなければ、競合してたような気がしますが、運良く1本釣りはお見事。23年のドラ1草加がトミージョンから復帰してますし、昨年の金丸・吉田が1軍に入ってくれば、一気に上位進出を期待させる大きな獲得ではないでしょうか。
2位にも即戦力桜井指名ですが、個人的には少し実力を疑っています。もちろん1軍に入ってくれば戦力強化は間違いありませんが、昨年の吉田が壁にぶち当たるほどのレベルですから、すぐに1軍とは思えないのが正直なところです。
3位篠崎は指名漏れで騒がれた選手ですが、独立リーグで更にスピードがあがっており、出力は申し分ありません。ただやはり制球が微妙で、これが改善されるようなことがあると、ちょっと神ドラフトになってしまいそうです。
4位以下は個人的には評価できないですね。ちょっとわからない選手もいて、育成次第となりますが、なかなか厳しい戦いが待ってそうなきがしています。
広島カープ 87点

もはや強いカープはどこへ行ったのかというほど弱ってます。2桁勝ちがおらず、床田でさえ9勝12敗。防御率2.48の森下が6勝14敗と信じられない成績です。これも打てないからで、得失点差がマイナス56点なので打線強化が急務です。
そんな背景もあってか、立石を1位公言した唯一のチームです。新井監督の運もなく、抽選は外しましたが、方針を変えずにみちのくの安打製造機の平川を指名して、日本ハムと抽選の末獲得しました。大学球界屈指の好打者で、印象としては長打の打てる中距離ヒッターです。近年珍しくなったスイッチヒッターなのも特徴で、中村奨以外決まってない外野陣から考えると、開幕1軍もありえそうな選手です。
また広島の最大の評価ポイントは2位斉藤です。こちらは順位が低いから2位で獲れた選手であり、場合によっては1位で消えてた可能性のある選手です。玉村・高の成長はあるものの、大瀬良の高齢化もありますので、いきなり割って入るチャンスはあるとみてます。
3位勝田は古き良き広島カラーの俊足好打の選手で、強い時には1人はいそうな選手です。菊地も不振から全試合出るような状態ではないため、打つ方で結果を出せば開幕1軍ありえます。
4位以下は結果が見えるのは少し先でしょうから、この3位までが戦力補強ということを考えると、来年も厳しいのは変わらない気もしますので、若手の台頭が不可避な状況と言えそうです。
ヤクルトスワローズ 79点

村上が中心のチームだが、ポスティングで移籍が決定。村上は今年ケガ離脱が多かったが、22本塁打47打点であり、チーム全体の90本447得点から考えると、得点の1割が失われることになります。打撃を強化が急務に見えますが、最下位の理由は投手陣で、12球団中11位の防御率3.59で2桁勝ちも防御率2点台の先発もなし。非常に悩ましい状態です。
ただここは新監督池山らしく、打者に行きましたね。法政大学のスラッガー松下を1本釣り。昨年の中村はよくやった感じがしましたが、松下をわざわざ1本釣りはもったいないかなという感じです。1軍では出ると思いますが、2割打てるかというところからのスタートな気がしてます。
そして2位も打者というのが攻めすぎなんですが、こちらは俊足好打の遊撃手です。長岡のケガで今年苦労したので、やはりバックアップはいるのと、山田の衰えもあるので、2塁も視野に入ってるかなという印象です。
3位山崎は評価は高いものの、実績が乏しい気がしており、ほんとに大丈夫かという感じがしています。むしろ最高の仕事は4位増居でしょう。実力から考えると、明らかに1位か2位の力があります。年齢もあっての順位でしょうが、投手不足のヤクルトにあっては、1年間ローテを任せたい選手です。
全体的に失敗ドラフトに見えるのを、増居で踏みとどまった印象のドラフトで、予想外に1・2位の野手コンビが結果を出せば、ほんとごめんなさいという感じです。
ソフトバンクホークス 78点

圧倒的な強さで優勝しましたが、外様と育成頼みの戦力は変わっておらず、支配下ドラフト戦略の失敗が問われないのはなんとか勝ててるからで、どうするかというのが気になってました。
DeNAが佐々木麟太郎で会場をざわつかせましたが、最後にSBも指名したことで一気に盛り上がりましたね。そして見事引き当てたことで、SBのドラフトは成功と思った人が多いのではないでしょうか。しかし個人的には当てたことが不運だと思っています。
まず現時点でNPBへ来るのかが不透明なこと。MLBの結果を待つなら入団は来年6月以降です。そして何より私は佐々木はリチャード系であり、MLBどころかNPBでも成功しないと思っています。当たれば飛ぶは沢山いますが、成功するのはほんの一握り。清宮などがいい例で、あんだけ競合したのに、やっと去年から1軍レベルで見れる打率になりましたが、期待の長打は本塁打10本台がやっとで20本すら未だ実績なしです。
このことから2位以下が重要ですが、2位の実力が未知数。3位鈴木と5位高橋が個人的な期待の選手で、この2人が出てこないと未来にボロカス言われそうな気がします。ただ来年いきなり弱くなることもないので、とりあえず様子見でしょうか。
日本ハムファイターズ 83点

一気に強くなりましたね。FAや外国人に頼らず、ドラフト戦略でチームを強くするのがうまく、どんなドラフトするのか楽しみなチームです。
今回はNo.1の立石に特攻して撃沈。外れの平川は最低でも獲得したいところでしたが、こちらも広島との抽選に敗れて大川になりました。しかしこの大川はめちゃくちゃいい選択だと思います。巨人の大勢のような剛腕で、田中正義や柳川に続く安定した抑えになれそうな逸材です。
ただ1位の抽選を外していろいろ変わってしまったのもあるでしょうが、
2・3位の二人は実力が未知数なポテンシャル獲得な気がしており、予想以上か、まったくダメかの究極の2択のような気がしています。なのであまり高得点にはできませんでした。
オリックスバファローズ 83点

山﨑と山本が抜けてだいぶ苦労しましたね。そして次々投手が離脱して防御率が酷いことになり、先発も2桁勝ちはFAの九里のみ。とはいえ太田・中川が覚醒し、西川が実力通りの働きをしたことで、課題だった打撃成績が回復したことでなんとか3位を確保といった状態です。
現在の投手の中心が山下や宮城と高校生ドラ1組と育成には自信があるのでしょう。野手も横山を獲得したりと、比較的高校生の獲得に積極的なチームです。立石かと思われた使命はなんと高校生No.1の石垣でした。ただ残念ながら縁がなく、路線を変えずに高校生の藤川を指名です。これは結構びっくりな指名でしたね。
藤川はパワー系の本格派に見えます。体力的にもすぐにはという感じではないと思いますので、山下のように2、3年は鍛えてからでしょうかね。やはり短期的な目線ではなく、長期目線なのがしっかり出ています。
2位は夏の甲子園に出られず評価がしづらい大阪桐蔭の森ですが、球も早いですが、石垣のようなコントロールがなく、勢いで抑えているように見えます。高校生同士ならそれでも大丈夫ですが、プロではもう一段制御が必要だと思うので、個人的な評価は落としてます。
どちらかというと3位佐藤の方が注目で、トミージョンをしたせいで評価が下がっていますが、たぶん1年ぐらいで元の力に戻りそうな気がします。そうすると1位藤川より先に出てきそうな選手です。未来への投資かなと思います。
ただ毎年下位で社会人をうまく獲りますが、今年は4位以下がロマン枠的な感じの指名になっており、来年への戦力アップという内容ではないので、既存のメンバーの底上げが必須ですね。
楽天ゴールデンイーグルス 88点

昨年宗山を当てて見事レギュラーに定着させてますので、今年も特攻かと思ってましたが、ここは確実に1本釣りを狙って成功しています。右の剛腕藤原は楽天にはいないタイプですね。左の早川が似たタイプですが、万全なら左右のエース格として君臨できそうな選手です。
2位伊藤は早稲田のエースとして前評判が高い選手でした。個人的にはイマイチスピードが伸びてないのと、ほとんどがチェンジアップで、見極められると投げる球がなくなり、ストレートを狙い撃ちされるため、プロだと苦労しそうな印象を持っています。ただ当たれば1・2位がいきなりローテになって、チームの躍進の原動力となる可能性を秘めています。
そして3位指名の繁永は、力強いスイング良い打者ですね。中央大の野手はレベルが高く、昨年指名の吉納より早く出てきそうな選手です。この辺が出てくると、楽天の野手の若返りが一層加速して、Aクラスが見えてきそうです。
西武ライオンズ 93点

チームは借金14の5位と低迷ながら、2桁勝ちは2人となかなか良い。ただそのうちの一人の今井はポスティング予定。平良を先発に戻すようなので、後ろの投手が必要。そして昨年獲った渡部がしっかり活躍しているので、あとは外野強化とかになりそうです。
西武は1位での小島指名を公言してましたので予定通りです。そしてこれは結構牽制になりましたね。長年捕手問題があったので、打てる捕手を獲得できたのは大きいですね。かつ内野もできるようなので、打撃を活かしてセカンドなどをやりながら育成するのも1つの選択肢になりそうです。
2位は既述の平良の抜ける後ろの補強ですね。150kmのストレートとスライダーのコンビネーションが良い岩城を指名です。更に3位ではまだ不安定な外野をヒットマンの秋山で埋める完璧に近い指名です。
4位以下は少しポテンシャル採用な気もしますが、4位堀越は制球さえ定まればおもしろいので、この辺はキャンプでしっかり見たいです。
ロッテマリーンズ 95点

借金28の断トツ最下位でした。得失点差が100点以上あり、防御率が12球団最下位と課題だらけのチームです。どこから手を付けるかなと思っていたところどうだったか。。。
1位はなんと高校生の石垣でした。ここは即戦力だろ!と思ったんですが、しっかりくじも当てて凄かったですね。そしてここまで想像してたのかと思うのが、大学No.1左腕と思われる毛利を指名で、しっかり即戦力も補強できました。
そして3位で投打で才能を秘める奥村を指名したのはおもしろいですね。本人は投手と言ってますが、個人的には打者の方が結果出そうな気がしますので、ロッテがどう育てるか楽しみです。
総評
今年の最高点はロッテの95点で、最低はソフトバンクの78点となりました。
やはり目玉選手を獲得すると評価は高くなりますね。当然ながらその後の指名がやりやすくなりますから、当然と言えば当然ですけど。

中日が中西を獲得して85点で真ん中ですから、各球団かなり良かった印象ですね。巨人は投手3人獲ったものの、野手が皆川ぐらいなので、来年の打撃強化が気になるところですが、その辺はチームごとの振り返りでしっかり考えてみようと思います。
やはりドラフトはワクワクしますね。ここから未来のスターが誕生するのを祈りつつ、今いる若い選手たちも負けずに頑張って欲しいと思います。
いいなと思ったら応援しよう!
今日の夕飯は外食にします!!