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AIからプライベート・クレジットに繋がる「風吹けば桶屋が儲かる」みたいな話

年金を受給する年齢なのに全く投資ができていないじぃじです。
最早、土曜日の恒例となってきた NewsPicks NY のファンキーなジャーナリスト森川&後藤コンビによる「週刊ジョーホー番組」です。冒頭で「金融」と語っていたので「今回は関係ないかなぁ?」と思いつつも、珍しく森川氏による解説で、いつもの調子の良いトークに釣られて見ちゃいました😛

例によって映像を見るのがタルい方々のために Gemini の解説を追加しておきますと…


ご提示いただいたYouTube動画は、NewsPicksによる解説番組で「プライベート・クレジット(プラクレ)」と呼ばれる金融市場で起きている危機的な状況について、SaaS業界の動向(いわゆる「SaaSの死」)と絡めて解説している内容です。以下に、動画の主なポイントをまとめました。

1. プライベート・クレジット(プラクレ)とは

  • 概要: 銀行ではない非銀行金融機関(シャドーバンキング)が、企業に対して直接融資を行う仕組みです [01:52]。

  • 背景: リーマンショック後の銀行規制により、銀行が貸し出せなくなった高リスクな案件を、ブラックストーンやKKRといった大手PE(プライベート・エクイティ)ファンドが「プラクレ」として引き受けるようになりました [02:26]。

  • 市場規模: 米国だけで約300兆円に達する巨大市場に成長しています [02:59]。

2. なぜ「SaaSの死」が関係しているのか

  • 優良な貸出先だったSaaS: これまでSaaSは、サブスクリプションによる安定した収益(ARR)が見込めるため、金利10%以上の高利回りな融資先として非常に人気がありました [04:16]。

  • AIによる脅威: しかし、Claude(Anthropic)などの生成AIの台頭(エージェント・ショック)により、「ソフトウェアそのものが不要になるのではないか」「将来の利益が圧迫されるのではないか」という懸念が浮上しました [14:34]。

  • ジャンクSaaSの危機: 大手ではなく、ニッチな業務(例:給食費の支払いのみを行うような小規模SaaS)に特化した「底辺SaaS」などのデフォルト(債務不履行)率が急上昇するリスクが指摘されています [15:08]。

3. 現在起きている「取り付け騒ぎ」の正体

  • 解約の殺到: 去年の後半から、投資家たちがリスクを察知し、プラクレファンドから資金を引き出そうとする動きが加速しています [17:40]。

  • 引き出し制限: 多くのファンドには「四半期に資産の5%まで」といった引き出し制限がありますが、実際の請求はその数倍(40%超など)に達しており、資金がロックされる事態に陥っています [18:02]。

  • 金融システムへの影響: プラクレは金融システムに深く組み込まれているため、ここでの焦げ付きが連鎖すると「リーマンショック級」の事態を招く可能性があると警鐘を鳴らしています [06:00]。

まとめ

この動画は、これまで「最強のビジネスモデル」とされてきたSaaSの安定性がAIによって揺らいだことが、巡り巡って巨大な金融市場(プライベート・クレジット)の崩壊を引き起こしかねないという、テックと金融の交差点にある深刻なリスクを解説しています。


今回は Gemini の解説もちょっとざわついてますが、以前から「週刊ジョーホー番組」が繰り返して取り上げて来たアンソロピックのAIクロードの「SaaSの死」の影響力は凄まじいいという話です。

クロードの「人間に代わってソフトウェアをプログラミングできる」という能力を最近では「ノーコード」と形容されることが多く、今ではクロードの代名詞のように語られていますが、生成AIが登場する以前は SaaS というシステム(古くはサイボウズですとか、最近では freee の宣伝がネットでよく見かけます)のことをノーコードと呼んでました。ここ10年間ぐらいのIT業界のトレンドで、じぃじの同業者の多くの仕事は奪われた(じぃじは研究開発系に特化しているので細々続けてこられた)んですが…

この SaaS の隆盛がIT業界としては珍しく長期間だったことからプライベート・クレジットの安定した投資先だったことは今回じぃじも初めて知りました。昨年後半あたりから崩れ始めたというのが森川氏の主張です。元々、大手企業にとっては人件費などが膨れ上がって金食い虫だった情報システムを「サービスとして提供しますよ」というのが SaaS で大きくコストダウンを図れるのがセールスポイントだったのですが「AIを使えばもっと大きくコストダウンが図れる」というパラダイム・シフトが昨年から発生していると森川氏は説明してます。

確かに、昨年は米国の大手 SaaS 企業、セールスフォースだとかアドビなんかの株価が急激に低下していることが話題になりましたが…

今、その影響は大手だけに留まらず、アメリカの中小のジャンク SaaS 企業や、さらにその企業に投資をしているプライベート・クレジットのファンドにまで影響が広がっていて米国の金融システム全体が動揺し始めてるらしい。米国の銀行界のドン、ジェイミー・ダイモン(ジェームズ・ダイモン)は「ゴキブリを1匹みつけたら…」と語ったとか?相当怖い話に化け始めているってことです、ハイ。

というわけで…

まぁ、森川氏が「再びリーマンショックに匹敵する金融危機が訪れる?」的に語ると「煽ってるんじゃねぇ?」って気もするんですが、NISA貧乏が語られている日本では、そういう層から影響が顕在化するんじゃないかと怪訝に思ってしまったじぃじでした。

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