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残便感 ごめんね、ずっと急かしてた。

【残便感】「全部、出しきれてない感じ、するよね」

【自分】——うん。
出したはずなのに、まだ何か残ってる。

【残便感】「身体だけじゃないよね、それ」

【自分】……うん。
頭では、もう終わったって分かってるのに。
気持ちが、まだそこにいる。

【残便感】「納得できてないんだよ。
理解と、感情が、ずれたまま」

【自分】——そのずれ、ずっとあった。

【残便感】「知ってる。
骨盤底、ゆるみきれないまま。
感情が追いつくのを、待ってるから」

【自分】……感情って、遅いんだね。

【残便感】「遅くていいんだよ。
時間をかけて処理できる人は、ちゃんと誠実に向き合ってる人だから」

【自分】——早く終わらせなくていいの?

【残便感】「よくない。
無理に終わらせたものは、どこかに残るから」

【自分】どうしたらいい?

【残便感】「骨盤底を、意識してゆっくり緩める。
深呼吸、5回」

【自分】……うん。

【残便感】「吐くたびに、ゆるめていく。
出しきろうとしなくていい。
ただ、緩めるだけ」

【自分】——緩めるだけ、か。

【残便感】「終わったら、一つだけ。
まだわだかまってることを、言葉にして」

【自分】——怖い。
言葉にしたら、また向き合わなきゃいけない気がして。

【残便感】「向き合わなくていい。
ただ、名前をつけてあげるだけ。
名前がついたものは、少し軽くなるから」

【自分】……まだ、許せてない。

【残便感】「うん。
それでいいよ。
許せないまま、ここにいていい」

【自分】ごめんね、ずっと急かしてた。

【残便感】「もう、いいよ。
時間をかけていいよ」

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