計算力は、公文かそろばんか
はじめまして。えりママです。
インスタグラムで幼児教育や
知育について発信しています。
もと音楽の高校教員、専門は音楽教育。
知識欲旺盛でオタク気質なところがあり
絵本やおもちゃなどの資格も取得。
たくさんの方にインスタを見ていただけて
本当に本当に嬉しいのですが、
そのため比較検討癖と辛口レビューは
誰かを傷つけてしまわないか…と考えて
インスタでは発言しにくくなってしまい、、
でもこの情報が今後誰かのお役に立てるなら…と
つらつら書き殴っていきます。
(なので、初回から長文です😂)
計算力は、公文かそろばんか。
知育について発信していると
本当によく聞かれる質問があります。
「公文とそろばん、どちらがいいですか?」
私も息子が4歳になる頃
この問いに何か月も悩みました。
(今も悩むことがあります笑)
SNSの口コミを見て、本を読んで、論文を探して、近所の教室をリサーチして、体験にも行きました。
結論をいうと、そろばんを選びました!
note初投稿は「なぜそろばんを選んだのか」を書いてみたいと思います。
先にお伝えすると
「公文よりそろばんが優れている」
という話ではなくて、、
大切なのは
どんな計算力を育てたいか。
公文とそろばんは
伸ばす力が違うのです。
どちらも計算力を高める学習法ですが
アプローチは大きく異なることを
まずは知ることから始めました。
1、公文の特徴
公文は、プリントを使った反復学習です。
一人ひとりの理解度に合わせて教材を進め
学年にとらわれず先へ進めるのが大きな特徴です。
公文の強みは、
① 計算を自動化できる
同じ形式の問題を繰り返すことで、計算を考えなくてもできる状態を目指します。
例えば、
「8+7=15」
を毎回指を使って考えるのではなく、瞬時に答えが出るようになります。
② 学習習慣が身につく
宿題を毎日こなすことで、
決めたことを継続する力
学習を生活の一部にする力
自分で進める力
が育ちます。
幼児期から「勉強は特別なものではなく、毎日の習慣」と感じられるのは大きなメリットです。
③ 自学自習の力が育つ
公文では、先生が横について教える時間は長くありません。
(幼少期は10〜20分間つきっきりのところが多いですが)
子ども自身が教材を読み、考え、
わからない問題があってもヒントをもとに
自分で解決する経験を積み重ねることで
自学自習の姿勢が育ちます。
④ 学年を超えて進められる
理解できればどんどん先へ進めるのも公文の特徴。
小学生で中学範囲、高校範囲に進む子も珍しくありません。
「先取り学習をしたい」
という家庭には、とても相性が良いと思います。
⑤ 数式に慣れやすい
公文では、数字を「量」ではなく「記号」として扱います。
そのため、方程式など中学以降の数学にも
比較的スムーズにつながりやすいと言われています。
2、そろばんの特徴
そろばんは、珠を動かしながら数を扱う学習法です。
慣れてくると、頭の中にそろばんを思い浮かべて計算する「珠算式暗算」ができるようになります。
そろばんの強みは、
① 数をイメージとして捉えられる
そろばんでは、珠の動きを通して
「5は2と3に分けられる」
「8に2を足すと10になる」
といった数の関係性を、感覚的に理解していきます。
数を「量」として捉えられるようになることで、頭の中で数を自由に動かせるようになります。
② 暗算力が身につく
そろばんを続けると、頭の中にそろばんを思い浮かべて計算するようになります。
紙や筆算に頼らなくても、
足し算
引き算
掛け算
割り算
を素早く処理できるようになるのが大きなメリットです。
③ 集中力が育つ
そろばんでは、短時間で大量の問題に取り組みます。
一瞬の集中が求められるため
注意力
処理速度
集中を持続する力
を使う場面が多くあります。
④ 視空間的なイメージ力を使う
そろばんは、頭の中に盤面を思い浮かべながら計算します。
そのため、
位置関係を把握する力
イメージを操作する力
ワーキングメモリ
を使う学習法だと言われています。
近年は、そろばん経験と視空間ワーキングメモリとの関連を示す研究も報告されています。
⑤ 幼児期から低学年まで
珠算式暗算は、幼児から小学校低学年の時期が吸収しやすく
「今しか伸ばしにくい力」を育てたいご家庭にとっては、大きな魅力です。
2つの大きな違いは、
公文は、数字を「記号」として扱う。
そろばんは、数字を「量」として扱う。
同じ「計算力」を育てる学習法でも、目指している力は大きく異なるのがわかりますよね。
わが家が大切にしたかったこと
私が教材を選ぶときに大切にしているのは、
「いつまでに、どんな力を育てたいか」から逆算すること。
「人気だから」ではなく
「今のわが子に必要な力は何か」
という視点で考えるようにしています。
そろばんを選んだ理由
最終的な決め手は、4つありました!
1つ目は、
数を「量」として理解してほしかったこと。
これは、モンテッソーリ教育とも相性が良いと感じています。
モンテッソーリ教育が教具を使って数を具体物として学ぶように、そろばんも珠を動かしながら数を体感できるので。
幼少期におうちモンテで数や指先を鍛えてきた延長にそろばんがあるようなイメージです。
2つ目は、
幼児期だからこそ伸びやすい力を優先したかったこと。
公文式の計算は、小学生になってから始めても遅くないと考えました。
ですが、珠算式暗算は幼児から低学年の時期が吸収しやすいと言われています。
(5歳から小2まで、と聞いています)
今しか伸ばしにくい力を育てたいと思いました。
3つ目は、
途中で方向転換できること。
もし合わなければ、公文やドリルに切り替えればいい。
子どもの成長に合わせて、選択肢はいつでも変えられます。
「一度決めたら最後」ではなく、いつだって柔軟に。
たとえ途中で辞めることになっても、何事も無駄なことはなく、すべてが人生の学びになると思っています。
4つ目は、
息子自身が「やりたい」と選んだこと。
公文とそろばん、どちらも体験した上で息子に聞きました。
「どっちをやりたい?」
息子が選んだのは、そろばんでした🧮
学ぶのは子ども自身。最後は、本人の「やりたい」という気持ちを大切にしました。
公文か、そろばんか。
どちらが正解か。
答えは、子どもによって違いますし、
大切なのは
「どんな力を育てたいか」
という視点を持つことだと
お伝えしたくて記事を書きました✍️
両方はできない?
以前アンケートをとったとき
公文とそろばんを併用しているご家庭も
多くいらっしゃいました。
もちろん両方習うこともできます。
ですが、計算の考え方が異なるため
最初は戸惑う子もいます。
例えば二桁の計算では
公文は「1の位から順番に処理する」
そろばんは「大きい位から数を動かす」
という違いがあります。
多くの子は慣れると自然に使い分けられるようになりますが
気をつけたいのは、考え方の違いよりも「時間」と「負担」です。
両方始めると
宿題が多くなる
計算中心になりやすい
外遊びや読書の時間が減る
ことから、負担が大きいと
算数嫌いになってしまう可能性も。
勉強の最初のステップは
できる!楽しい!僕かっこいい!
が大切です。
幼児期は、計算だけでなく
言葉
思考力
運動
音楽
遊び
も同じくらい大切にしたいので、
計算を負担に感じない程度で
毎日少しずつ続けるのが
理想的だと思っています。
(負担に感じず、もっとやりたい!タイプは
存分にやるのがいいと思いますが
息子はこのタイプではありません🤣)
というわけで長くなりましたが、
わが家は悩みに悩んだ末に
毎日5〜15分のそろばんを選びました。
↑
次回は、実際につかってるこの教材について🧮
なぜ教室型ではなく、タブレットそろばん学習を選んだのか。
始めて数か月で感じた変化も含めて、詳しく書いてみようと思います☺️
