絵の具で描いたようなコバルトブルーの海が東京にあった|新島の海をめぐる旅
東京にも沖縄や海外の真っ青な海に負けず劣らずな海があったんだ…!

東京都の事業で東京の島の魅力を発信するお仕事で、私は新島の紹介記事を執筆・撮影するために、6月に新島を訪れた。
私が訪れた新島には、コーガ石という、火山活動によって生まれた土地から採掘されるもので、新島とイタリアのリパリ島でしか産出されないとても珍しい石がある。
新島を巡っていると、コーガ石で作られた建物やオブジェを目にしたり、工芸品やワークショップなど観光としても触れることができた。
新島をめぐっていると、たくさんのモヤイ像を目にする。実は渋谷にあるモヤイ像も、新島のコーガ石で作られたものなのだ。いつも集合場所として使う馴染みのモヤイ像なのに、そんなことも知らなかったことに驚きだった私。
旅先で、日々暮らしのなかで触れているもののルーツを知ると、とっても嬉しくなる。
記事では、「コーガ石」を軸に島の歴史を紐解き、いろいろな場所を巡り、実際にコーガ石を手にとって体験している。
これまで東京の島々には縁がなかった私。こんなにも自然豊かで、島独自の文化が根付いている場所が東京にあるとは知らず、とっても充実した旅ができた。
執筆した記事はこちらから読めます。よかったらご覧ください。
このnoteでは、記事では書ききれなかったけれど、私がすごく感動した新島の海のことを残していく!
今回の取材で、同行した新島経験者の友人が、新島に向かう船で「新島の海の色は特別。絵の具をべったり塗ったような青さですごいよ!」と教えてくれた。

そう会話をしている間にも、船の窓から見える海の色はどんどん濃い青い色になっていく。
船の上の住所は東京。これから向かう新島も東京。東京のど真ん中、コンクリートジャングルに囲まれながら暮らしている私には、いつも家族で遊びにいくお台場の海と、この海が繋がっているなんて、なんだか信じられなかった。
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新島に到着。船から出て、船着場に一歩足を踏み出して、まわりの海の色がこってりとした青さに驚く。
まだ取材ははじまっていないのに、ついついカメラを出して、シャッターを切り始めていた。と、思ったら、カメラの先には、別のフォトグラファーさんも同じように写真を撮っている姿があった。

この青い海を見たら、仕事とか関係なく、勝手に身体がシャッターを押してしまうんだろうなと思う。
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新島の、周囲はおよそ41.6km。車や自転車で簡単に島を1周できる広さだ。(実際には道路が通ってなくて、島をぐるっと1周はできず、島の中心地域から、北側と南側にそれぞれ往復していくルートがある)
私たちは取材や、空き時間でいくつかの海に足を運んだ。
島民からも愛される透明感とキラキラの羽伏浦海岸

観光スポットでもある、羽伏浦メインゲート前にある海。
島の東側にあるので、船着場がある西側の海とはまた違った海の色を楽しめる。

太陽の光の反射でキラキラと光が輝いていて、海の色は透明感がある。さわやかで夏にピッタリな色合いだ。
取材をしていると、羽伏浦の海にちなんだものを、いくつか目にした。

ランチで訪れた新島親水公園・れすとハウスには「新島クリームソーダ」があって、スタッフさんによると、羽伏浦海岸の真っ青な海の色をモチーフにしたのだとか。

酒屋さんを訪れると、めずらしい真っ青な酒瓶に「羽伏浦」と書かれた麦焼酎を発見。「羽伏浦海岸の爽やかなイメージを感じさせる」と紹介に書いてある。
新島に住む人たちにも愛される海岸なんだろうなと、旅のなかで実感した海岸だった。

サーファーが愛する隠れスポット・シークレット

羽伏浦海岸を南に進むとあるサーファーの聖地だっという場所。
車では「シークレット入り口」という場所から雑木林をかき分けて進んでいくと、海岸に到着。


こちらの海も島の東側にあるので、羽伏浦海岸に似た、透明感のある青い色をしている。
訪れたのは15時頃。すこし曇り空だったので、光の反射のキラキラはなかったけれど、じゅうぶん綺麗な水色の海を見ることができた。

階段を降りて、海岸に進むと、海の背後に断崖があらわれる。地層や岩盤が地殻変動によってずれ形成される、崖や段差だそう。
これもまた、「東京でこんなものが見れるんだ!」の発見のひとつだった。
「光と風と波の塔」で海風を感じる

新島港のすぐ南にある「光と風と波の塔」。
塔はコーガ石で作られていて、新島の西側の海を一望できる。


島の東側なので、海の色は濃い青色。風もあって、白波がとてもきれい。
この海の先に日本の本州があるなんて信じられない。(ずっと進めば、浜松あたりにぶるかる?)
毎日ちがう夕陽と出会えると島の人が言う前浜海岸

新島の中心部・西側にある前浜海岸。前浜海岸でちょうど夕焼けに出会うことができた。
この日はすこし雲がかかっていたけれど、空の青から夕焼けのオレンジに変わっていくグラデーションは圧巻。遮るものもない水平線がとても綺麗だった。
取材で出会った人からは、「夕日がとにかくきれい。色が毎日違って見える」と言われた。同行した新島経験者の友人は世界中を旅する人で、そんな人でも「新島で見た夕焼けが一番きれい」と言わせるほどの絶品夕焼け。
私もまた訪れて、この日とは違う夕日を見てみたい。
絵の具をべっとり塗ったようなコバルトブルーの海とはこれだった

取材も無事に終わり、船を待っている間、みんなでカフェで休憩。
それでも、我々は海を見たい!まだ出会っていない新島の海はあるはず!
と、友人とカフェを出て足早に海岸方面へ進む。昨日おとずれた前浜海岸に着くと、海一面がコバルトブルーの青で染まっていた。

「これが絵の具で塗ったような海の色!」と、行きの船で友人が教えてくれた、コバルトブルーの海の色の答え合わせをしたような気持ちだった。
海だけでなく、澄んだ青空もとてもきれい。「白って200色あるんやで」とは有名な話だけれど、青だって200色あるんじゃないのかと思ってしまうほど、私の目の前には無数の青がグラデーションとなって広がっていた。
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新島の海の色はきれい。そんな簡単な言葉では言い尽くせない。島のいろいろな場所でいろんな「青い海」を私に見せてくれた。きっと、また訪れても、このとき見た海の色とは違う「青」を見せてくれるんじゃないだろうか。
これが、東京。すごい。
ぜひ、実際に訪れて、その青さを確かめてほしい。
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この取材で書いた記事はこちら
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