Photo by
shigekumasaku
【読書note2/文芸】『川のほとりに立つ者は』
先日来、【2023年本屋大賞】のノミネート作品を少しずつ読み進めています。今回ご紹介するのも、そのうちの一つです。

■『川のほとりに立つ者は』
■寺地はるな著
■双葉社
■2022年10月
■1500円+tax

新型ウイルスが広まった2020年の夏。
カフェの店長を務める29歳の清瀬は、
恋人の松木とすれ違いが続いていた。
原因は彼の「隠し事」にあると思って
いたのだが、ある出来事をきっかけに、
すれ違いの「本当の理由」を
知ることになり……
■誰かについて語ること
自分の大切な人について、自分がどれほど知っているか。そう改めて問われると、存外自信がなくなったりします。
私たちは、誰かについて語るとき、その人が親しい人であれ、知り合い程度の人であれ、「この人はこうだよね、ああだよね」と、さまざまなエピソードを思い出しながら語ります。
だから、その人に関わるエピソードが多ければ多いほど、自分の思う人物像は確固たるもののように思ってしまいがちです。でも、一方で、言葉にすればするほど、その人を伝えるには何かが足りない気もしてきます。
ここから先は
2,231字
この記事のみ
¥
300
Amazon Payで支払うと最大2%還元のチャンス! 9/30まで

一か月で10本の書評を放り込みます。記事単体では300円ですから、マガジンの方が絶対にお得。また、記事が11本以上になったところで、値段をあげますので、早めのお買い求めがお得です。
【えりた書店】
30,000円
元書店員で、雑食系活字中毒者のえりたが「おもしろい!」「好きだ!」と思った本をジャンル問わずにご紹介。売れ筋の本も、ひっそり輝く本もステキ…
Amazon Payで支払うと最大2%還元のチャンス! 9/30まで

えりたのnoteにある有料記事が全部まとめてあります。また今後も記事は随時追加していきます。
この記事が参加している募集
記事をお読みいただき、ありがとうございます。いただいたサポートはがっつり書籍代です!これからもたくさん読みたいです!よろしくお願いいたします!
