【スペインごはん、わたし流。】超簡単オープンサンド、モンタディートを作ってみた!
今回は材料さえあればすぐできる!
スペイン流オープンサンド、モンタディートをご紹介します!
<今回のレシピ>
難易度 ★☆☆☆☆
料理後の洗い物の量 ★☆☆☆☆
材料の揃えやすさ ★★★★☆
コスト目安 ★★★☆☆
オシャレ度 ★★★★☆
所要時間 20分程度
■モンタディートってなに?
「Montadito モンタディート」とは、スペイン語 “montar = のせる”という動詞からきていて、
「小さなパンに具をのせた軽食(オープンサンド)」という意味です。
モンタディートはバルや家庭でよく食べられており、具材は地方によってさまざま。
今回は、トマトとアンチョビを使ったモンタディートの本格レシピをご紹介します!
バレンシア出身の友人が教えてくれたものですが、シンプルながら素材の味がはっきり感じられる一皿!ワインやビールとの相性も抜群です。
それでは、作っていきましょう!
【レシピ】トマトとアンチョビのモンタディート Montadito
🍽️材料(2人分)
• バゲット … 1/2本
• 完熟トマト … 1個(薄切り)
• アンチョビ(オイル漬け) … 4〜6枚
• エクストラバージンオリーブオイル … 大さじ1〜2
• 塩 … ひとつまみ(お好みで調整)
• にんにく … 1/2片(オプション)

🔪 作り方
①バゲットを1〜1.5cm厚にスライスし、軽くトーストする。
②トースト面に切ったにんにくをこすりつけ、香りを引き立たせる。

③トマトを薄切りにしてパンに重ね、ほんの少し塩をふる。
④塩漬けアンチョビをトマトの上に乗せる。
⑤最後にエクストラバージンオリーブオイルをたっぷりかけて完成!

このブログ史上一番簡単に作れる料理かもしれない(いつもガチすぎ)。
◾️作る時のポイント
• トマトは擦らず、スライスして断面のジューシーさを活かしましょう。
パンに擦り付けるのは「パン・コン・トマテ(pan con tomate)」という
カタルーニャ地方発祥の家庭料理になります。
• オイルはケチらず、たっぷり染み込ませて!ちょっとリッチなオイルを使うとなお良いでしょう。
• アンチョビは「ややしょっぱいかな?」くらいでバランスがとれます。
乗せすぎると塩辛くなるので加減に注意してください。アンチョビがない場合は生ハムでもおいしくできます。
◾️モンタディートの歴史とは?
モンタディートの起源は、15〜16世紀頃のバル文化の広がりとともに定着したと考えられています。
当時パンは庶民の主食であり、余ったパンに身近な具を載せて食べる習慣が生まれ、今日のスタイルへ発展したのだとか。
このスタイルは
• アンダルシア地方やバスク地方などのバル文化と深く結びつき
• 食事だけでなく 社交や会話の場 としての役割も持っています。
◾️スペインのタパス文化
スペインの食文化の象徴とも言える 「タパス: バーで出される小皿料理」 は、
食前酒や軽食として街のバルで楽しむ習慣です。
このタパスと相性の良いちょっとした
“軽食=モンタディート” は、
• 街歩きの合間の昼食
• バルで友人とシェア
• 飲み物と一緒に楽しむ
といった日常使いの食文化として定着しています。
スペイン発の人気チェーン「100 Montaditos」は、色んな種類のモンタディートを少しずつ楽しめるお店で、世界各国に展開しているそう。
公式Instagramを見ているだけでも楽しいです👇
スペインでは「タパスで一杯 → 次のバルへ → さらに違うモンタディートをつまむ」といったbar-hopping(バル巡り)が一般的とのこと。
日本でいう ”ちょい飲みハシゴ酒” って感じですね!
スペインでは「Tapear(タパエール)」という動詞もあり、
これは「タパス(=軽食)を楽しみながら飲み歩くこと」を意味します。
まさに ”モンタディートをつまみながら街を楽しむ文化” そのものを表す言葉なんですね。

いつかスペインに行ったら絶対に ”Tapear” しなきゃ!!
急速な円高ユーロ安になることを願うばかりです
(本ブログn回目の円安のくだり。ほんと円安って嫌になっちゃうね)。
◾️モンタディートとクリスマスの思い出
今回ご紹介したレシピは、10年ほど前にスペイン出身の友人がクリスマスパーティーの時に作ってくれたもの。
それまでアンチョビを食べたことがなかった私ですが、
”こんなにシンプルな組み合わせなのに風味良くてうまい!”と
当時新たな食の扉が開かれたのを覚えています。

料理センス抜群の彼の手から生まれたモンタディートは、パーティーの楽しさも相まっておいしさ倍増の一品でした。
*昼からスタートのパーティーだったけど7時間くらいみんなでずっと飲み食いして楽しかった!
親しい友人+おいしい料理+アルコールという条件がそろうと、時間感覚が崩壊するという現象が確認されました(再現性あり)。

こちらももちろんおいしかったです!
バレンシア出身のこの友人はビールやウイスキーなどお酒が大好き!
バレンシアでは朝からお酒(ビールやアルコール入りの熱いコーヒー)を飲む習慣があるそうなので、さすがだな〜という感じです。

普段あまりSNSやらないのにわざわざアップしてくれて感謝👍
それでも日本酒だけは苦手なようで、
私がいつぞやお土産で持ってきた日本酒を一杯飲んだ時は
“Disgusting!(気持ち悪い!)”と顔をくちゃくちゃにしていました。
せっかくのイケメンフェイスが…。
まあお酒は合う合わないがありますからね。
ドイツでグラッパ(蒸留酒、アルコール度数30-60度)飲んだとき
私も同じ反応になったので、気持ちはよくわかります。

この度数、手を消毒するものでは?(失礼)
残念ながら彼は大学院の留学期間を終えてスペインに帰ってしまいましたが、
もし私がいつかバレンシアに遊びに行ったら、朝から一緒にお酒を飲みながらバレンシアの本格料理を楽しみたいな。
為替は相変わらず厳しいけど、おいしいモンタディートと一杯のワインがあれば、
気持ちだけはいつでもスペインの友人の元に飛べる気がします。
読者のみなさまも、休日のブランチなどにモンタディートでスペイン気分を味わってみてはいかがでしょうか?
それでは、香り高い世界の食卓、次回も楽しみに!
