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zetsumetsusengyo
#毎週ショートショート「ときめきトゥーシューズ〜青猫と暮らす日々1〜」(本文500字)
ときめきトゥーシューズ〜青猫大好き〜
僕はカン太、小学五年生。
父さんと、おじいちゃんの古い蔵の片付けを手伝っていた。
立派な木の箱を見つけた。何か書いてある。
「父さん、これなんて書いてあるの?」
「うーんこれはね、"是、思ひ人の心ときめかせし爪先靴也"って書いてある。
簡単に言うと、ときめきトゥーシューズ、ってとこかな。」
「なにそれ?」
「おじいちゃんが言うには、このトゥーシューズを履くと、その直前にこの靴に触れていた人にときめいて、好きになっちゃうらしい。おじいちゃんらしい冗談だと思うけどね。」
「父さん、これ借りていいかな。」
「いいけど、必ず返さないとダメだぞ。」
「うん、わかった。」
靴を持ち帰った次の日の放課後、大好きな、のりかちゃんの下駄箱にそれを入れておいた。
バレエを習っているからきっと履いてくれると思って。
でも先に見つけたのはクラスのガキ大将、暴れん坊のたけぞうだった。
「なんだこれ、みたことない靴だな。
カン太、履いてみろよ。」
「嫌だよ。」
「いいから。俺が履かせてやるよ。」
たけぞうに無理矢理履かされた。
……
いや違う。
……男らしくて、優しくて、素敵なたけぞう君が僕に、とっても可愛い靴を履かせてくれたんだ。ときめきが止まらない。
(了)
〜あとがき〜
田原にかさんの企画に参加させていただいてます。毎回楽しいです。ありがとうございます😊
いつもこの企画では、たっくんとはるみんにお任せしてるのですが、違うものも書いてみようと思って書いてみました。
書き上げてみて思ったのは、記憶にはないのですがなんとなく既視感のある感じ。
確かに、書きながら頭の片隅に、青い猫型ロボットの存在があったことは否めません😅
自分としては、大好きなF先生を思って、ときめき込めて書いてみました😂
