先延ばしすると脳はどうなる?
実は脳が先延ばしせず、目の前のことにすぐ取り組んでいる時、その人の人間関係が良好になることが分かっている。
これは、すぐやることによる時間的余裕の確保が大きく影響しているから。
自分が自由にできる時間、仕事やその他の日常のしがらみから解放されて、自分のことだけを考える時間をしっかり確保することで、人は共感能力が高くなる。
よく自分を見つめ直すことを内省というが、人は内省することで感情の機敏に敏感になる。
共感能力が高く、他人の感情に寄り添い、理解する能力が高まるために、人の気持ちが分かる人になれる。
先延ばしの気がかりを作らずに、やるべきタスクをさっさと終わらせるすぐやる人には、当然時間の余裕ができるので、そうした内省の時間を持てる。
そのため、共感能力が上がって人間関係も良くなる。
逆に先延ばしで脳がマルチタスクになっていると、時間的にも心理的にも余裕がない状態がずっと続く。
約束がダメになったり、ギリギリになってしまって、信頼を失うことにもなりかねない。
そうなると、共感能力は低下して、他人のことより、自分のことという発想が生まれる。
先延ばしにして、慌ててタスクを処理する状況が続けば、他人の感情理解などに、意識を回せなくなり、結果、周囲との人間関係にも支障をきたすリスクが高くなってしまう。
