不測の事態を考える必要がある!
ビジネスにおけるリスクとは、マーケットに変化を及ぼす不測の事態全般を指します。
地震や洪水などによるインフラ被害もその一つですが、他にも政権交代などによる市場動向の変化、株価や為替変動による経済混乱、輸出入に関わる国際情勢の推移、エコロジーなどに代表される価値観の急変など、数えきれない不確定要素が存在します。
自然災害への対策のように一つ一つを想定してリスクを減らしていくことが理想なのですが、その計画と作業には膨大なコストと時間がかかってしまい、現実的とは言えません。
リスク管理において対策と同時に重要なのが、復元力です。
すべてのリスクを想定して対処するのが難しいのであれば、想定外の状況に陥った場合でも柔軟に対応できるように、組織そのものの体質を変えていく必要があります。
災害で道路が使えなくなった際、迅速に鉄道や空路へ切り替えたり、A国が政情不安で資源の輸入が難しくなってもB国から輸入する算段を図るなど、どのような状況の変化にも速やかに対応して元の状態へ戻していくロジックが求められています。
そのためには、俯瞰してサプライチェーンの全体を把握する鳥の目、自社統合監視など広域を見渡す魚の目、そして在庫と移動の実データといった部分情報を把握する虫の目など、情報のドリルダウンで構築していくことが必要不可欠です。
