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製本備忘録2024

当記事は、下記の企画に参加しています。



未来の自分のために、先のCOMITIA150で出した新刊の記録を残しておきます。

1年前にも同じ印刷所で製本したはずなのに、いろいろと忘れていたから。ついでに〆切前の苦しみも忘れていて本当にギリギリだったから。
人間は忘却の生き物とはよく言ったものですが、いくらなんでも忘れすぎだし、自戒も兼ねて。



・申し込みとか印刷所受付とか

去年COMITIA146に出た時のサークルカット等がそのまんま残っていたので申し込みは楽でした。
それ以外のCircle.msの使い方はまるでわかりません。
頒布物の登録くらいはしようかな……。登録するとどうなるんだ……?

今回も、使う印刷所はコミックモールです。

ここのトワイライトPPが、大好き!
でも毎回仮受付のしかた忘れてる! 会場直搬のときの希望納品日ってとりあえずイベント当日でいいんだっけ!?(よかった)

・書く

申し込んじゃえばもう書くしかない。
とはいえ、COMITIA146の時点で「150も出たいな〜」と思っていたから、ずっと書いてはいた。でもそれが本になるとは限らないんだなあ!
申し込んだ時に一番筆が乗っていたのが、“もともと本にしようと思ってた話のサブキャラのエロ小説”だったので、その過去編が本になりました。アダルトじゃなくて文芸で申し込んじゃったし。本当にアホ

でも去年も入稿〆切まで一ヶ月切ったあたりで「これじゃねえ!!!」つってInDesignに流し込むとこまでいってた話を全ボツして新しいの書き始めたから、そういう運命なのかも。


そういえば、今年の3月くらいから執筆にNolaを使い始めました。

スマホ・タブレット・PCの三端末で同期ができるのと、作品にメモをたくさん生やせるのと、アプリ上でGoogle検索できるのが良い。入力補助もなんだかんだ助かる。プレミアム登録しようかな〜となっています。
専科でおすすめされていたので出会えました。ありがとう。

前まではなにもかもをEvernoteで書いていたんですけど、例のアプデの時点で既にノートが400近くあり、なんかムカついて課金する気にもなれず。UpNoteやらidraftやら使ってみながら安住の地を探していたところだったので、本当に、𝑩𝑰𝑮 𝑳𝑶𝑽𝑬__

idraftは校正機能がついてて表記ゆれを一気にぶち殺せるのが便利なんだけど、サ終が決まってしまいました。使いやすい表記ゆれチェックツールがあったら教えてください。
なお、今回の新刊は余裕なさすぎて表記ゆれを殺しきれませんでした。〆切抱えてるときにオールナイトDJイベントに行くな。懺悔

ということで、ここからは限界原稿スケジュールでお送りします。
入稿〆切が月曜11:00!
本文書き上がったのが日曜0:00!
月曜は普通に仕事なので実質あと1日!

Q.ここから入れる保険があるんですか!?
A.ない。

・編集

InDesignのレイアウトグリッド設定も毎回忘れて過去のファイルをいちいち確認してるから、もうここに書きます。どうせ文庫しか作らないだろ。

未来の自分、感謝しろ。


  • 文字サイズ 11Q

  • 文字垂直比率/水平比率 100%

  • 字間 0H

  • 行間 8.5H

  • 行文字数 43

  • 行数 16

  • 天/ノド 18mm

  • 親ページ(旧マスターページ)の文字サイズ 9Q


本文をInDesignに流し込んだら、見開きページで文の区切りがくるようにこねくり回してページ数を調整します。

いつもの。生きてるって感じがする〜!

日曜朝4:00、やっとページ数が確定したので、カバーと表紙のテンプレートを印刷所のページから持って来ます。

ところで、InDesignがAdobeFontのヒラギノ明朝とヒラギノ角ゴだけ読み込んでくれず、永遠に動かなくなるんだけどわたしだけ?
InDesignが動くようになるまでPCを再起動し続ける時間が本当に虚無で困りました。
もうヒラギノだけ別で買うべきなのかな……。

・カバー、表紙

InDesignがヒラギノフォントを読み込まず動かない虚無の時間に、iPadでカバー用の絵を描いていました。

InDesign作業の終了後、白紙のテンプレートにひたすらガイド線を引きまくります。
コミックモールのテンプレートはガチ白紙なので
↑これ、フォトショ形式でDLしたテンプレートをイラレで開いてるせいでした。
開けるからいいや〜じゃないんだよ。
アホすぎる、何年同人やってるんだ??

最低限カバー折り返しと背幅のガイド線は引いておかないと、なにもできません。更に言えばヌリタシを含んだサイズで出てくるから、上下左右3mmのところにも引いておいたほうがやりやすいです。
↑全部引いてあります!!!!!!
ほんとうにごめんなさい!!!!!!

仮眠して起きたら日曜朝7:00、〆切まで28時間。
絵を描きつつIllustraterでロゴとカバーを作ります。パスツールとちょっとだけ和解しました。

ということで、どうやら表1のカバー絵を描き終えたのが12:30、昼食挟んで表4のカバー絵を描き終えたのが15:30。絵のデータはDropbox経由でPCへ。
ロゴ作り終えたのが17:00、カバー作り終えたのが17:30、夕飯食べて表紙作り終えたのが20:30ごろ。らしい。
正直あんまり記憶がないです。

Illustrator作業で大活躍したのが、本を作り始めた初期に買っていた素材集たち。これがなかったらたぶん間に合ってないです。

・注文と入稿

ページ数が固まれば正式に注文できるので、カバー絵が一区切りついた13:00ごろに印刷所に注文を入れていました。

去年は在庫切れ情報を確認せず遊び紙を選んでしまい、入稿後に電話がかかってきたので紙の在庫状況には気をつけていたんです、
まさかの表1-4をページ数に含むのを忘れて4ページ少ない状態で注文しており、入稿後に「注文の修正しておいたよ」という旨のメールが来ました。基礎中の基礎だぞ! 大反省。
↑2025年6月現在、表1-4含まず注文に変わっていました。わたしみたいなアホに優しすぎる。

最終的に本文、表紙、カバーのデータを全部PDFで書き出して、日曜の21:00ごろに入稿したみたいです。

なんとかなるもんだなあ。

でもこれを成功体験にするのは絶対によくない。いま見ると表紙(カバー下)とか各話の扉ページで力尽きてるの丸わかりだし。

・入稿後〜イベント当日までにやったこと

まずお品書きを作りました。サイズはA3。

↑のツリーに繋ぐ本文サンプル画像を作ろうと思ったら、やっぱりInDesignがヒラギノを読み込んでくれなかったので、別のフォントに置換して作りました。
そのため、実物とはちょっとフォントが違います。

イベントのたびに値札で迷うので、思い立って値札代わりの帯を作りました。

昼休みに職場から家に帰ってきて急いで作ってコンビニダッシュしたら当然のようにミスってましたね。もっと早く思いつけばよかった〜。
サイズはA3横で収まりました。

最後に、前日夜にお品書きをコンビニで印刷して当日を迎えました。
スペース机下にちゃんと段ボールがあって良かった。


・自戒ポイントと来年の自分へ


  1. 本にする話を急に変えるのはやめろ。徹夜でなんとかなってた頃の時速はたぶんもう出ない。

  2. 表記統一用の一覧を作れ。というか去年は作ってたのになんで今年作ってないんだよ。

  3. 紙の在庫見ろ! 表1−4をページ数に含むの忘れるな!!

  4. ヒラギノフォント、買おう。明朝のW3だけでもいいから。なんなら素材集も増やそう。


2025年の8月で、本を作り始めて10年になるらしいです。
2020〜22年の3年間は本を出していなかったので、10周年! と胸を張っていいのかわからないですが……10年……!?!?

折角だし、最初に出した本とその続編を文庫にまとめたいな〜と思っています。続編のほうは完売して久しいし。
にしたって10年前の文章と向き合うの、苦行すぎるかも。苦行を制したらたぶん新刊が出ます。
来年の自分、がんばれ。

……
本作り、たのし〜!

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