傷つかない練習
僕は「傷つかないた練習」という本を昨年の11月に書きました。プレジデントという本にも取り上げられたりしているようですが、先日、ひすいこたろう君がYOUTUBEで僕の本を取り上げてくれたのを知って、
自分は自分の本を、「自ら取り上げていないなぁ」と深く反省してしまいました。だって、親に褒めてもらえない子供が傷ついてカウンセリングに来るように、「僕の本」を作者である僕が、褒めて取り上げてあげないと、傷ついてしまっているかもしれませよね。
そこで今日は“5日間でできる傷つかないための練習帳“の中から一部を紹介したいと思っています。
『他者からの評価に、あなたが振り回されない心の持ち方』という箇所で、こう書いています。
僕たちは、良くも悪くも「他者からの評価」に敏感です。
「褒められれば嬉しくて」「否定されれば落ち込みます」それ自体は自然なことですが、問題は「他人の評価と自分の価値を同一視して信じてしまっていることが問題です。
これを続けると、まるで“操り人形“のように、他人の言葉や態度に心が揺れ動くようになってしまいます。
そこで
嫌な人に会ったときの“逆転の発想”を教えます。
僕は、嫌な態度を取る人に出会うたびにこう思います。
「僕が、この人でなくて、よかった!」
これはアメリカ滞在中、車を傷つけられたことがあります。そのとき同行していたカウンセラーの先輩が、笑いながらこう言いました。
「おいノブ、この車を傷つけて、楽しむ側じゃなくてよかったな」
彼は続けて「誰かが悪役を演じてくれているから、いい役が引き立つんだよ」と言いました。
その言葉を聞いてからというもの、僕は嫌な人を「僕の物語の中で悪役を引き受けてくれている存在」だと “捉える“ ようになりました。
すると、不思議なことに、怒りよりも、哀れみが感情が浮かぶのです。
また、「こちらをマイナスに評価してくる人には相手の事情がある」と書いています。
他人の評価は、その評価をくだした人自身の「価値観」や「心のクセ」に左右されます。
ある人が、「あなたを高く評価して」も、別の人は「あなたを低く評価するかもしれません」つまり、評価とは「絶対的な事実」ではなく、その人の「心のクセの感想」でしかないのです。
僕の講座の参加者で、いつも周囲の顔色をうかがってしまう女性がいました。彼女は、
「嫌われたくないから、人の反応を見てばかりで疲れる」と苦しんでいる彼女に、僕はこう尋ねました。
「ね、ね、その人は、あなたの“人生の全責任“を負ってくれるの?」また「その人の評価は、この全地球人の総意の意見だろうか?」
彼女は少し笑って、「…人生の責任を負ってくれないし、ただ、その人の意見でしかないですね」と答えました。
そうです。この本で伝えているのは、
「他人は、あなたの人生の一部しか知らない存在です。そんな断片的な情報から出たあなたへの評価に、あなたの人生すべてを委ねる必要はない」ということです。
そこで、他人の評価に振り回されないためには、
自分の中に「ぶれない自分の自分軸」を持つことが必要です。
• 自分が今日一日、自分らしく行動できたか
• 自分の信じる価値観を大切にして過ごしたか
• 明日の成長につながる選択が、今日、何度できたか?
このような内側の基準を持っていれば、外からの評価など参考意見にはなっても、心の根幹を揺さぶることはなくなります。
もし、そのような基準がなければ、あなたの「モデル」を見つけることです。
僕は、自分の周囲の人の中から「こうなりたい」というモデルを探します。
素敵な人は外に出れば必ずいます。また同時に「こうはなりたくない」という反面教師にも出会います。
明日、会社で探して見てください。こうなりたいという人が、一人もいないなら「転職のサイン」かもしれません。そうでなければ、あなたの“観察力“にゆがみがあるからです。
あなたの人生には「悪役」を演じる人も「モデル」になる人もいます。
それらは、あなたの人生の舞台を彩る重要な出演者なのです。
嫌な悪役からは「こうしない方がいい」を学び、良い役からは「こうしたい」を学ぶ材料にすること…
そうやって、自分の自分軸を少しずつ磨いていくのです。
だから、この本の中心で書かれていることは、「傷つきやすい自分」でいるのか、「自分が傷つかない練習」を始めるのかを問い続けている「本」になります。
他者の勝手な評価は変えられませんが、自分の心の持ち方は変えられます。
誰かの勝手な評価を「自分の価値」と混同せず、あくまで「一つの意見よね」として受け取るか、静かに心のゴミ箱に放り込むかは、あなた次第です。
あなたの人生の審査員席には、あなた自身が必ず中心に座っている必要があります。
外の声にあなたの人生を委ねるのではなく、自分の心を、この本で強くしなやかにしてみてください。
僕の誕生日の2月22日なのですが、もうすぐです。その日にでも、あなたも、この本を購入して“再誕生“を果たしてみてはいかがでしょうか?
