亡き猫さんと繋ぐ☆イタコちゃん
「故人と繋ぐ☆イタコちゃん」の記事を書いた翌日のこと。
新たなイタコちゃんの依頼が来た。
依頼主は記事を見たのでもなければ、このブログの存在すら知らない男性。まったくの別ルートだった。
亡くなった猫さんを供養してあげたというのがきっかけだったものの、猫さんが自分に何か言いたいことがあるのでは? と気になったということで、私にお声がかかった。
ペットのイタコは過去に何度もやったことがあり
る。
基本的なやり方はニンゲンと変わらないし、日本語と猫語の区別があるわけでもない。
イタコのとき「言葉」は用いないから、動物の言語を知らなくても困ることはない。
言葉の代わりに「想念」だけでコミュニケーションを取る。だからニンゲンでもペットでも同じ仕組みでやれるのだ。
たとえ故人が1秒しか現れなかったとしても、その1秒の中には、軽く短編小説1冊分くらいの情報量が含まれていたりする。
想念の情報量は膨大で、肉体のない霊の世界は、この想念が軸になって回っている。
言語がないので誤解が生まれにくく、逆にお互い嘘もばれやすい。ということはつまり私が嘘をついても霊にはお見通しというわけで(笑)、適当なことや不正確なことは言えないから、イタコのときは細心の注意が必要!
確信がないのにその場しのぎで適当にみつくろったりしてもすぐバレるので、けっこうシビアな世界よ。
遺族に伝えたいことがある故人の霊は、ときどき私に丸投げのこともある。ねえもうちょっと協力してくれたっていいんじゃないの、って思うこともあるけど、「丸投げしたって誰も得をしない」と途中から気づいて、態度を改めてくる霊もいたりする(笑)。
みんな対等にやるのがいちばんだよね。協力するほうが絶対にうまく事が運ぶ。
さて今度の猫さんはどんな性格かな。依頼主のことはどう思ってたかな。まだ覚えてるかな。
私に依頼するお客さんは、ある意味へんに肝が据わっている人が多い。なぜって、自分が聞きたいことだけ知りたいなら、とうにほかの霊能者のとこに行ってるだろう。
ペットちゃんはずっと虹の橋であなたとの再会を待ってますよ、と言ってくれそうな霊能者かヒーラーを無意識に探す人は、私のところにはたどり着かないようにできている。
私のところへ来たら、本当のことを聞かなければならない可能性が高い。でも、怖いことを言われて落胆して帰って行った人はこれまでいなかった。面白い! とか興味深い! とかいう感情が勝つのよね、きっと。
「前に進むために必要な嘘」はあるだろうけど、嘘の期限は思っているよりはるかに短いよ。
効果はすぐ切れるうえ、副作用がひどいもん。
まほうのことばである「虹の橋」は、効果の短い、副作用の強いお薬。
長期的にみて、飼い主さんを不健康にしてしまうから、我がイタコ院では処方しないことにしている。
