運送業に就いた話
40歳過ぎた辺りから、世の中の役に立ちたいという気持ちが強くなりました。
考えた末の行動のひとつがこちら
「2024年ドライバー問題」
私の解釈ではトラックドライバーの高齢化、若者の成り手不足から物流が滞ってしまうってヤツ。
難しい説明は出来ないので省きます…
(*・ω・)
ネットショッピングが主流になった現代。配達員不足も問題なようです。
なら暇な私が(若者ではないけれど)なればいいんじゃない?と思い立った2022年。
2tトラックを運転する自信はなかったので、軽バンでお宅に荷物を運ぶ配達員になってみました。
車の運転と地図読みには自信があったので、なんとかなるやろーと思い始めました。結果…半年しか続きませんでした。え?たった半年?ですよ。はい。
セールの時なんて毎日白目剥いてました。団地階段無し5階に住む人ほど、24本入りの飲料を注文します。
多い時は10ケース。それを5階までせっせと運ぶのです。足腰に自信があった私も流石にこれはヘラヘラ、いやヘロヘロになりました。
先輩の猛者たちは、元プロスポーツ選手、バリバリのヤンキーあがりのお兄ちゃん、その道30年のベテランおっちゃん…この三人は、ほんまに凄かった。
「1時間で15個の荷物を配る」
というのが、私が入った運送会社の目標です。私は最初5個しか配れませんでした。半年経つと10〜16個。バラつきはあるもののチラホラ目標達成出来るようになりました。しかし彼らは「1時間に20個〜30個」の荷物をお宅に届けるのです。これはほんまに凄い事なんです。
特に元プロスポーツ選手の彼。車から降りたらずっと走っています。一度彼の横乗り(私が不出来すぎるが故、助手席に乗って彼の仕事ブリを見学するツアー〈本来は助手として荷物を届けるお手伝いをする、仕事のコツを掴むのが目的〉)をしたのですが、エレベーター有りのマンションでも5階までは階段使わないとか言い出す始末。ヒョイヒョイヒョイと一段抜かしで階段を駆け上がり、猛ダッシュで階段を駆け降ります。
私が配達する時はマンション3階からエレベーターに乗るし、なんなら重い飲料は台車に乗っけて2階でもエレベーター使ってました。そら、1時間で配達出来る個数の差が生まれるのは当然。体力のレベルが違うのです。
車の運転技術がF1レーサー並み、運転得意な元走り屋ヤンキーの彼も。(しかし安全運転)
頭の中に住宅地図が完璧にインプットされているこの道30年のベテランおっちゃんも。
私とのレベルが違い過ぎるのです。
数々の職場を経験し転職回数だけは多い私。どこの職場にもプロフェッショナルはいましたが、この配達員の先輩は私が出会った中で1番仕事が出来る、シゴデキな方々でした。
3人それぞれ自身の特徴を活かし仕事に就いておられる。そして、人間性がすこぶる良い。優しい。
私が時間内に配達出来そうにない荷物を抱えていると、自分の仕事は終わっているのにヘルプと言って私の代わりに先輩方がお宅まで届けてくれます。
いつも「すみません、すみません」と言いつつ、荷物をどんどん先輩達の車に遠慮なく乗せて行く私…
(荷物をさっさと乗せないと余計に先輩方が帰宅するのが遅くなるので…)
「ええよ、ええよ、こんなん新人さんが届けられる量ちゃうやんなぁ!」
「全く問題ないっす!俺がなんぼでもヘルプ来るんで、そのかわり…辞めんといてくださいね!笑」
(辞めて、ごめんねぇ)
「こっちの荷物はこの区画だけで済むから、こっち配り!あとはおっちゃんに任せとけ!!」
とか言いながらの神対応。
好きーーー!!!ってなります、笑
私三人同時に好きになったのは生まれて初めての経験でした\(//∇//)\
アハアハ
いや、もう色恋とかではなく、人間性に惚れました。
結局体力が続かず、途中で挫折してしまったのですが…私がもう少し若く(あまり言いたくない言葉です…)体力があれば、出来れば極めてみたかった仕事でもあります。途中で辞めてしまいましたが、汗水流して働き人間らしさを取り戻せたお仕事でありました。
配達員を辞めたあと。
配達員時代に仲良くなった方に、配達員より楽やから…と紹介して貰った大手物流センターで荷物の仕分けをするお仕事。確かに配達員さんよりかは楽でした…が、こちらも体力が続かず1年で退職する事に…
1年前の今頃…
私は広大な物流センターでこんなに歩いていた…

それでもこれだけ歩いた物流センターより配達員のお仕事の方が私の体力的には厳しかったです。
ネットショッピングが主流になり便利になった時代の裏に、汗をかきながら身を粉にして働く人たちがいる事を私は決して忘れません。
運送業の皆様、配達員さん
物流センターの方々も
私はほんまに尊敬しています!!!
クリスマス頑張ってください。
皆様は
日本のサンタさんです(*^ω^*)
