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創作大賞感想・イセハラのモトニを読んで

NHKブラタモリを観ていた。

東京・三軒茶屋の紹介と共に「大山詣り」の話題が出る。
三茶の有名な三叉路は国道246号線と世田谷通りに分かれている。
そこはかつて「大山街道」と呼ばれ、現在の伊勢原市の大山へ続く参道であった。
江戸の人口が100万人の頃、年間20万人もの参拝者が訪れた。その交通渋滞を防ぐため、大山へ続く道は、現在の国道246号線と世田谷通りの二手に分かれたと言われている。

大山詣りも伊勢原市も三軒茶屋も行ったことがない私だが、大昔江戸の人々が歩いて大山を目指しその道が今も現存することに大きなロマンを感じた。

ちょうどこの放送を観た頃私は、コニシ木の子さん著『イセハラのモトニ』を読んでいた。ブラタモリの放送にあった『伊勢原市・大山』が舞台の小説だ。

ヨッキとセイセイが営むマンガ喫茶風の店舗。週末だけ開く厚焼き玉子が人気の店『元2もとに』。

店舗の常連客、ナオミさん。

ヨッキ達とナオミさんとの交流が優しさとユーモアと共に描かれている。

同じ歳を重ねるなら、私もナオミさんのように粋で芯がブレない、自分の引き際を見極め、四つん這いにまでなって惜しんでくれる友達を作り、それを温かく包み込むような人になりたいと思った。

誰しもが忘れたくない一日があると思う。その一日は、人生で早々訪れることがない奇跡であったりする。

登場人物たちがその奇跡を作る軌跡を追った物語。それが『イセハラのモトニ』であった。

著者のコニシ木の子さんは、noteの世界で『#なんのはなしですか』を作り拡めた人だ。

なんのはなしですかのミッション:誰もがどんな些細なことでも、楽しく、自由に、表現出来るようにする。

このミッションの元

老若男女、地位や肩書き、そんなものは取っ払い、創作を通して『ひとりの人』としてのびのび生きられる世界を作り出してくれた人だと私は思っている。
私は『#なんのはなしですか』に出会い、noteを書いてみようと思った。体いっぱいに空気を取り込み、息が出来る幸せをnoteの路地裏にひっそりと存在する『#なんのはなしですか』の世界で感じている。

この『#なんのはなしですか』のエッセンスが『イセハラのモトニ』にもふんだんに盛り込まれている様に感じた。
木の子さんの哲学が散りばめまれている。ヨッキが女性を想う愛の表現が愛おしい。

小説の中のあの景色は、登場人物たちのぬくもりによって読み手も一緒に見せてもらえた景色。
『#なんのはなしですか』を通して木の子さんや路地裏の皆様のぬくもりを感じる私は小説と同じ景色がいつか見れるかもしれない。そんな想いに浸った。

偶然が重なり出会った人たちが繋がり同じことでなんのはなしですかと笑い泣き人生を面白がる。

noteで出会えた皆様と同じ時代に生きれていることに最大限の感謝をして、私は『イセハラのモトニ』を読み終えた。




7/13・路地裏の皆様と実際に出会える奇跡を前に、木の子さんの小説の感想を書かせてもらいました。

とてもとても緊張していますが、本当に当日辿り着けるのか自分でもわかりませんが(笑)分身ではなく、生身のラディがお伺い出来るように尽力します。会場でお会い出来る方もスタエフ配信、X実況を通してお会い出来る方も同じ時間を共有出来る幸せを当日噛み締めたいと思っています。どうぞよろしくお願いします!

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